概要
かつて空の世界を侵略した星の民の最大戦力とされる、大いなる獣。
空の民と星の民による覇空戦争の際に投入され、当時の空の民を大いに苦しめた。
戦争終結後は多くが各地で星晶と呼ばれる結晶の姿で眠りについている。
それでも溢れ出る力が強大な個体も多く、その超常性故に神格化されるなどして各地の信仰や文化に深く根づいていることもある。
基本的には星の民の命令に従い、持ち得た能力や与えられた役目によって破壊行動を取るが、今も活動している個体には、元々空の民の盟友のために星の民を裏切り、空の民の守り神として鎮座する、明確な意図もわからないまま島々を遊泳する、過去に受けた命令をずっと実行し続けている等と独立して行動するものも多い他、眠った島に鎮座してその地に恩恵をもたらす個体もおり、一概に全ての星晶獣が空の民にとって悪と断ずることはできない。時には人と関わり、深い絆を育む個体もいる。
獣とは言っても容姿は多種多様で、オーソドックスなドラゴンタイプから不気味なモンスター、天使、船、魚、それらを混ぜ合わせたキメラ、見た目にはただの綺麗な男の子、可愛い女の子など、外見に統一性はない。しかし、大体が非常に巨大であり、人間大の個体は一握り。ただし、一部の個体は意識や力を切り離す事で人間大になる事は可能。
星晶獣はいずれも存在の核となる「コア」と呼ばれる器官を有しており、たとえ大きな損傷を受けたとしても、コアが無事であれば原則として死ぬことはない。
コアは自己修復機能を有しているため、修復が終われば再び活動することも可能だが、コアの損傷率次第では修復に何百年、何千年といった時間を要することもある。
「どうして空は蒼いのか」にて、更に原初の星晶獣「天司」の存在が判明した。特定の概念を司り、固有の意思を持つ大天司と、ただ破壊行動を行う下級天司に大別される。あまりにも古い存在のため記録がほとんど残っておらず、星の民フリークでも存在を知らなかったほど。
グラブルコラボ勢に関しては、コラボという性質上でやむを得ない部分はあるがコラボイベント独自の星晶獣と遭遇するケースがほとんどである。接点という意味での例外ケースとして、ラブライブ!シリーズコラボのニヒリス、銀魂コラボで星晶獣に興味を持ったハタ皇子、ファイナルファンタジー11コラボで神竜に取り込まれた星晶獣クリシス辺りが該当する。
2022年の8周年イベントは星晶獣に関係するシナリオとなり、2024年の10周年イベントでもある星晶獣を巡り、様々な勢力が動くこととなった。
ゲームでは
ゲーム中の星晶獣は「敵」か、いわゆる召喚獣またはプレイアブルキャラクターとしての「味方」に分かれる。
「敵」の場合は基本的に各ストーリーにおけるボス格として登場し、彼らとの戦闘が物語の節目になることが多い。
上記でも触れたように、多くの星晶獣は程度の差こそあるが意思を持っているが、ストーリー中に起こる騒動はこの星晶獣が悪者や魔物に利用されたり、人々からの信仰が無くなった結果暴走するといったパターンが多い。暴れる星晶獣を鎮め、ルリアが力を吸収する事で、その力の一片を借りることが出来るという設定になっている。
召喚される存在として
味方としてはイベントやガチャ等で入手できる「召喚石」を、編成画面やプロフィール画面でセットし、バトル前に自分が設定したものとは別に、フレンド及び他プレイヤーの設定する召喚石を選んで運用していく。
石毎に必要ターン数が設定されており、そのターンをまたがないと召喚することできないが、サポートに選んだ石は初回に限り1ターン目から使用可能。
また、それぞれに異なる「加護」を有し、レアリティが高いものは追加で「召喚効果」を持つものも存在する。
混同されがちだが、ゲームシステム上の「召喚石を使用して召喚できる存在」が全て「星晶獣」なのではなく、単なる動物や植物、更には既存のプレイアブルキャラクター、一部コラボ作品からの客演組が召喚できるようになっている物まで多様である。NやR、SRは通常の魔物などが多い(例外あり)が、SSRとなると大体星晶獣かプレイアブルキャラクターのどちらかになる。
プレイアブルキャラクターとして
