概要
グランブルーファンタジーに登場する星晶獣「セレスト」の真の姿。
他のマグナと同じく、ザンクティンゼル(主人公の故郷)の祠を弄ったばかりにやってきた、顕現せし絶望。ただの顔のみえるお船だったセレストの原型は瘴気の霧でほぼ見えず、まともに見えるのが船首に飾られていたものと思われる黒衣の女性であり、彼女も大量のロープに繋がれている。
セレスト・マグナの足元には「彼女に出逢ってしまう」という悲劇に見舞われたあらゆる騎空挺の残骸が大量に、所狭しと詰まっており、もはやその姿は動く墓場。
セレストが騎空挺程度の大きさである事を推測すると、大量の騎空挺を下に携えるセレスト・マグナの大きさは他のマグナとは比べ物にならない。
なお召喚石としてはヴォイド・オールを使うも、回復はさせずに普通にダメージを与え、「回復力ダウン」のデバフをかける。他のマグナと比べデバフの内容的に使い勝手が悪い。
しかし、加護の方はガチャ産の召喚石に隠れがちでありながらも優秀であり。装備の組み合わせ次第では十分に使い道がある。
見た目のインパクトもさることながら、あの船がメカクレした儚げな女性に変貌しているのもあって人気があり、pixivで描かれているセレストはマグナ形態がほとんどである。
High Levelでは通常の船型型から始まり一定ダメージを受けると全体が霧に包まれ、HPが半分を切るとセレスト・マグナとしての姿で顕現するという段階的に進化する熱い演出がなされる。
2018年3月22日にさらなる上限解放が実装され、最終上限(4段階目)まで上げると船が無くなり(あるいは下の画面外に放り出された)女性部分だけになる。公式の生放送での紹介では「船を降りた!?」と突っ込まれた。
ポーズも、以前の両手を掲げて顎を上げた高圧的な姿から打って変わって、手を体の前で組み顎を下げてしおらしく、淑女のような佇まいになった。
実装されたばかりという事もあり最終上限解放のコストは大変重いが、その一変した見た目とさらに強力になった加護も相まって人気は高い。
…しかし、2024年5月2日に上限が追加されさらに強力な加護を持つものの後述のセレスト・アーテルマグナの姿に変化してしまうため見た目に関しては賛否が分かれている。
戦闘BGMは霧に包まれた島(トラモント島)のBGMアレンジ。儚さと陰鬱さの混じった曲が壮大な絶望にアレンジされている。
鬼気迫る曲として使い勝手がいいのか、ストーリーイベントの戦闘曲としてもよく使われる。
セレストクロー・マグナ
ゲーム中ではセレストマグナからドロップする事のあるSSR武器(格闘用)。交換所でも月制限はあるが入手個数に制限はない。後述するが、背水パーティー向けと言える性能を持つ(シュヴァリエソードに関しては、交換の本数が存在する)。
2019年11月29日、アニメ版でもセレストの出番があると言う事でアニメ放送記念プレゼントがあるのでは……と言われていた中、配布されたのは『セレストクロー・マグナ』だった。
性能としては『シュヴァリエ・ボルトマグナ』の闇属性版であり、背水パーティーにはもってこいの武器である。特にグラーシーザー、水着ゾーイ・コルルでピンときた方には。
その配布されたクローは1本。しかし、実際に配布されたのは5凸済、武器レベル200、スキルレベル20と最大限まで強化されていた物だった。マグナ4凸をする為の素材量を踏まえると、5凸するのにどれ位の素材が必要なのかは容易に想像できるだろう。
その中での予想外とも言える配布は、twitterトレンドに『セレ爪』が入る程の衝撃だったのは言うまでもない。
(今回のセレ爪は受け取れる期間が限られた物。これからグラブルを始めようと言う方、ガチャピンを待っている方、何処かのタイミングでプレイ再開を考えている方はお早めに決断をしていただきたいと思う)
2020年、こうした経緯もあるなかで6周年記念で5凸セレ爪が再び配布される事になった。アニメ2期キャンペーンでは出遅れてしまった騎空士にも、ある意味でチャンスが訪れたと言えるのでお見逃しなく。
セレスト・アーテルマグナ
外見も変化したマグナ3のセレスト。解禁はメンテ明けの2024年5月2日。
マグナ時の貴婦人の姿はどこへやらと言わんばかりに悍ましいヒトガタの化け物に変貌してしまいあまりの変わりっぷりに阿鼻叫喚したファンもいたとか…
セレストのバフでもあるアーテル・エセンシアのレベルが一定以上だと、通常攻撃に闇属性の追加ダメージが入る。地味に痛いので、減らしていきたいところだが…。
アーテル・エセンシアのレベルを減らすためには、通常攻撃かアビダメの30ヒットが条件となっている。30ヒットで1レベル減少し、レベル減少毎にヒット数のカウントはリセットされるので、その点も注意。
トリプルアタックに追加ダメージを上乗せやフェリのようなトリプルアタック確定のアビリティを使うパターンもあるが、プリッシュやボーボボ、ガイゼンボーガなどと言ったダメアビが多段ヒットするメンバー、マコラのような通常攻撃が複数ヒットするようなメンバーの投入がレベルを下げる近道と思われる。
なお、こちらでもアーテル拳が手に入る。ドロップ率は低いものの、セレスト爪と合わせれば強力なスキルもあるので、1本は4凸が欲しい所。
Shadowverse
同じCygames制作の対戦型デジタルカードゲーム『Shadowverse』では、グランブルーファンタジーをテーマにしたカードパック「十天覚醒」のアディショナルカードにて参戦した。
カード名 | セレスト・マグナ |
---|---|
種類 | フォロワー |
クラス | ネクロマンサー |
レアリティ | レジェンド |
コスト | 6 |
進化前 | 攻撃力:3 体力:5 |
能力 | 結晶 2; カウントダウン 2 |
ファンファーレ 相手のターン終了まで、相手のリーダーは「自分のリーダーの体力を回復する値は1になる」を持つ。 | |
ラストワード セレスト・マグナ1体を出す。 | |
---------- | |
ファンファーレ 相手のターン終了まで、相手のリーダーは「手札のスペルとアミュレットをプレイできない」を持つ。 | |
ラストワード リアニメイト 2 | |
進化後 | 攻撃力:5 体力:7 |
能力 | 進化前と同じ能力。(ファンファーレ 能力を除く) |
収録セット | 十天覚醒 |
※結晶…プレイするのに十分なPPがなく、自分の残りのPPが結晶の値以上なら、結晶能力のみを持つアミュレットとしてプレイできる能力。
※カウントダウン…アミュレットに設定された数字がターン開始ごとに1減る能力。0になると破壊される。
※ファンファーレ…手札からPPを支払って場に出たときに発動する能力。
※ラストワード…場から破壊されたときに発動する能力。
※リアニメイト…バトル中に破壊された、リアニメイトの数字以下でコスト最大の自分のフォロワーを場に出す能力。
星晶獣であることを再現した結晶能力を有する。
ファンファーレ能力で相手のリーダー回復の値を1までに制限させることができる。《世界》・ゼルガネイアなどに対して強力。
ラストワードは自身を呼び出す能力であり、ゼノ・ウォフマナフやゼノ・イフリートなどと同系統。本体は3/5というステータスなため、詠唱:宝石の甲羅と似たような感覚で使用することができる。
本体をプレイした場合、1ターンのみだが「手札のスペルとアミュレットをプレイできない」という、沈黙の絶傑・ルルナイもビックリなロックを掛けることができる。
ラストワードでリアニメイト2も行えるため、盤面の維持にも役立つだろう。