ピクシブ百科事典

キングゥ

きんぐぅ

Fate/GrandOrder7章のネタバレ防止用の分割記事
目次[非表示]

〓※ 警告 ※〓

エルキドゥに関して、第七章以降のネタバレに関する内容となっております。
苦手な人、これから遊びたいから避けたい人はブラウザバックを推奨します。






















概説

キングゥとは、Fate/GrandOrderに登場する人物である。

ネタバレ(1)

ある兵器の記憶


母さんもお怒りだ。


エルキドゥに似て非なる者
見かけこそエルキドゥだが、その存在は塩水の母神ティアマトの七大魔獣の筆頭
さらに言えば、エルキドゥの墓所からその亡骸を奪い取り、別の命を入れて“キングゥとして”再誕した、エルキドゥでもキングゥでもない、またどちらでもある混ざりもの
名前の由来となったキングー神は、ティアマトの息子神にして魔獣の統率者であり、同じ役割を担う存在として、この名前が与えられた。ただしキングゥ自身は、キングー神のことを負け犬扱いして小馬鹿にしている。
こうした出自のためか、劇中では一貫して男性として扱われており、当初はゲームシステム上も男性属性が与えられていた(後に修正。ちなみに、元のエルキドゥには性別がない)。
クラスはエルキドゥのものであるランサー、一部ではアヴェンジャーともなる。元々のエルキドゥとは異なる、紫色の瞳を有しており、ここで見分けることができる。

第7章における災厄の引き金であり、聖杯の保有者
魔術王に唆されてティアマト(仮)をも出し抜き、真なるティアマトの復活による「人類のリセット」を企て、これまでの人類史を根底から焼却するつもりだった。

特異点に降り立ってすぐに、魔獣の群れに取り囲まれて危機に陥った主人公たちの前に登場。
「エルキドゥ」を名乗って彼らに近づき、魔獣を追い払って信用を勝ち取る。
その後ウルクの防衛の要害である北壁を主人公たちに見せ、メソポタミアの惨状を教え、王都ウルクに入るためと偽って主人公たちを辺地の森に誘い、そこで彼らを抹殺するつもりだった。
しかし、その場に馳せ参じたマーリン共連れのアナに正体を看破されると、本性を露わにして主人公たちに襲いかかる。

その後、数度に亘って主人公たちを襲撃。その度に圧倒的な実力で追い詰めてくる。

ティアマトを「母さん」と呼び慕い、何においてもティアマトの復活を第一とし、そのために聖杯を利用して呼ばれた『三女神同盟』の仲介人として立ち回って、女神たちの行動を裏から操作していた。

スキル・宝具・攻撃モーションいずれもエルキドゥのものと同一だが、
宝具名のみ「人よ、神を繋ぎとめよう(エヌマ・エリシュ)」ではなく
「母よ、始まりの叫をあげよ(ナンム・ドゥルアンキ)となっている。

「母さんはお怒りだ。滅びの潮騒を聞け!」

ネタバレ(2)

しかし彼には不可解な言動も散見される

まずギルガメッシュには、何故か近づきたがらない
彼の最愛の友であり、ウルク最大の英雄であるエルキドゥの“皮”を得ているにもかかわらず、ギルガメッシュ暗殺どころかウルクに潜入して暴れることさえ躊躇している節がある。
この姿勢は、7章前半でティアマト(仮)が半覚醒してウルクを襲撃した際が特に顕著で、ウルクの北壁を叩き潰そうとしたティアマトの間に割って入り、ウルクへの直接侵攻を「まだ母さんは完全な覚醒ではない」と諫めて止めている。

また子供は絶対に傷付けたがらない
これもティアマトのウルク侵攻の後に見せた行動で、ティアマトの神殿で攫われてきた子供をこっそり逃がている。そのことに関し、虜囚として捕らえた牛若丸からも指摘されており、言い淀んでいる。

そして真のティアマトの復活が成就した後、彼は絶望の淵へと立たされる。

ネタバレ(3)

偽物だった


彼が望んだのは、無意味に争うことなく共生できる、生命として理想の人類だった。

ティアマトによって生み出されたラフムを量産型、自身を高性能なプロトタイプの司令塔と位置付け、ラフムの統率を試みるが、当のラフムの想像を絶する陰湿・残忍さに加え「旧型・できそこない」などと罵られ、反逆されてしまう。
終いには自身の魔力炉としていた聖杯を奪われてしまい、ラフムたちから用済みと抹殺対象にされる。
瀕死の状態でエリドゥを逃げ回る中、ウルク市民から変質した一体のラフムに出会い、そのラフムから「愛すべき英雄・エルキドゥ」として語りかけられ、助けられる。

