人よ、神を繋ぎ止めよう
えぬまえりしゅ
「遠慮することはないよ。僕は兵器だ、存分に使い潰しておくれ」
- ランク:A++→EX
- 種別:対粛正宝具
- レンジ:0~999
- 最大捕捉:1000人
「それも、いいね。」
「呼び起こすは星の息吹。人と共に歩もう、僕は。故に――『人よ、神を繋ぎ止めよう(エヌマ・エリシュ)』!!」
人と共に地獄を歩みてなお、友という喜びを得たそれは、楽園を謳いあげる
エルキドゥ自身の体を一つの神造兵器と化す能力。
アラヤやガイアといった抑止力の力を流し込む光の楔となり、膨大なエネルギーを世界が認識できる形に変換して相手を貫き、繋ぎ止める一撃。
星、もしくは人類への破壊行為に反応して威力が激増する。
『strange Fake』漫画版では「地球に巨大な花を咲かせる」という大規模なエフェクトで破壊力が表現されており、詠唱を「歌」のように響かせている。
『Fate/GrandOrder』では、ゲーム上での宝具として「人よ、神を繋ぎとめよう(エヌマ・エリシュ)」名義で抜擢(何故か「止めよう」が平仮名になった)。
「地面から無数の黄金の鎖状の武器(『天の鎖』の原型と思われるもの)を生成、それらと共に一束ねの金色の星光の槍となって敵に突撃する」という、かなり荘厳かつダイナミックなモーションとなった。
ゲーム中では、カードの種類はBusterで、効果は【敵単体の防御力ダウン(3ターン)〈オーバーチャージで効果アップ〉&敵単体に超強力な攻撃&〔神性〕特性を持つ場合スタン状態を付与(1ターン)】。
強化後は、防御力ダウンの倍率が増加すると共に【敵単体に超強力な人類の脅威特攻攻撃】へ変化する。
追加された特攻の倍率自体はトップレベルなのだが、肝心の“人類の脅威”特性持ちが極めて希少なので、発揮する機会が稀なのが欠点。
ただ、その数少ない相手の中には現状本作の最凶ボスとされるケルヌンノスが含まれているため、ストーリー攻略での有用性は高い。
今後の異聞帯(おそらく南米異聞帯関係)でアーチャークラスの空想樹が登場するのかと思われたが、関係者から「空想樹はオリュンポスのものが最後」であることが明言されている。
代わりに立ちはだかる可能性が高いある存在がアーチャークラスもしくはエルキドゥのアペンドスキルがバーサーカー特攻の為、バーサーカークラスであれば活躍してくれる可能性があるが、果たして…?
ちなみに、強化後程なく開催された「バトル・イン・ニューヨーク2019」のメインストーリーではスペースイシュタルという“人類の脅威”と神性を兼ね備えた敵が登場したが、エルキドゥはなぜかこのイベントには登場しなかった。
このイベントでの限定星4概念礼装「フライ・オフ」のテキストでは、イベントに参加せずに何処かに飛び去ったのが窺えるが、果たしてどこに向かったのだろうか?