「串刺しだねぇ、わかるとも!」
プロフィール
真名 | キングゥ |
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クラス | ランサー → アヴェンジャー |
性別 | なし(魂については不明)※ |
身長 | 自由自在 ※ |
体重 | 自由自在 ※ |
出典 | − |
地域 | − |
属性 | 中立・中庸・天 ※ |
設定担当 | 奈須きのこ |
ILLUST | 森井しづき |
CV | 小林ゆう |
演 | 山﨑晶吾 |
※ 公式でのプロフィールの情報は無く、ゲームシステム仕様等からの推測による。
概要
『Fate/Grand Order』に登場するキャラクター。
第1部7章『絶対魔獣戦線 バビロニア』における主要人物である。
エルキドゥに似て非なる者。
見かけこそエルキドゥだが、その存在は塩水の母神ティアマトの七大魔獣の筆頭。
さらに言えば、魔術王によりエルキドゥの墓を荒らされ、その亡骸に聖杯を設置したからなのか、肉体に新しい命が宿り“キングゥとして”生まれた、エルキドゥでもキングー神でもない人物。肉体がエルキドゥと同じであるだけで魂は全くの別人。キングー神とはどういった関係かは作中でも明らかにされていない。
名前の由来となったキングー神は、ティアマトの息子神にして魔獣の統率者であり、同じ役割を担う存在として、魔術王によりこの名前をあてがわれた。
ただし、キングゥ自身はキングー神のことを負け犬扱いして、小馬鹿にしている。
こうした出自のためか、劇中では一貫して男性扱いされており、当初はゲームシステム上も男性属性が与えられていたが、後にその間違いは修正され男性属性はなくなった(ちなみにエルキドゥの肉体は泥であり神造兵装だからなのか、性別がないと解釈されている。『CCC』では言及なしで、『strange Fake』のプロフィールでは性別なしと記載されている)。
クラスはエルキドゥのものであるランサー、一部ではアヴェンジャーともなる。
元々のエルキドゥとは異なる、紫色の瞳を有しており、ここで見分けることができる。
顔の表情も不機嫌であったりとエルキドゥとは違い感情的に色々な表情を見せる。
第1部7章における災厄の引き金であり、聖杯の保有者。
魔術王に唆されてティアマト(仮)をも出し抜き、真なるティアマトの復活による「人類のリセット」を企て、これまでの人類史を根底から焼却するつもりだった。
特異点に降り立ってすぐに魔獣の群れに取り囲まれて危機に陥った主人公たちの前に登場。
「エルキドゥ」を名乗って彼らに近づき、魔獣を追い払って信用を得る。
その後、ウルクの防衛の要害である北壁を主人公達に見せ、メソポタミアの惨状を教え、王都ウルクに入るためと偽って主人公達を辺地の森に誘い、そこで彼らを抹殺するつもりだった。
しかし、その場に馳せ参じたマーリンとアナに正体を看破されると、本性を露わにして主人公達に襲いかかる。
その後、数度に亘って主人公達を襲撃。その度に圧倒的な実力で追い詰めてくる。
ティアマトを「母さん」と呼び慕い、何においてもティアマトの復活を第一とし、そのために聖杯を利用して呼ばれた『三女神同盟』の仲介人として立ち回って、女神達の行動を裏から操作していた。
能力
スキル・宝具・攻撃モーションいずれもエルキドゥのものと同一だが、
後述のように、宝具名のみ『人よ、神を繋ぎとめよう(エヌマ・エリシュ)』ではなく
『母よ、始まりの叫をあげよ(ナンム・ドゥルアンキ)』となっている。
宝具
母よ、始まりの叫をあげよ(ナンム・ドゥルアンキ)
- ランク:不明
- 種別:不明
- レンジ:不明
- 最大捕捉:不明
「母さんはお怒りだ。滅びの潮騒を聞け……!『母よ、始まりの叫をあげよ(ナンム・ドゥルアンキ)』!!」