2017年3月のアップデートにて、これまで「不明」に含まれていた者の一部が、改めて「星晶獣」という独立した種族となった。それ以前にもプレイアブルキャラクターとしての星晶獣は存在していたが、星晶獣のプレイアブルキャラクター化は増加傾向にある。
ゲーム中においては種族ごとにボーナスを得られるか否かが判定される「バハムートウェポン」系列の武器において、全ての種族でのボーナスが適用される点で有利な仕様となっている。
加護
メインにセットした召喚石とサポートに選んだもののみの適用される効果。特定の属性の攻撃力アップやレアモンスターの出現率UPなど、クエスト中の永続的な効果が得られる。
なお、一部のバトルで適用されないことがある。
召喚効果
読んで字の如く召喚することで得られる効果であり、敵の防御ダウンや発動後4ターンにわたってHP回復などの一時的な効果を得られる。ただし場合によっては、敵への効果の付与に失敗する他、再召喚不可能の召喚石もあるので、使うタイミングが重要な場合がある。
サブ加護
サブ枠に装備しても、通常の加護とは別の加護効果を発揮する特殊な加護。「アーカルムの転世」を進めることで入手できる召喚石(アーカルムシリーズ)、天司シリーズの召喚石、刻印系召喚石(スルト、竜吉公主、ドグーなど)が所持。コラボ召喚石ではムックも所持している。その一方で、2020年3月31日にはサブ加護ありの星晶獣であるセキトバも登場した。
星晶獣リスト
星晶獣の一例を記載。神撃のバハムートからの出張組(バハ組)を含む。
なお、プレイアブルキャラとして実装済みのものは☆マークを、NPCとしてだがキャラクターとして登場しているものは★マークを記載する。
メインストーリーで登場
島と契約している星晶獣
ファータ・グランデ空域
ナル・グランデ空域
アウライ・グランデ空域
マリスシリーズ
その他
※ (フォリアとのペアユニット扱い)
キャラクターとして登場
プレイアブルキャラクター
※:モルフェとヴェトルとしてプレイアブル済。
天司
天司長
四大天司
指教の天司
堕天司
四大天司の使徒☆
ルシファーの遺産
パンデモニウム
討滅戦と四象降臨の星晶獣のオリジンも登場。ベリアルを除く堕天司とサンダルフォンも幽閉されていた。
※画像はアスタロトと融合した姿
卜者(エニアドシリーズ)★
コスモス
※:ゲームシステム上は星晶獣扱い
???
クエストに登場
マルチバトルに登場
マグナシリーズ
プライマルシリーズ(新召喚石マルチバトル)
シングルバトルに登場
旧召喚石マルチバトル
エピックシリーズ
討滅戦・撃滅戦
イベントに登場
四象降臨
星の古戦場
刻印石シリーズ
※本来は古戦場ボスだったがティラノサウルスへと差し替えられた
追撃石シリーズ
※:別イベントにも登場しているが、後に古戦場レイドボスとして登場という経緯を持つ。
召喚石として未登場
SPバトル
シナリオイベントで登場
- フェニックス★(NPC化しているのは別個体扱い)
- ネフティス
- ミドガルズオルム
- マルドゥーク
- アワリティア
- オクシモロン
- ショロトル
- ア・ウン
- アルフェウス
- シャローム
- ジョヤ
- デストルクティオ
- アルゴー
- アジ・ダハーカ
- ソシアリス
コラボイベントで登場
- ベルフェゴール: アイマスコラボ
- ヴァシュロン: アスタリアコラボ
- ヘケト: エムマスコラボ (ルリアノート内本作のボスについては言及、ストーリー内未登場)
- フラクテラ: アスタリアコラボ(第2弾)
- アマツマウラ: 活撃/刀剣乱舞コラボ
- プロスクリスィ: CCさくらコラボ
- ダンタリオン: ペルソナ5コラボ
- ニヒリス: ラブライブ!サンシャイン!!コラボ
- ヤマネコ: プリコネRコラボ
- マグネシア: コードギアスコラボ
- ベオバクター: ラブライブ!コラボ (ただし戦闘参加しない)
- オモイカネ:アニメ版シャドウバースコラボ
- リョウメンスクナ:鬼滅の刃コラボ
- クリシス(神竜):ファイナルファンタジー11コラボ
- ミーシア:僕のヒーローアカデミアコラボ
その他
カジノ
その他召喚石としてガチャから排出される星晶獣
etc...
関連タグ
ヘカテー(グラブル):古戦場には登場したのだが、こちらは種族不明となっている。