もしかして →C.C.(unlight)
プロフィール
概要
不老不死と他人に超常の力「ギアス」を発現させる能力「コード」を持つ謎の少女。
緑の髪と金色の瞳を持ち、額には不死者の証である刻印、胸にはギアスの紋章に似た傷跡がある。
ルルーシュを「共犯者」と称しており、ルルーシュを傍で支える。
なお、『無印』の頃よりの普段着であるが、これはブリタニア軍の犯罪者用拘束具である。
人物像
ルルーシュの部屋に押しかけて居候したり、追われている自覚を持ちながらも堂々と外を出歩いたりと、その性格は気楽かつ傍若無人。
辛辣な口調で棘のある言葉を投げかけることもある一方で、ルルーシュやカレンなどとは冗談めいた雑談を交わす様子も多く見られ、彼らをからかう事が多いが、ギアス発現以前の奴隷時代は常に戦々恐々とした臆病な性格であり、常に主人の機嫌を窺う様子を見せていた。
ルルーシュに対してわざと悪戯したり彼が焦ったり怒ったりするのを楽しんでいるが、本気で悪気がある訳ではない。意外に頭の回転が速い面もあり、ルルーシュに対して諭したりする事も。
前半は傲慢な態度が目立っていたが徐々に性格が丸くなっていき、表には出さないが優しさを見せるようになった。
基本的に食事の必要はないが、大好物はピザ(番組と提携しているピザハットの物)で、ルルーシュやカレンから「ピザ女」と呼ばれている。
また、ポイントを貯めてもらった「チーズくんぬいぐるみ」がお気に入りで、『R2』ではわざわざそれを取りにアッシュフォード学園に潜入してルルーシュとカレンを苦労させ、アーニャの中にいたマリアンヌと共に神根島へ向かう時にも斑鳩から持ち出していた。
なお、『復活のルルーシュ』以降はタイアップが切れているため、代わりに「もこちー」というマスコットを愛好している。
アーニャの中に宿るマリアンヌが自らの意識を表層化した時に、彼女と交信することが可能。他にも不思議な力を度々見せており、KMFごしに搭乗者に間接接触する事で、ショックイメージを見せたり、ナナリーがV.V.に攫われた際にもそれを知覚するなどしていた。
桐原との対面でゼロの影武者を務めて以降は、事実上黒の騎士団のメンバー扱いとなる。特に役職には就いていないが、黒の騎士団内ではルルーシュの事を最も知る人物として行動を共にする。ルルーシュがブリタニア皇帝に記憶を書き換えられて以降は、騎士団の中枢メンバーとして活動する。
入団後しばらくしてKMF操縦技術を身につけており、ガウェインの主操縦を担当したり、専用の暁直参仕様やランスロット・フロンティアに搭乗している。
玉城とはゼロの愛人として認識されていた経緯があり快く思っておらず、玉城からも厄介な女だと思われており仲が悪いが、それにしては絡む場面が多く、また会話も妙に噛み合っているなど、劇中では視聴者の可笑しみを誘う演出がなされている。
なお、本名は不明。ルルーシュはナリタ攻防戦後にC.C.の本名を知ったものの、公開されていない。
来歴
過去
幼少時代は奴隷として扱われており、行き倒れていたところを不老不死のシスター(CV:百々麻子)に救われ、シスターと契約することで誰からも「愛されるギアス」を与えられた。
その後はギアスによる無条件の愛から幸福な時間を過ごしていたが、それにより本当の愛を見失い、唯一ギアスの効かないシスターのみを信頼していた。
しかしシスターの目的は彼女に不死の運命を押し付けることであり、ギアスが増大したC.C.は、不死の運命を強制的に継承されてしまう。
その後は自身も、不死の運命を「自分がギアスを与えた者から誕生した資格者」に引き継がせて、自らは死ぬ事を目的・願いとしていた。
しかし、ルルーシュからは本当の望みは「真に愛されること」だと指摘されている。
尚、彼女自身が歩んできた時の流れの中には、どこかの戦場で殺された記憶や火炙りにされて殺された記憶も存在していた(他にもアイアンメイデンやギロチンなども存在していた)。
その後はギアス嚮団に迎え入れられ「お飾り」の嚮主として悠久の時を過ごしてきた。