モーションはエルキドゥの『人よ、神を繋ぎとめよう(エヌマ・エリシュ)』と同じく、自身が黄金の鎖と融合した槍として突撃するというもの。
ゲーム中では【単体の防御力ダウン(3ターン)&単体攻撃&〔神性〕特性を持つ場合スタン状態を付与(1ターン)】という効果。
人よ、神を繋ぎ止めよう(エヌマ・エリシュ)
- ランク:A++→EX
- 種別:対粛正宝具
- レンジ:0~999
- 最大捕捉:1000人
「母の怒りは過去のもの。いま呼び覚ますは星の息吹――『人よ、神を繋ぎ止めよう(エヌマ・エリシュ)』―――!!!!!」
ストーリー終盤にて使用したエルキドゥと同じ宝具。
概要2
秘められた謎
しかしキングゥには不可解な言動も散見される。
「ボクは、エルキドゥではないのだから……」
まずギルガメッシュには、何故か近づきたがらない。
彼の最愛であり、ウルク最大の英雄であるエルキドゥの“皮”を得ているからなのか、ギルガメッシュ暗殺どころかウルクに潜入して暴れることさえ躊躇している節がある。
この姿勢は、7章前半でティアマト(仮)が半覚醒してウルクを襲撃した際が特に顕著で、ウルクの北壁を叩き潰そうとしたティアマトの間に割って入り、ウルクへの直接侵攻を「まだ母さんは完全な覚醒ではない」と諫めて止めている。
また子供を傷付けたがらない。
これもティアマトのウルク侵攻の後に見せた行動で、ティアマトの神殿で攫われてきた子供をこっそり逃がしている。そのことに関し、虜囚として捕らえた牛若丸からも指摘されており、言い淀んでいる。
その後、ゴルゴーンをおとりに使うことで、夢魔の能力でティアマトが目覚めぬように抑えていたマーリンを仕留めることに成功し、ウルクを窮地に陥れる。
真のティアマトの復活が成就するかと思われたその矢先、一転してキングゥは絶望の淵へと立たされる。
キングゥが望んだのは、無意味に争うことなく共生できる、生命として理想の人類だった。
ティアマトによって生み出されたラフムを量産型、自身を高性能なプロトタイプの司令塔と位置付け、ラフムの統率を試みるが、当のラフムは想像以上の冷酷さに加え、彼らに「旧型・できそこない」などと罵られ、反逆されてしまう。
終いには、自身の魔力炉であり心臓である聖杯を奪われてしまい、ラフム達から用済みと抹殺対象にされる。
瀕死の状態でエリドゥを逃げ回る中、ウルク市民から変質した一体のラフムに、「親愛なる英雄・エルキドゥ」として語りかけられ、助けられる。
迫るティアマトを前に、全滅覚悟の決戦に挑むギルガメッシュ王とウルク市民。そして主人公一行。
その前夜、エルキドゥの記憶に導かれたのか、キングゥはウルクの神殿(ジグラット)のそばにいた。
そこで、自身の肉体の持ち主にとっては絶対の存在であり、自身にとっては最も倒すべき敵ギルガメッシュと対面する。
ギルガメッシュは一方的に言葉を浴びせかけたのち、キングゥに「友愛の対象だ」と発言。
そして、こともあろうに聖杯の原典である「ウルクの大杯」を、キングゥの新たな魔力炉であり心臓として与える。
彼はかつての自分やエルキドゥのように、残された「自由」のままに行動をしろとだけキングゥに言い残すと、立ち去っていった。
一方的なやり取りに呆然とし、一時は「それができたお前らとボクは違う」と、キングゥは絶望すら感じていたのだが……
そしてウルクを舞台に全てを掛けて至った最終決戦。
ウルクの地下にある冥界にティアマトを叩き落とし、不死の神性を剥奪する乾坤一擲の大作戦が発動した。
ウルクは炎に包まれ、ギルガメッシュも主人公達を庇って重傷を負った。
何もかもが絶望的になり、あと数歩でギルガメッシュでさえ踏みつぶされそうになった。
しかしそこに、
「この体が。やるべきことを覚えている。」
ウルクを蹂躙するティアマトを前にし、キングゥは『天の鎖』として立ち塞がった。
