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ソロモン(Fate)

そろもん

「Fate/Grand Order」に登場するキャラクター。
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概説

Fateシリーズ』及びTYPE-MOON作品にてたびたび存在を語られていた魔術王ソロモン

Fate/Grand Order』における全ての事態の黒幕と思われる人物。紀元前における古代イスラエル
レフ・ライノールらから「王」と呼ばれている。
TYPE-MOON世界による魔術の始まりとなった人物であり、その死と同時に神秘の衰退が加速した要因となった。

略歴

第二特異点でレフが変貌した魔神柱の名前がソロモン七十二柱の悪魔の名を冠していたことからその存在が示唆され、第三特異点で父親であるダビデから僅かに人物像が語られた。
Fateシリーズで最強クラスの魔術師であるコルキスの王女メディアサーヴァントとしてではない、つまり完全にフルスペック状態の魔術師として敗北したと明言し、魔術師では決して勝てないと宣言したほどの存在だと伝えられる。
そして、ついに第四特異点の最終局面でその姿を現す。

しかし、第四特異点に現れたのは「読書で一冊読み終えて、次の本を読む前に用を足しに行く様な物」だったらしく、カルデア陣営の特異点修復を全く歯牙にもかけておらず、七つの特異点を修復してようやく自分が解決すべき案件として考えようという程度(つまりは排除対象とすら思っていない)。
主人公の「人類を滅ぼして楽しいのか」との問いに、悪魔のような異様な形相で笑いながら肯定し、それが人類の救いだと罪悪感も悪びれもせずのたまった。
そして主人公マシュに「人理焼却によってお前らはもうとっくに死んでいるも同然だから、全部諦めれば楽だぞ(意訳)」と一方的に忠告して行方を眩ました。

第七特異点にて、自らが送り込んだ聖杯を使って現地での配下としたキングゥとの会話では、靄に包まれ目に当たる部分から光を発する影の様な姿で登場し、ティアマトが封印によって出現できていないこと、全ての時空に存在していた光帯を回収したことを彼に告げる。その際の様子は以前に主人公たちの前に姿を現した時と違い、冷静な口調であった。

人物

父親のダビデ曰く、残酷で悪趣味、愚者ではあるが正直者だった

Fateシリーズで過去に彼と似たような事を計画した人物に、人類を容易く絶滅し得るこの世全ての悪を使おうとしたギルガメッシュが居たが、彼はあくまで裁定者として生きる価値のある人間を選別しようとしたのであり、更に彼は人間が作り出す物には価値を見出している等、色々と人間に対しての考えをしっかり持っている(この辺については『Fate/Extra-CCC』を参照)。

しかし、このソロモンの場合は、人類を「死を克服できなかった知性体」と評し、死への恐怖心を捨てられなかったなら知性を捨てるべきだったと決めつけ、マシュ曰く生命への感謝が全くない、自分の価値観だけで人類史全てを焼却しようと目論む、人類種の天敵とも呼べる存在である。

ここまで聞くと明らかに身勝手な考えで人類を滅ぼそうとする外道ではあるが、生前の彼を知っているダビデの評と人類史焼却という惨状を見て感じたサーヴァントたちの評には食い違いが出ており、謎は更に深まっている。
アンデルセン曰く、「愛の無い獣、そのくせ夢だけは人一倍」(直接対面する前の評価。ちなみに直接対面した時には「俗物」と切り捨てている)。
エドモン・ダンテス曰く、「怨念を持たない者」。
天草四郎曰く、「世界の崩壊なんて夢とは呼べない。だから致命的に何かが壊れている……あるいは“何もない”」。
ギルガメッシュ曰く、「憎しみの化身」、「愚かな憎しみ」、「何も残さないこと。それだけに執着した愚か者」。

ダビデによれば、最初から王だったため、そもそも人理焼却に至る行動以前に自由なんてなかったのだという。

ロマニ・アーキマンは当初、黒幕がソロモンであることを否定したがっていたが、魔神柱たち、一体の英霊セイバーランサーといった別々の側面で現界し得ること、そしてキングゥという事例からその正体を察した。曰く、『ソロモンであって魔術王を騙る者』。