過去にはルルーシュの母・マリアンヌや、V.V.とシャルルの兄弟とも交流があり、彼らの「神を殺す計画」の同志だったが、マリアンヌ殺害の経緯を知ってからは、嚮主の座をV.V.に譲り彼らの元を去る。
コードギアス反逆のルルーシュ
不老不死の秘密をシャルルに献上しようとしたクロヴィスらに捕獲され、『CODE-R』として秘密裏に研究材料とされる。
だが、反ブリタニア勢力のレジスタンス「扇グループ」によって毒ガスと勘違いしたまま強奪され、それを揉み消すために彼らが逃げ込んだシンジュクゲットーへ殲滅作戦が展開される事に。
その中で偶然居合せたルルーシュを庇い射殺されたと思われたが、その際にルルーシュを契約者と定め、「自分の願いを1つ叶えること」を条件に契約を交わし、彼に「絶対遵守のギアス」を発現させた。
後日、ルルーシュとナナリーの住むアッシュフォード学園のクラブハウスに現れ、密かに同居する事となる。
ルルーシュがコーネリアの罠に嵌められた際や、ナリタ攻防戦においてスザクに追い詰められた事態にはそれを救い、マオとの一連の事件を経て、ルルーシュの「共犯者」を自負するようになる。
ルルーシュがゼロを名乗って以降は、ゼロの影武者や外国との代理交渉役なども度々行っている。ガウェイン奪取後は、ルルーシュと共にガウェインに搭乗する事となり、実戦に赴く機会が増えた。
ブラックリベリオンの最中に、ナナリーが攫われた事を感知しルルーシュと共に神根島へ向かう。その際、ゼロを追ってきたジェレミアのジークフリートを食い止めるために、ルルーシュを遺跡へ送り出し、自身はジークフリートを道連れにガウェインと共に海中へ沈んでいった。
コードギアス反逆のルルーシュR2
ジークフリートとの心中後は自力で脱出し、ブラックリベリオン後はカレンや卜部ら黒の騎士団の残党と共に、ルルーシュ奪還の機会を窺いながら活動を行っていた。1年後、カレンら黒の騎士団の残党と共にルルーシュ奪還のためバベルタワー襲撃事件を起こしルルーシュと再会、彼の記憶を蘇らせる。
ルルーシュがギアス嚮団殲滅を決意した際に自身も作戦に加わる。思考エレベーター(アーカーシャの剣)でシャルルからの精神攻撃を受けるルルーシュを救うため、そして自らの願いを果たすため、不老不死となったシャルルに不死の運命を引き継がせようとしたが、ルルーシュの説得でその意思を翻す。思考エレベーター脱出後、不老不死のコードを無意識に封じ込めギアス発現以前の記憶状態となるも、アーニャの体を支配したマリアンヌの説得により再び意識の表層に現れた。その後マリアンヌと共に神根島へ向かい、再び遺跡からスザクと共に思考エレベーターに入り、ルルーシュとシャルルの最後の戦いを見届ける。その際にかつての計画賛同者であった彼女は、シャルルとマリアンヌの誘いを拒絶した。
1ヶ月後、皇帝となったルルーシュの傍に在り、最終局面からその後に至るまで彼を護り支える「盾」として、その心を支え行く末を見守る。スザクと共にルルーシュの提案した「ゼロレクイエム」の真相を知る数少ない人物でもあった。
ゼロレクイエム完遂後、再び放浪の旅へと出る。彼女が旅の途中でどこかにいるはずのルルーシュに対して語りかける場面をもって本作は終わりを迎えた。
コードギアス復活のルルーシュ
「ゼロレクイエム」後、シャーリーとジェレミアの協力でルルーシュの遺体を引き取る。
シャルルのコードを継承し、C.C.と同じくコード所有者となったルルーシュを蘇生させるべくCの世界(意識集合体)で繋がろうとしたが前作で既に崩壊した事によりコードが作用せず、更に彼の一部しか取り戻すことができなかったので中途半端な形で蘇生させてしまう。
幼児退行を起こし抜け殻となったルルーシュを真に復活させるべく、世界各地に存在するCの世界に繋がる門を求め二人で放浪する。
これはC.C.自身がルルーシュとの約束を守ってもらうために起こした我儘であり、生前のルルーシュ本人やスザクも知らなかった。