母に未来を閉ざされたくないと考え、戦う道を選んだ果てには、自分そのものと言える宝具『人よ、神を繋ぎ止めよう』を発動。ティアマトの動きを封じ込めると、そのまま物語から退場した。
人間を蔑み、謀略を巡らせ、その果てに母の真意と裏切りに絶望し、何かもを失ってそのまま消えるかと思われたキングゥ……
だが最後には、その身に残されていた“人と神を繋ぐ『天の鎖』”としての矜持を選ぶと、エルキドゥ本人と同様、ギルガメッシュと共に巨大な災厄に立ち向かう。
そしてその行動を選ばせたのは、肉体に刻まれたエルキドゥ本人の「ギルガメッシュに会いたい・話したい」という遺志(想い)ではなく、「母の望む人類史は、自分の望んだそれとは違う」という、キングゥ自身の信念だった。
わずか1時間ながらもティアマトを抑え込み、その時間稼ぎによって最悪の事態は回避され、主人公たちは冥界での決戦に到ることが出来たのだった。
ギルガメッシュは自分達同様、自由意志(意思)から逃げではなく戦いを選んだキングゥに、「誇りある勇姿を、この目に焼き付けた」と賞賛を送っている。
その後、成田氏が書いたエルキドゥの幕間で、「エルキドゥという英霊の本質は肉体にこそあり、別人の魂が宿っていたとしても、宿った魂の物語は、肉体に「道」として刻まれて、英霊の座に刻まれる」。
つまり、エルキドゥの場合は、座に登録されているのは「魂(ソフトウェア)」ではなく「肉体(ハードウェア)」であるという解説がなされている。
もしかしたら、キングゥの物語が「エルキドゥ」という肉体の霊基に刻まれたことで、別側面としてキングゥが召喚されることもありえるのかもしれないと、エルキドゥは語っている。
だが、別側面としてとはいえ、あくまで肉体という機体が同じであるだけで、魂は全くの別人である。
システム統合された際、エルキドゥはキングゥに対して「彼は、自分の意志(意思)で想うように生きた。」と尊敬と羨望の念を向けている。
エルキドゥの死後、キングゥがエルキドゥの姿で敵となり現れたことで、エルキドゥの名はウルクの民に恐怖の存在として歪められたが、エルキドゥはキングゥを責めようとせず、自分の意志(意思)を貫いたことに賞賛を送り、キングゥを受け入れた。
人物
一人称は「ボク」。
身の内にある芯の強さを秘めている点では、エルキドゥによく似る。
しかし、根本的に生命を肯定するエルキドゥに対し、キングゥは残虐性がありその分感情の振れ幅も大きく「人類への倦厭」をいだいている。
自身と同じような生まれの魔獣に対しても「駒」程度の感慨しかなく、敵対者に対してはサディストともいえる嗜虐性・残酷性を見せる一面がある。
戦闘スタイルは合理主義を自負しているわりには、無駄を嫌ったエルキドゥに比べると遊びが多い。
エルキドゥは純粋な性能比較としての正々堂々とした勝負なら好むものの、戦い自体は好まず楽しまないのに対し、キングゥは戦闘や相手を制圧することに楽しみを見出している。
また、自らを「完全な生命体」として認識し、対峙した相手の言動によって苛立ちや焦りを見せるなど、キングゥは感情の起伏が激しい面が散見される。
一方で、器の持ち主であるエルキドゥに引っ張られるように、子供やウルクへの攻撃を無意識に忌避しており、また母と崇めるティアマトを「母さん」と呼んで慕うなど、単純な“悪”とは言い難い側面も強い。
もっとも、ティアマトに対するこだわりは、キングゥにとっての“唯一の存在意義”だったためなのだが。
最終的には「天の鎖」としての矜持を呼び覚まし、母(ティアマト)から離れて自分の意志(意思)で人間を護る決意を持つに至った。
性別
体は神造兵装(泥)だからなのか、性別概念がない(無性)と解釈されている(『CCC』では言及なし。『strange Fake』のプロフィールでは性別なしと記載されている)。
キングゥ自身の魂の性自認は「男性」だと多くのユーザーに思われているが、説明が一切ないので、実際はどうなのかは詳細不明である。