第6章で、特異点に混ざり込んだアトラス院で出会ったホームズが、主人公らがソロモン王と相対した時の様子を聞いて導き出した推理によれば、

『ソロモン王は鏡のような性質。複数の属性を持ちすぎており、そのために相手をしている人間に反映した態度を取る』

つまり、粗野な人間が相手ならば乱暴な態度で、冷静な人間が相手ならば真摯に対応するといった具合に相手がどんな人間かで反応が変わり、好戦的な者が視れば好戦的に、温厚な人間が視れば温厚に視えるらしい。これが、マシュが第4章での会話で唐突に魔術王の態度や表情が変わったように感じた違和感の正体だったのである。

それでも、終始一貫している魔術王ソロモン自身の思考は「人間には関心が全くない、生命には価値がない」ということであり、ホームズはこれを「人間に全く関心がないために平然と人理焼却ができる」と推理した。そしてもう一つの理由として、「人理焼却の次に行う仕事に取り掛かっており、それが忙しい」からではと推測しており、魔術王が何もかも滅ぼした先に何を行おうとしているのかという新たな疑問を提示した。

「七つの特異点を修復したら相手にしてやろう」という言葉の真意は、「第七の特異点こそ絶対的な自信の表れであり、これが攻略されたら多少関心を向けてやる」というもの。第一から第六まではレフなどの彼の命令を受けた子孫たちが覚醒して行動を起こし、各特異点となる時代に聖杯を齎すことで特異点を形成していた。しかし、第七特異点だけは、ソロモンが生きた時代よりもさらに過去にあたるために、ソロモンが自らの手で聖杯を過去に飛ばしている。そして、どの時代からも外れた場所にあるソロモンの居城=神殿の座標は第七の聖杯に示されているという。

そして第七の聖杯をカルデアが得たことにより、逆にソロモン自身も同じように時空から外れたカルデアの場所を検知。カルデア自体をソロモンの居城である冠位時間神殿へと引き寄せる。2017年という未来を迎えるためのソロモンとの最終決戦は秒読みの段階へと至った。

また、なぜかマシュに興味を抱いている。その真意はフラウロスを通して知った彼女を「人間に作られた短命の者がどのように生きるか」というサンプルケースとして見ていたが故である。

ある人物が見たと思われるFGO世界の「冬木市の聖杯戦争」で、ソロモンは勝者であるマリスビリーのサーヴァントだった事が判明、彼からは『唯一の友』と信頼されていた。自分に求められた仕事をこなす事以外の感情はないらしく、上記の自由が無いという表現が正しい性格の様である。しかしマリスビリーから聖杯で自分の望みを叶えてみろと言われた時には、その際の自分の表情をまるで他人事のように回想していた。

能力

一応は英霊であるが、彼は自らの死後、自らの意思で英霊として新生し、生きながらにして英霊となった規格外。彼が従えていた七十二柱の魔神たちは受肉して醜悪な肉の柱の怪物『魔神柱』となり、時空を飛び越え、地球の自転を止めるための楔として打ち込まれているらしい。
なお、この魔神柱は、肉の柱に無数の眼球を持つという共通点はあるものの、微妙に個体によって造形に違いがある。
七十二柱の魔神たちは、「常に72体同時に存在する」ということそのものが概念となっており、その性質はタコと形容する方が早い。頭がソロモン、足が魔神柱たちであり、倒されたとしてもすぐに補填することが可能。

メディア・リリィをサーヴァントではなく純粋な魔術師として打ち負かした上に自分の情報を語れないよう行動の制限を掛ける、ただ視線を合わせただけで主人公の魂を監獄塔シャトー・ディフへ堕ちる様にしていた(上記で主人公を見逃したのもこれのため、エドモン曰く「見逃されたのではなく、もう終わったものとして見捨てられた」)、同じような形でマシュの夢の中にロマンに変装して現れたり等、魔術師として桁違いの存在である。

冠位(グランド)

4章のソロモンは現界するにあたって、サーヴァントとしての器が既存のサーヴァントたちとは決定的に異なっていた。

聖杯戦争のサーヴァントはあくまで人間が根源に至ろうとする目的のため、英霊を扱いやすくする都合で、本来の『決戦魔術・英霊召喚』をモデルにしたにすぎない。その原型となる本来の英霊召喚は、“文明より生まれ文明を食らう終わりの化身、人類全体に対する自業自得のアポトーシス”なるモノを討つための手段であり、そこに召喚されるのは人類最高峰の七人とされ、グランドの名を冠するサーヴァントとなる。そのグランドという器のために既存のサーヴァントたちよりも出力を大幅に上回っている。

