CV:岸野一彦
人物
アニメ
人物像についての詳細については不明だが、劇中の言動から察するに厳格で日本人としての強い矜持を持つ人物であったようだ。反面、融通が利かない頑固な一面も見られた。
ブリタニアからの侵略に対して徹底抗戦を押し通し、日本本土を戦地に変えた人物。
その強すぎる矜持と頑固な性格が日本そのものを追いこんでいることに気付けず、最後には実の息子であるスザクによって殺害された。
死後、関係者達による隠蔽で死因が自決として処理されたが、仮にスザクが手を下さなかった場合は徹底抗戦で日本が更に悲惨な状況になっていた模様。
小説版
小説版は著者の独自設定が多く、本編補完になっていないため、注意されたし。 |
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ブリタニアとの戦争を起こすことで日本を売り渡し、自らの権勢を広げようとしていた売国奴。
また、ブリタニア皇家の派閥抗争で2人を生かしておきたくない勢力と交渉しており、ナナリーを殺し、ルルーシュを切り札として利用しようともしていた。
「ザ・スニーカー」に掲載されていた物では実際に、ゲンブがナナリーを始末しようとしている描写があり、そこに乱入したスザクによってゲンブが刺された事になっている。
しかし昔の彼を知っている者の話によると、キョウト六家を筆頭に一部の富裕層とエリートがサクラダイトの利権で豪華な生活を送り、格差が縮まるどころか広がる一方の日本の政財界の腐敗を嘆き、改革の理想に燃えた清廉な政治家であったという。
富裕層の頂点ともいうべきキョウト六家の一員でありながら、そうした姿勢をとるゲンブに期待していた者は決して少なくなかったらしいが、首相の座についてからは権力の魔性に魅入られていき変貌してしまったのだという。