- ゲームシステム上では後にその間違いは修正されたが、修正される前は、完全に「男性」扱いされており、エルキドゥには効かない男性特攻がよく効いていた。修正後は男性特攻は効かないのでここら辺も根拠に乏しい。
- エルキドゥの声と比べると、キングゥの声はやや太く低い。しかし、CV担当の小林ゆう女史は地声はとても高い声なのだが、キャラの演技をする時は女性キャラもキングゥくらいの低めのトーンで演じられることもあるので、ここら辺で断言はできないし、根拠に乏しい。
- 自らを「息子」と名乗る。ただし、モードレッドのように女性だけど自らを息子と名乗る場合もあるので、ここら辺も根拠に乏しい。
- 一部のサーヴァントはエルキドゥを「エルキドゥ嬢」「彼(彼女)」「彼女」と呼ぶが、キングゥのことは「キングゥ君」「彼」と明確に区別して呼ぶ。
- 英語媒体では三人称では単数形の『they』が使われるエルキドゥに対し、キングゥは一貫して『he』。
能力
魔術王が設置した聖杯を心臓として収納しているため、ギルガメッシュとエルキドゥより上かもしれないと言わせるほどの高い出力を持つ。神代のマナ濃度の中でも時速500キロで飛行でき、エルキドゥでもここまでの速度は出せないとのこと。エルキドゥより精神面にムラが見えるが、聖杯の魔力供給によりスペック自体はエルキドゥを凌駕するといったところか。
関連人物
己の魂が宿っていた肉体の持ち主。
第1部7章はエルキドゥが亡くなった後を舞台にした物語である。
作中のキングゥはギルガメッシュを気にするが、その「ギルガメッシュに会いたい・話したい。」という想いはエルキドゥ本人のものであって、自分の想いではないことを理解している。
エルキドゥ自身はキングゥに対して「彼は、自分の意志(意思)で想うように生きた」と尊敬し、羨望し、最大限の賛辞を送り、ただのシステムである自分はそうなれなかったと考えている。
エルキドゥの幕間で、キングゥのその後が明かされた。
ウルクに残っていたキングゥが変異した鎖の欠片は、ウルクを復活を試みるティアマトやラフムから守っていたのだ。エルキドゥはウルクを再び守ってくれたキングゥに感謝の言葉を伝えた。そして、その鎖の欠片はエルキドゥの霊基に取り込まれた事でシステム統合し霊基がアップデートされ、エルキドゥはキングゥの物語を引き継いだことで、それまで制御されていた世界と一体化できるようになり、一瞬だけなら攻撃を回避できるという能力を得てスキル強化された。
多くの者が彼のキングゥに対する考えを図りかねていたが、彼がいだいていたものは無念でも怒りでもなく、エルキドゥの肉体に宿り、天の鎖を受け継いだ別人の魂「後継機」が、どのような人物になるのかという期待だった。
彼はキングゥのことを『天の遺児』と呼称していた。
実の母ではないが、母と崇める女神。
絶対であると同時にただ一つしか無かった存在意義。
協力関係にあった偽りのティアマトであり、共犯者。
一時とはいえ、親子として過ごしていたことで互いに情をいだいており、作中でも名前を呼び合うシーンがある。
奈須きのこ氏の言及によると、彼女に対しては見下しながらも、同族意識をいだいていた。
一度だけ対峙した英雄。
このたった一度の対峙をきっかけに後にプレイヤーを震撼させる存在となる。
エルキドゥの墓を暴き、エルキドゥの肉体に聖杯を設置した事でキングゥは生まれたのか、生まれたキングゥを手引きしていた存在。
キングゥの存在が後に彼の実態を暴くヒントの一つになっている。
無数のラフム達に追い詰められていたところを助けた一体のラフム。
このラフムは、エルキドゥ本人に感謝の言葉を伝えて、キングゥを助けた。