サーヴァントとしてのそもそもの器(霊基)が違うため、通常のサーヴァントたちを一瞬で塵屑のように屠ることができるほどの圧倒的なまでの力を持つ。
だが、一応倒す手段がないわけではない模様。ダ・ヴィンチは倒す手段と居場所を探す方法がわからないと説明したのに対し、ロマンが逡巡した後に居場所がわからないとだけしか言わなかったことから、居場所さえ突き止めればどうにかできる方法があるようである。そして、決戦前のロマンがフォウに対して放った独白では、魔術王には唯一の隙が存在し、そこを突くことが彼に対抗できる唯一の手段だというのだが…。

ステータス

※現時点で判明している数値

筋力耐久敏捷魔力幸運宝具
EEBA++A++A++

保有スキル

スキル名備考
啓示:B"天からの声"を聞き、最適な行動をとる。『直感』は戦闘における第六感だが、啓示は目標の達成に関する事象全て(例えば旅の途中で最適の道を選ぶ)に適応する。ソロモンが啓示を受けたのはただ一度きりだが、彼はその啓示を元に只人の手でも行える現象操作術―――即ち、魔術を確立した(それまで魔術は神に連なる者のみの業だった)。
召喚術:EX過去、あるいは未来から霊体を喚起する魔術。“七十二柱の魔神”と呼ばれる霊的存在を語りあげ、有能な使い魔として成立させたソロモンの召喚術は魔術の王の名に恥じないものだ。ソロモン王が残した知識に悪魔を使役する術があるが、その写本は後にレメゲトン、あるいはゲーティアと名付けられた。
ソロモンの指輪:EX神から授かった十指にはめる指輪。魔術の祖、王の証でもある。十の指輪がすべて揃っている場合、人類が行うあらゆる魔術を無効化し、また配下に納める。
千里眼:EXソロモンの千里眼は過去と未来を見通すという。最高位の魔術師の証たる「世界を見通す眼」。


字面を見た限りでは確かにハイスペックではあるが、ステータス表記だけを見れば総合的に勝るサーヴァントも決して少なくない。
ただ、彼の場合は根本的な器のランクが違っているので、この表記ははっきり言ってアテにならない。
器のランクの違いも含めて通常のサーヴァントを基準としたステータスに反映した場合どういうステータス表記になるのかは不明だが、EX(規格外)が複数出るものと思われる。
驚愕すべきは「ソロモンの指輪:EX」。これは事実上、魔術師である限りどうあがいても勝てないという極めて悪辣なスキルである。これと関連してか、各特異点でソロモンの意のままにさせられていたのは人間の魔術師、及びキャスタークラスのサーヴァントたちだった。

ただし、「人類が行うあらゆる魔術」という言葉は、裏を返せば「人類以外が扱う魔術は除く」とも読み取れる。例えば、魔界生まれのファーストレディの魔法、夢魔と人間のハーフであるマーリンによる魔術など、人外の力までも無効化できるかは定かではない。

宝具

誕生の時きたれり、其は全てを修めるもの(アルス・アルマデル・サロモニス)

  • ランク:EX
  • 種別:対人宝具


ソロモン王の第三宝具。原罪のI。
各特異点に渦巻いている光の輪。幾億の光を束ねている光の輪はその一条一条が聖剣の光に匹敵しており、この宝具の熱量を上回るものは地球上には存在しない。
人理定礎を破壊し、人類史の強度を無にし、ソロモンや魔神柱の凝視で火を放ち、炎は地表を覆ってあらゆる生命と文明を焼き尽くし、残留霊子として摘出される。そのエネルギーを束ねたものがこの光帯である。
ただし、魔力を束ねる力を失えば光帯としての形を維持できずに大気に満ちるマナとして拡散し、その結果として超新星の如き爆発に匹敵する威力で発生領域を跡形もなく消し去ってしまう。

ギルガメッシュが瞑想した中で記した天板では、「過去と未来を視ながらも何もしない王に対する憤り、そして、その憤った者らによって全ての時間と魔力を投じることで光帯が作られた」かのように読み取れる。
さらには「原罪のI」という表記、原罪のIIを意味する存在が実際に出現したことから推察するに、この光帯の正体は人類悪という最悪の災害とも取れる。

戴冠の時来たれり、基は全てを始めるもの(アルス・パウリナ)