ネタバレ(4)

迫るティアマトを前に、全滅覚悟の決戦に挑むギルガメッシュとウルク市民。
その前夜、気が付くとキングゥはウルクの神殿(ジグラット)のそばにいた。
そこで彼は、自身の肉体の元の持ち主の友であり、最も倒すべきギルガメッシュと対面する。

するとギルガメッシュは一方的に言葉を浴びせかけたのち、彼を「親友」と呼んだ。
そしてこともあろうに聖杯の原典である「ウルクの大杯」を、彼の新たな魔力炉として与えて去っていった。

まったく一方的なやり取りに呆然とするキングゥ。
しかし、その中でただ去来する何かがあった。

そしてウルクを舞台に全てを掛けて至った最終決戦。
ウルクの地下にある冥界にティアマトを叩き落とし、不死の神性を剥奪する乾坤一擲の大作戦が発動した。
ウルクは炎に包まれ、ギルガメッシュさえ主人公たちを庇って重傷を負った。
何もかもが絶望的になり、あと数歩でギルガメッシュさえ踏みつぶされそうになった。

そこに――


「―――この体が。やるべき事を、覚えている。」

「――エヌマ・エリシュ」


ウルクを蹂躙するティアマトを前にし、キングゥは「エルキドゥ」として立ち塞がった。
最後は、自分そのものと言える宝具『人よ、神を繋ぎ止めよう』によってティアマトの動きを封じ、そのまま物語から退場した。

人間を蔑み、謀略を巡らせ、その果てにただの魔獣でしかなかった母の実態に絶望し、何かもを失ってそのまま消えるかと思われたキングゥ。
だが彼は、最後は紛れもなく英雄・エルキドゥとして、その身に残されていた“人と神を繋ぐ『天の鎖』”としての矜持を取り戻し、かつてのもう一人の自分同様、ギルガメッシュと共に巨大な災厄に立ち向かった。
わずか1時間ながらもティアマトを抑え込み、その時間稼ぎによって最悪の事態は回避され、主人公たちは冥界での決戦に到ることが出来たのだった。

エルキドゥの幕間では、「エルキドゥという英霊の本質は肉体にこそあり、別の魂が宿っていたとしても、肉体が体験した経験であるなら、エルキドゥのものとして英霊の座に刻まれる」という解説がなされている。
キングゥという個人としてではなく、「異なる世界のエルキドゥ」としてではあるが、英雄としての彼の生き様は、世界にも認められ座に至ることになった。
もしかしたら自分の霊基の別側面として、キングゥが召喚されることも、あり得るのかもしれないと、エルキドゥは語っている。

性格

合理性を重視し、身の内に強い闘争心を秘めている点はエルキドゥによく似る。
しかし決定的に違うのは、「人類への倦厭」を抱いている点で、そのためならばいかなる手段をも講じて実行する。
自身と同じ生まれの魔獣に対しても「駒」程度の感慨しかなく、何より敵対者に対してはサディストともいえる嗜虐性・残酷性を見せる一面がある。
毒舌なのもその表れだろう。戦闘スタイルはギルガメッシュ同様、手数で敵を蹂躙する乱射型であり、合理主義を自負しているわりには、無駄を嫌ったエルキドゥに比べると遊びが多い。
また、対峙した相手の言動によって苛立ちや焦りを見せるなど、エルキドゥよりも感情的な面が散見される。

一方で、かつての器の主に引っ張られるように子供やウルクへの攻撃を無意識に忌避しており、またティアマトを「母さん」と呼んで慕うなど、単純な“悪”とは言い難い側面も強い。
もっとも、ティアマトに対するこだわりは、彼にとっての“唯一の存在意義”だったためなのだが。

最終的には「天の鎖」としての矜持を呼び覚まし、母(ティアマト)から離れて自分の意思で人間を護る決意を持つに至った。

なんにせよ、一途で直向きなのがキングゥの本質といえる。

関連人物

エルキドゥ:自身のオリジナル。第七章は彼が亡くなった後を舞台にした物語である。
ティアマト:母親。絶対であると同時に、ただ一つしか無かった存在意義

ギルガメッシュ:複雑な関係にある元・親友。多くの者が、彼のキングゥに対する想いを図りかねていたが、彼が抱いていたものは、無念でも怒りでもなく、友の肉体を受け継ぐ「後継機」が、どのような者になるのかという期待だった。
ゴルゴーン:協力関係にあった偽りのティアマト。奈須きのこ氏の言及によれば、彼女に対しては僅かながらも、同族意識を抱いていたという。
牛若丸:一度だけ対峙した敵方のサーヴァント。このたったい一度の対峙をきっかけに、後にプレイヤーを震撼させる存在となる
魔術王ソロモン:キングゥを手引きしていた存在。キングゥの存在が、後に彼の実態を暴くヒントにもなっている。