C.Cはルルーシュを介抱しながら最後のアラムの門があるジルクスタン国を訪れるが、ゼロ(スザク)、ナナリーを秘密裏に救出しにやってきたカレン、ロイド、佐世子と偶然に再会する。
C.C.は四人で大監獄の地下にあるアラムの門へ潜入し罠にかかるもののコードを使用して苦難の末ルルーシュを真に復活させることに成功する。
ルルーシュとかつての黒の騎士団の幹部達と和解し、ナナリーを奪還すべく共闘した。
終戦後、ルルーシュはナナリーに「また一緒に暮らしたい」と願われる。C.C.は一人でジルクスタンの難民に紛れ旅立とうとした。すると、ルルーシュはナナリーの提案を断りC.C.を追いかける。
自らをL.L.と名を改めた彼はC.C.と共に生きる事を選んだのである。
C.C.は感涙し、笑顔を浮かべるとL.L.と手を繋いでどこかへ旅立って行った。
10年後を描くピクチャードラマではL.L.以外には触られたくないなどもはやバカップルとなっている。末長く爆発しろ。
奪還のロゼ
L.L.が皇サクヤに絶対遵守のギアスを与えたことに対して、自分達はもう干渉するべきではない、神楽耶の関係者だからギアスを与えたのか?と問う。
ホッカイドウで起きている事態にこれ以上の干渉はしない、自分達は人の理を外れた存在が故にと。
漆黒の蓮夜
蓮夜にギアスを与えようとしたが、ダッシュが先んじて蓮夜と接触してたせいで蓮夜を化け物にしてしまい、背後にダッシュがいることを感じて蓮夜達に同行する。
ダッシュとは作中以前から知り合いだったようで、ダッシュにギアスを与えたU.U.とも関係があったようだ。
最終巻でダッシュが死んだ時は、不老のダッシュでさえ自分を置いていくのかと涙を流した。
ロストストーリーズ
主人公(マリオ / マーヤ)とは、ルルーシュがアッシュフォード学園の地下に隠し持っていたKMFシミュレーターで暇つぶししていた所に遭遇。最初は修羅場めいた空気であったが、形は違うものの同じ「ルルーシュの共犯者」として協力関係を築いており、式根島で謎のKMF・マグダラの襲撃を受けた際には一人で助けに入ったり、その不安定さを危惧したりしている。
『Asuka版コードギアス』
ゼロの仮面が猫のアーサーに持ち出されてしまった際、ナナリーの制服を着てルルーシュを手助けする。
反攻のスザク
スザクに会いたがるナナリーを、学園へ連れて行ったりしている。
その際スザクに顔を見られるが、ルルーシュが自分の遠縁と偽って誤魔化した。
ナイトメア・オブ・ナナリー
ルルーシュと出会った時には、魔導器と呼ばれるネモと共に居た。
ルルーシュと共にミサイルに巻き込まれて行方不明となる。
その後、ルルーシュと共に黒き魔王「ゼロ」として暗躍する。
その正体は、本作における百年戦争で活躍した、「ウィッチ・ザ・ブリタニア」と呼ばれたイングランドの「魔女」。
宿敵であったフランスの「魔女」ジャンヌ・ダアクを倒し処刑するも、処刑寸前にジャンヌから不老不死となる呪いを受ける。
百年戦争終結後にブリタニア公ジョンの計略で魔女として処刑されたが、灰の状態から復活した。
自らの愛したもの全てを失ったことに加え、呪いで死ぬことも出来ない悲しみから「魔王」となった。
上述の経緯故に、テレビ版と異なり奴隷階級ではなく、『愛されるギアス』も持っていない。
衣服は全身にフィットした青いボディスーツと、襟の立ったマントになっている(これに仮面とブレストアーマーなどの装甲が装備されることで、「魔王ゼロ」となる)。
拘束衣姿は、第1話で僅か数コマしか描かれていない。この他にも、百年戦争時代には甲冑姿などが描かれている(前記のボディスーツ姿になったのは、魔王となった後)。
過去にルルーシュ・ナナリー兄妹の母・マリアンヌと交流があったため、ルルーシュを殺そうとしたスザクの父・枢木ゲンブを殺害している。
コードギアス 反逆のルルーシュ LOST COLORS
本作の主人公にギアスなどの情報を教えるキーパーソンの役割を果たす他、一部ルートではヒロインにもなる。
主人公を思わせぶりな態度で翻弄し、彼に胡散臭げに見られることも多いが、一方で主人公の現状や過去を唯一最初から理解しており、彼の行く末を心配している。