  • ランク:A
  • 種別:対界宝具
  • レンジ:999
  • 最大捕捉:?人


ソロモン王の第二宝具。魔術王の拠城である「神殿」にして、時間と隔絶した虚数空間の工房。その実態は、固有結界「時間神殿ソロモン」。
生前におけるソロモン王の魔術回路を基盤にして作られた小宇宙であり、カルデアスが地球の極小モデルケースなら、この宝具は宇宙の極小モデルケースである。
魔術王の魔力が続く限り存続できるが、魔術王が消滅すればこの特異点も玉座を残して消滅してしまう。
正しい時間軸には存在せず、この特異点の座標を示すのはBC.2655のウルクに送り込まれた第七の聖杯のみとなっている。
この空間は人類悪と言われた災害の獣「ビースト」の霊基に満ち満ちており、ビーストの眷属である魔神柱が蠢いている。
この領域は一つの生命であり、末端から中心にエネルギーを送り込むことで魔術王の玉座に計測不可能なほどの魔力を満たしている。
特異点の中心であり心臓部にあたる玉座を守るかのように、そこへと繋がるルートは塞がれている。玉座に乗り込むには末端である敵領域を破壊する必要があるが、魔神柱一体を倒すには複数のサーヴァントを必要とし、魔神柱が倒されたとしてもまた新たな魔神柱が誕生するため、七十二柱全てを殺し尽くさなければならない。

また、「○○の時来たれり」というフレーズは魔神柱のスキル名でも確認できる。

カルデアではグランドオーダーの前に3体英霊が召喚されている。第二号はマシュに融合したシールダー、第三号はダ・ヴィンチちゃん
第一号はオルガマリーの父であった前所長の死と共に消息不明とされており、前所長はカルデア内ですら徹底的に第一号の存在を秘匿していたという。

  • 第6章でホームズが様々な痕跡を調べても、人理を焼却した『魔術王』と『ソロモン王』がどうにも結びつかず、事実、一度相対した経験のある主人公も「何かが足りない」という違和感を抱いていた。
  • ギルガメッシュが千里眼を以て記した天板では、「過去と未来を視ることができて全ての悲劇に対処できるはずが、何もしない王に対する憤り」が描かれている。その中での彼が発した一言は、人理を焼却した傲慢なる魔術王として知られる人格とは若干乖離しているようにも見える。
そして、終章では、この憤りを記した最後の文章での一人称が「我ら」となっていたことが判明し、そもそも魔術王とソロモンが別の存在であるかのように描写された。
  • オープニング映像後半でソロモンの手の甲にある紋様と同じ柄の召喚陣らしきものが一瞬表示される(映像では光が溢れるため、何かを召喚、あるいは発動する直前だと思われる)。この紋様は終局特異点のシンボルマークにもなっており、他の特異点のマークと違い、容易に連想できる図柄が特にないことから、シナリオに関わる重要な何かなのではとファンの間で考察されている。

余談

  • エドモン・ダンテスに協力を持ち掛けるもすぐに離反されてしまうが、この時も相手の本質を勘違いしていた。人の本質や在り様を正しく認識できない、或は認識がそもそもズレているのかもしれない。
    • 第6章で判明した彼の性質から、表面的な物しか認識できない可能性も浮上した。
    そもそも「彼は正規のグランドキャスターではなく、その座に無理矢理自分を割り込ませた部外者なのではないか」という憶測もあった。ちなみに、グランドキャスターの資格を持つ者は3人いると明言されている。
  • もう一つの可能性としては、魔術王はソロモンの『別の側面』、つまり『オルタ』であるというもの。ロマンもその可能性について言及している。



人間関係

ダビデ
父親。しかし子育てにはあまり関心が無かったという。ファンの間ではFGO全体の元凶扱いされていることも。
ただし、ダビデの息子たちの多くは非業の死を迎えているため、ソロモンには愛以外の全てを与えたと解釈するファンも少なからず存在している。

レフ・ライノール
配下のひとり。だが、カルデア陣営を排除できなかった彼を「子供の遣いも出来ないのか」と呆れ、『神殿』と呼ばれる場所への帰還を許さなかった。

三重人格の魔術師
短編で登場した時計塔の魔術師。彼が迂遠な自殺を図った世界では前提条件が破綻したらしく、人類史焼却は行われなかった模様。

エドモン・ダンテス
ソロモン王は彼に協力を持ち掛け、オガワハイムを新たな特異点に仕立て上げようとした。
だが、ソロモン王はエドモン・ダンテスの本質を理解していなかったためにすぐに離反され、オガワハイムもエドモンの基準で特異点モドキにされてしまう。
さらに、主人公の魂が魔術王の邪視により監獄塔に囚われた際、エドモンはその魂をかつての恩師「ファリア神父」が自分にそうしたように導き救いだした。