ジャンヌ・オルタ:直接的な面識はないが、「本来の人類史には存在しない、特異点で発生した偽の英雄」の前例。経緯はいくらか異なっているが、その後サーヴァント化する資格を得たという点でも共通している。
アルトリア・ペンドラゴン(ランサー)エミヤ・オルタ:「異なる歴史を辿った世界の同一人物」繋がり

その後

冠位時間神殿ソロモン

冠位時間神殿・生命院区画の制圧戦には、彼のオリジナルであるエルキドゥが参戦した。
……のだが、実はこの時のエルキドゥには、以下のように、本人であると断言するには、少々不自然な点がいくつか見られていた。
・上記の瞳の色がキングゥのもの。
・ゴルゴーンが意味深に、「キン……エルキドゥ」と名前を言い間違えている(これに関しては、単にエルキドゥの方とは初対面だったからという可能性も高い)。
・怨敵イシュタルとの対面があったからとはいえ、少々発言の毒が強い。
・そもそも主人公とは何の縁もなかったはずなのに、肉体に引っ張られたからだとか、そういった説明も挨拶すらもない。

もっとも、後にエルキドゥの幕間にて、
・キングゥの体験は、座にいるエルキドゥに刻まれている(このため主人公との縁もギリギリ結ばれている)
・このため、目の色がキングゥのものに変わることもある
・そもそもエルキドゥは、自身のマスターの性質に合わせて、立ち振る舞いを変えることが多々ある。
という補足解説がなされており、生命院に現れたエルキドゥは、紛れもない本人であるという可能性が高まることになった。
しかしそこには確かに、キングゥの面影が存在していたということも、否定することはできないだろう。

デスジェイル・サマーエスケイプ

メイヴ監獄長に囚われていたエルキドゥは、自由の身となるために、大監獄を破壊する機会を伺っていた。
監獄を去る際、彼はゴルゴーンの元を訪れ、彼女を戒めから解放する。絶対魔獣戦線の記憶を持たず、ゴルゴーンとも初対面だったエルキドゥだが、それでも何故か、己の心臓が、彼女を助けたいと訴えていた。

複合神性。復讐に落ちた女神が、ただの一度も自由を知らぬまま消えることを、二度とは見たくない」と。

ゴルゴーンがそこに見たもの。僅かであってもエルキドゥの霊基に、確かに刻まれていたその面影は……

冥界のメリークリスマス

ワンナイト·ドリーム


砂集めフリークエスト「第一の門 串刺しクリスマス」にて、衝撃の復活
前触れなく突然になされた再登場は、ひょっとしたらサンタクロースとして配布されるかもという望みが断たれ、悲嘆に暮れていたファンの間に、激震を走らせることとなった。
無論フリークエストなので、このクエスト自体にシナリオは用意されていない。しかしこのクエストを周回することで、無限にキングゥを堪能することが可能になり、代償に無限にキングゥをいじめ続ける罪悪を背負わされることになった。
エネミー名の「ワンナイト・ドリーム(一夜の夢)」が意味するものとは、果たして……

余談

  • 専用攻撃台詞の「串刺しだね、分かるとも!」が特徴的なため、FGO関連のwikiのコメント欄やなりきりBOTなどでは新たな俗語ネタとして多用されている。
  • ネタバレに配慮してキングゥ(キングー)という真名を隠すため、度々語感の似ているピングーと呼ばれることも(メイン画像)。
  • 地味に商業グッズが存在する。アルジャーノンプロダクトより発売の「きゃらとりあ」シリーズでは、第四弾にキャスタークラスのギルガメッシュがラインナップしているのだが、よく見るとその傍らに、暗い色の瞳で目つきの悪いエルキドゥ=キングゥが立っている。


関連イラスト

7章落書き(ネタバレ)
巣


キングゥ
FGOまとめ



人よ、神を繋ぎとめよう
無題



関連タグ

Fateシリーズ 偽者

pixivに投稿された作品 pixivで「キングゥ」のイラストを見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 3434194

コメント