外部作品
グランブルーファンタジー
2019年6月14日から開催予定のコードギアスコラボでも参戦。ルルーシュがプレイアブルキャラとして登場する一方、彼女は召喚石扱いとしての登場となる。
(コラボシナリオ中では彼女だけ別行動と言う訳ではなく、ルルーシュ達と共に飛ばされているようだが……)
属性は闇、トレジャーと交換するSSR召喚石として登場(サイドストーリー化に伴い、入手方法に変更の可能性あり)。効果は闇属性ダメージ、パーティーにバリアを付与、一定ターンの味方が使う奥義のダメージUP。メイン加護効果は全属性のキャラの攻撃力とHPの20%UP、最大まで解放すると自動復活(1回のみ)が追加。
なお、自動復活はコラボイベント召喚石としては破格に近い加護効果で、ガチャ産のカグヤ辺りしか所持していないというレア効果。可能であれば最大解放を狙っていきたい所である。
(復活を持つ召喚石は他にもいるが、その何人かは加護効果ではなく使用時効果)
最初から4凸が解放されており、特定トレジャー等を集める事で解放できる4凸では奥義ダメージUP、バリア効果が更に強化。それだけではなく味方全体の奥義ゲージ上昇が追加される。
しかも、上述通りにサイドストーリー入り(恒常化)が告知され、2020年1月予定。おそらくは一定ランクへの達成で解放される形になると思われるが、自動復活を加護に持つ召喚石を無課金で入手出来るのは初心者騎空士にとっては大きなアドバンテージにもなる。
食べ物に関してのエピソードはコラボシナリオでも色々とあり、マンゴーソースに関してもビィからツッコミを受ける事になった。
ローディング時のアニメーションではピザを食べているが、本編中では……ピザがないので、この部分に関しては不便だった様子。グラブル世界にピザが存在しないが、似たような料理はある様子。
後に、このピザが思わぬ個所でフラグ回収される。
カウンターサイド
2022年9月のコラボイベント「終わらない前夜祭」に登場。
期間限定コラボガチャの対象だが一万円で確実に迎えられる権利がコンビニ・アポカリプス(ゲーム内ショップ・ただし一つのアカウントにつき一回限り)でしれっと売られていたため一部の社長からは「一万円の女」呼ばわりされたとか無かったとか。
タイプは(ランスロットに搭乗しているため)メカニックでクラスはレンジャー(再武装済み)。ゲームに関する用語はコチラを確認されたし。
アリス・ギア・アイギス
2024年4月19日のアリスギア側の告知でコードギアスコラボが判明、そこでC.C.と紅月カレンらしきグラフィックも断片的だが公開された。
同作の世界観的な関係で、ルルーシュ自身のプレイアブルはない。その一方で……と言う気配だろうか。後に☆3のC.C.が配布キャラとして登場し、☆4はコラボガチャでの登場となった。
(特にこだわりがない限りは、そのまま☆3を育成しても問題はない)
なお、戦闘時にはギアを装着して戦う訳なのだが、カレンに紅蓮弐式ベースの専用ギアがあるのに対し、C.C.はガウェインベースの専用ギアが登場する。
関連イラスト
関連タグ
ひょっとして→アンバー
蕾見不二子 - 原作でC.C.の拘束衣のコスプレに及んだ。もちろん中の人繋がりである
他の記事言語
【この先は蒼穹に散るゼロのコラボイベントネタバレに注意】
後にルルーシュの3アビリティ解禁フェイトエピソードにおいて、ナイトメアフレームの充電費用を何とかしようと考えていたルルーシュ達にC.C.がある物を提示した。
それはグルメイベントのチラシであり、優勝賞金は100万ルピ。そして、優勝して賞金を手に入れようとしたルルーシュ達に……まさかの提案をした。
その鍵となったのがピザである。そして、グルメイベントでピザ屋をオープンし、自分もピザが食べられるという本心がバレバレだが……様々なピザを食べてきた事もあって、メニュー担当をした。
そして、グルメイベントの結果がどうなったのかは……。