ハンス・クリスチャン・アンデルセン
第四特異点で自分の猛攻を生き残っただけでなくグランドクラスとしての正体を理解し、その内容を堂々と述べた彼に、褒美として五体を百に分け、念入りに燃やすという残酷な殺し方をした。

キングゥ
第七特異点での配下、正確には協力者のようであった。
冥界に安置されていたエルキドゥの遺体に、ソロモンが時空を超越させ送り込んだ聖杯を心臓として宿し、キングゥとして再起動させる。キングゥ自身は、ティアマトを目覚めさせる事により現在の人類史を終わらせ、世界を自分たち「新たなヒト」=「ティアマトの仔ら」の物としようとするが、ソロモンからすればティアマトを目覚めさせる以外の役割は期待していなかったと思われる。

関連画像

ソロモン
終局特異点 冠位時間神殿「ソロモン」



関連項目

TYPE-MOON Fateシリーズ Fate/GrandOrder 
サーヴァント キャスター(Fate)
ラスボス 黒幕
























※ここからは終局特異点「冠位時間神殿ソロモン」に関する壮絶なネタバレがあります。












































































正体

人理焼却の黒幕は、魔術王ソロモンの遺体に巣食った人理焼却式・ゲーティアだった。
が、そちらに関しては固有の項目で語る。

ここからは上述の魔術王を名乗ったモノではなく、本来の英霊としてのソロモンに関して記述する。

天動説


我が名は魔術王ソロモン。
ゲーティア、おまえに引導を渡す者だ。

外見

見た目はゲーティアが名を騙っていた時と違い、穏やかな表情、そして顔の化粧・三つ編みに結ばれた髪に付いていた目玉の模様・背後に存在していた禍々しいオーラが存在せず、髪のハネが幾つか少ない。
だが、一番の違いは見える範囲で指輪を一つもはめていないという点。
恐らくは、隠れている左手に、かつての召喚時の触媒となった十番目の指輪のみをはめているのだろう。

プロフィール

クラスキャスター
真名ソロモン
性別男性
身長・体重178㎝・75㎏
出典旧約聖書
地域古代イスラエル
属性秩序・善
設定担当奈須きのこ
ILLUST武内崇
CV鈴村健一


概要

カルデアの英霊召喚、その成功例第一号。
マリスビリー・アニムスフィアによって秘密裏に召喚され、冬木の聖杯戦争に参加し、勝利を収めた冠位の魔術師。彼からは『唯一の友』と呼ばれており、願いを叶えるよう言われた際、無意識の内に確認を取るほど切望していたと思われる願いを叶えた。
その願いとは…

真実

本来のソロモン王の人格は内向的、強気、受動的。緊張感のないゆるふわっとした王様。
性格骨子は『強気』だが、これはたんに『空気が読めない』力。
結果的に強気な発言をしているだけで、根はチキンである。真面目ではあるが真剣ではなく、いつも八割の力で生きている。
よく人々を見定め、よく法を定め、よく国を治めた。やや気概が足りないところはあるものの、賢く、優しく、愛の多い王として民に敬愛された。

……しかし、これらの特徴は全てソロモン本人の意思ではない。
ソロモンは生まれた時から「王」として定められ、神の声を聞き、その通りに生きるしかなかった。
彼の内面は無感動であり、また、人々の悲喜交々に共感する自由を剥奪されていた、非人間である。
人間性を封印し『理想の王』として生きた騎士王にも、只の人間として生きた幼少期はあったが、ソロモンにはそれすらも存在しなかったのである。

だからこそ、ソロモン王は聖杯に願った。『人間になりたい』と。
そして彼はロマニ・アーキマンとして生まれ変わった。受肉ではなく、これは英霊・ソロモン王としての能力を捨て、ソロモン王とは別種の只人に変えること。
そしてこれにより初めて、ソロモン王は生前決して持ちえなかった人間性を獲得した。

だがソロモン王は、知りたかった「人としての幸福、充実」と自由を知ることが出来なかった。魔術王としてのすべてを捨て人間になる直前に見えてしまった「人類終了」の未来が、彼からあらゆる自由を奪ったからだ。