キングゥは、それは自分に向けられた言葉ではないことも、自身は感謝されることはしていないことも理解している為「エルキドゥではない自分にありがとうと言われる資格はない。」という考えと同時に、身体に刻まれている自分のではないエルキドゥ本人の記憶/記録が流れてきて、その矛盾に苦しみながら涙を流す。
キングゥにとっては命を救われたが、同時に更なる苦しみとなってしまった。
元ネタとなった神ではなく、キングゥの名前の由来である。
Fate世界でもキングー神は存在しており、ティアマトの息子神だったのかもしれない。
キングゥ自身はキングー神を小馬鹿にしているが、キングゥとの関係性も不明。
その後
『冠位時間神殿 ソロモン』
冠位時間神殿・生命院区画の制圧戦には、キングゥではなく、エルキドゥ本人が参戦した。
……のだが、実はこの時のエルキドゥには、以下のように、本人であると断言するには、少々不自然な点がいくつか見られていた。
- 瞳の色がキングゥのもの。
- ゴルゴーンが意味深に、「キン……エルキドゥ」と名前を言い間違えている(これに関しては、単にエルキドゥとは初対面だったからという可能性もある)。
- 怨敵イシュタルとの対面があったからとはいえ、少々発言の毒が強い。
- そもそも主人公とは何の縁もなかったはずなのに、肉体に引っ張られたからだとか、そういった説明も挨拶すらもない。
後にエルキドゥの幕間にて、
- キングゥの物語は、座に登録されているエルキドゥの肉体(霊基)に刻まれている(このため主人公との縁もギリギリある)。
- このため、目の色がキングゥの目の色である紫色に変わることもある。
- エルキドゥは、自身のマスターの性質に合わせている。
……という補足解説がなされており、生命院に現れたエルキドゥは、紛れもない本人であるという可能性が高まることになった。
しかしそこには確かに、キングゥの面影が存在していたということも、否定することはできないだろう。
『デスジェイル・サマーエスケイプ』
メイヴ監獄長に囚われていたエルキドゥは、自由の身となるために、大監獄を破壊する機会を窺っていた。
監獄を去る際、彼(彼女)はゴルゴーンの元を訪れ、戒めから解放する。絶対魔獣戦線の記憶を持たず、ゴルゴーンとも初対面だったエルキドゥだが、それでも何故か、己の心臓(キングゥの意思)が、ゴルゴーンを助けたいと訴えていたようだ。
「複合神性。復讐に落ちた女神が、ただの一度も自由を知らぬまま消えることを、二度とは見たくない」と。
その時に、ゴルゴーンはエルキドゥから確かにキングゥの面影を感じ取っていた。
『冥界のメリークリスマス』
砂集めフリークエスト「第一の門 串刺しクリスマス」にて、衝撃の復活。
前触れなく突然になされた再登場は、ひょっとしたらサンタクロースとして配布されるかもという望みが断たれ、悲嘆に暮れていたファンの間に、激震を走らせることとなった。
無論フリークエストなので、このクエスト自体にシナリオは用意されていない。
しかしこのクエストを周回することで、無限にキングゥを堪能することが可能になり、代償に無限にキングゥをいじめ続ける罪悪を背負わされることになった。
エネミー名の「ワンナイト・ドリーム(一夜の夢)」とあるように、「クリスマスイブにしか顕現できない」という設定なのかもしれない。
余談
- 専用攻撃台詞の「串刺しだねぇ、分かるとも!」が特徴的なため、『FGO』関連のwikiのコメント欄やなりきりBOTなどでは新たな俗語ネタとして多用されている。
- ネタバレに配慮してキングゥ(キングー)という真名を隠すため、度々語感の似ているピングーと呼ばれることも。
- キングゥが自らの名を明かすのは、第1部7章中でもほぼ中盤に位置するタイミング。このためか、7章が舞台化・アニメ化された際にも、事前情報では一貫してエルキドゥというキャラクター名で紹介されており、執拗なまでに本名を隠されている。アニメ5話では公式MADも作られた。