もしかして：ゲーム実況グループ。⇒三人称(実況者)
概要
話者自信を指すのが一人称、話者の相手を指すのが二人称であり、三人称とは会話に直接加わらない存在を指す言葉である。
対象の性別、距離、自分との年齢差、地位の差等で適切な三人称は変わってくるので、適切に使い分けなければならない。
文芸用語の三人称
主人公の視点で語られる一人称に対し、主人公以外の第三者が見るような視点(俯瞰)で語られるものを三人称小説と呼ぶ。分かりやすく言うなら、「俺は～」という形式で物語を勧める語り部がいないこと。
地の文を語り部の知力、性格、に合わせなければならない一人称と違って、三人称の場合は語り部に縛られず表現をすることができるので自由度は高い。一人称ではできない、登場人物が知らない事実を描写することも可能になる。
しかしながら、一歩引いた印象を読者に与えやすく、感情移入は一人称より誘いづらくなる。
ゲーム用語の三人称(TPS)
プレイヤーがキャラクターの目から映像を見る一人称視点に対し、プレイヤーがキャラクターの外側から映像を見るのが三人称視点。
特にこの視点でのシューティングゲームをThird Person Shooterと呼ぶ。視野を広く取ることができるのだが、カメラがキャラクターから離れているのでキャラクターの手元が見えなくなったり、カメラが壁にめり込んだり挟まったりしておかしな挙動を取ってしまうことも。
三人称視点のゲームの例：モンスターハンター、バイオハザード、スプラトゥーン等。