ただの人間になった彼が理解できたのは、それがカルデアを起点に起きるという事だけ。
ソロモン王の千里眼を失った今、誰が、何故、どうやって人類を終わらせるのか、何一つ分からない。
それでも彼は無視できない。何故ならば、この終焉は彼に関する事だと感じた。そして彼は学び、彼は備え、現在にたどり着いた。

そして終局特異点。マシュの覚悟を目の当たりにし、魔神王ゲーティアと主人公の前に現れたロマニ・アーキマン・・・ソロモン王は自らの正体を明かし、ソロモン王として切り札の宝具を発動した———。

「ゲーティア。おまえに最後の魔術を教えよう———」


ステータス

筋力耐久敏捷魔力幸運宝具
EEBA++A++A+++


保有スキル

スキル名備考
陣地作成(A)魔術師として自らに有利な陣地である「工房」を作成する。エルサレム神殿を作り上げた彼の手腕は陣地作成において最高峰とされる。
高速詠唱(C)魔術の詠唱を早める能力。高速ではあるが、心配性が災いしてたまにミスをする。
道具作成(C)魔力を帯びた器具を作成する。契約に特化してしまったのか、道具作成能力は並レベル。
啓示:B"天からの声"を聞き、最適な行動をとる。『直感』は戦闘における第六感だが、啓示は目標の達成に関する事象全て(例えば旅の途中で最適の道を選ぶ)に適応する。ソロモンが啓示を受けたのはただ一度きりだが、彼はその啓示を元に只人の手でも行える現象操作術―――即ち、魔術を確立した(それまで魔術は神に連なる者のみの業だった)。
召喚術:EX過去、あるいは未来から霊体を喚起する魔術。“七十二柱の魔神”と呼ばれる霊的存在を語りあげ、有能な使い魔として成立させたソロモンの召喚術は魔術の王の名に恥じないものだ。ソロモン王が残した知識に悪魔を使役する術があるが、その写本は後にレメゲトン、あるいはゲーティアと名付けられた。
ソロモンの指輪:EX神から授かった十指にはめる指輪。魔術の祖、王の証でもある。十の指輪がすべて揃っている場合、人類が行うあらゆる魔術を無効化し、また配下に納める。
千里眼:EXソロモンの千里眼は過去と未来を見通すという。最高位の魔術師の証たる「世界を見通す眼」。


宝具

誕生の時きたれり、其は全てを修めるもの(アルス・アルマデル・サロモニス)

ソロモン王の第三宝具。
ゲーティアが扱うそれは人理焼却を前提とした効果であるので、ソロモンのものとは変質している可能性が高い。
本来の効果は不明。

戴冠の時きたれり、其は全てを始めるもの(アルス・パウリナ)

ソロモン王の第二宝具。
固有結界・時間神殿ソロモン。
ゲーティアによるものは領域全てが魔神柱で構成された空間の形成だが、ソロモン曰くソロモン七十二柱は本来はあのような醜い肉の柱でない別の姿。魔神と称されているが実際は魔神なんて存在せず、ただの七十二の用途をもった使い魔にすぎない。加えて悪魔の代名詞でもあるが、悪魔の概念はソロモンの死後に出来たもので謂わば後付けで無関係だという。
ソロモンの宝具はもっとシンプルでスマートなものであのような禍々しい怪物を使役するものではないと語っているので、この宝具もまた、ゲーティアのそれとは異なる可能性が高い。





訣別の時きたれり、其は世界を手放すもの(アルス・ノヴァ)


神よ、あなたからの天恵をお返しします。
・・・全能は人には遠すぎる。私の仕事は、人の範囲で十分だ。
第一宝具・再演。

  • ランク:D
  • 種別:対人宝具
  • レンジ:-
  • 最大捕捉:1人

極天の流星雨


ゲーティアではなく真のソロモン王が持つ、本当の第一宝具。
ソロモン王が全能の指輪を天に返した「人間らしい英雄」の逸話を宝具として再現したモノ。
彼がそれまで為し得た偉業・奇跡・魔術、その全てを手放す別れの詩。
詳細は個別記事。

関連画像

あなたが繋いだ未来
訣別の時きたれり


ソロモン【キャプションバレあるよ】
訣別の時きたれり、



関連項目

ダビデ:父親。本物・偽物含めて彼の正体を見抜いていた節があり、終局をクリアして初めて解放される幕間の物語でその心情が語られる。
テウルギア・ゴエティア:ソロモンの宝具名の元ネタであるレメゲトンのうち、何故かこれだけがゲーティア用にもソロモンにも選ばれていない
グランドクラス

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