概要
グランブルーファンタジーに登場する星晶獣「ティアマト」の真の姿。
ゲーム的には一定ランクになるとマルチが解禁、次発するためにはある程度進行した上でザンクティンゼルに向かい、マルチバトルのティアマトをクリアすると出てくる「アニマ」を消費することで戦闘可能。
ザンクティンゼル(主人公の故郷)の祠をイジったばかりにやってきた風の暴竜。
少女のような風貌からキレイなお姉さんに進化した他、随伴するドラゴンがビックリするほどデカく、ゴツくなって帰ってきた。
ルリアノート曰く「あらゆる諸島を飲みこむ」厄災をまき散らすような恐ろしい力をもった存在であり、戦闘でも眼を光らせただけでティアマトの時よりもはるかに強力なダメージを与えてくる。
BGMはポートブリーズ諸島で流れるBGMとメインテーマの一つ、始まりの風を合わせたアレンジ。民族舞踊めいたエスニックな曲である。なお、歌詞に特に意味はない。
エスターニアッレーボヌヒリーヤッエースターヌボッサーダバダエェッエスターニアッホーフロミリーヤッエスリーニアッバーダレー
戦闘
多段攻撃の「エリアルクラスター」様々なデバフつきの全体火属性攻撃「バックドラフト」や攻撃力を下げる「トルネードディザスター」が強力だが、なにより気をつけるべきはOD時の奥義である「乱壊のテンペスト」。
この破壊力は対策なしに受ければ弱点属性の火属性パーティーすら容易に粉微塵にしてしまう。
が、最初に解禁されたマグナだけあり、搦め手なしの正々堂々の殴り合い系バトルスタイルのため、他のマグナと比べると戦いやすい。とにかくOD時の奥義にさえ気をつければなんとかなる。
その一方で、HLマルチバトルの時は女性部分ではなく、ニル、ゼル、エアの三竜と激戦を繰り広げる事になる。
無印マグナの時とは違い、三竜それぞれがあの手この手でこちらの攻め手を封じ、力でねじ伏せてくる。以前にも使った「バックドラフト」「トルネードディザスター」「乱壊のテンペスト」の他、混乱効果を与える「ターボマテリアル」、幻影を付与して此方の単体攻撃を台無しにする「クラウドコート」等の搦め手を容赦なく使ってくる。
最も恐ろしいのはエアの使う「アブソリュートテラー」。これはダメージこそ無いがアビリティ封印、奥義封印、虚脱(奥義ゲージが毎ターン減る)を付与する。しかも効果は4ターン以上続くため、三竜へのアビリティを使った対応が一切できなくなる。
クリア系効果を使っても消えるのは虚脱からなので、戦局立て直しのために一番解除したいアビリティ封印が解けないというとんでもなさ。
そしてこれは特殊行動である。エアのHPが一定以下になるたびに発動するため、最初から戦っている場合、最大4回はアブソリュートテラーの犠牲になる。
実質HP敵にも一体が通常のテティアマグレベルのHPを誇るため、実質一体でも凶悪なマグナ3体を同時に相手をするという、HLにふさわしい難易度を誇る。
こんなん勝てるかとお思いかもしれないが、実はティアマグには一つの穴があり、エアを殺すと他の二竜も死ぬ。そのため、基本的にはエアだけ殴っていればいい。
現在では修正によりアブソリュートテラーの回数は減ったが、その代わり乱壊のテンペストとトルネードディザスターが特殊行動となり、ストレッサーは減っても結局の難易度自体は変わっていない。
召喚石
なんとかティアマト・マグナを撃破すると低確率でドロップ。入手手段はこれしかないが、エンドコンテンツのために嫌と言うほど回るため、入手難易度自体は言うほどの高さでは無いだろう。
低確率と言う個所もトレハンレベルを上昇させれば確率は高くなるので、周回を繰り返せば3凸出来るまでの数は集まるかもしれない。
召喚効果はマグナ石共通の「マグナ戦で手に入る武器だけを強化できる」というもの。デフォルトで50%、3凸すれば100%になるため、マグナ戦を回りまくって武器を揃えればガチャ産や高難易度クエストのドロップ武器を使うよりも強くなる。
2018年4月に最終上限が開放され4凸が可能に。その際の効果はオプティマスシリーズの召喚石3凸に並ぶ120%に強化。突破のための前提条件が中々に厳しいが、強さが頭打ちになり出したら一度本編を進めて頑張ってみるといいだろう。
召喚効果としてはトルネードディザスターによる攻撃のあと、全体の攻撃力を下げるデバフをかけるため、使い勝手がいい。
ユニット
プレイアブル化された方はマグナではなくティアマト扱いだが、2020年2月10日に最終上限解放がされた。こちらでは奥義が「乱壊のテンペスト」に変更されており、更には刻印が追加されるごとにアビリティ強化などの底上げが行われた。
まさにティアマトから最終上限でマグナへ変化したような形である。
ちなみに、最終上限解放された月には決戦!星の古戦場が行われ、こちらが風有利とアナウンスされているのだが……そう言う事なのかもしれない。
ティアマト・アウラマグナ
10周年イベント『HEART_OF_THE_SUN』において登場したティアマトで、後にマグナ3のHLボスとしても実装されることになった。
ランク151以上でないと救援に表示されず、自発するにはグリームニルHLの撃破が必要である。
武器ドロップには、アウラ銃、アウラ弓、アウラ短剣がドロップするのだが、ドロップ確率はかなり低い。性能を踏まえると、それも分かるという性能ではあるのだが……。
それに伴い、召喚石版のティアマトにも限界超越が実装され、レベル200まで上げていればアウラマグナの撃破時に得られるトレジャーを使って限界超越が出来るようになる。これによって召喚石としての性能も上がるため、砂が必要となるレベルまで上げることを推奨する。
(最大レベルは250だが、230から砂が要求される)
Shadowverse
同じCygames制作の対戦型デジタルカードゲーム『Shadowverse』では、グランブルーファンタジーをテーマにしたカードパック「十天覚醒」のアディショナルカードにて参戦した。
カード名 | ティアマト・マグナ |
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種類 | フォロワー |
クラス | ドラゴン |
レアリティ | レジェンド |
コスト | 4 |
進化前 | 攻撃力:3 体力:4 |
能力 | 結晶 1; カウントダウン 1 |
ファンファーレ 相手のターン終了まで、自分のフォロワー1体は「攻撃されない」を持つ。 | |
ラストワード ランダムな自分のフォロワー1体を+1/+1する。 | |
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ファンファーレ 自分のリーダーを2回復。相手のフォロワーすべてを-1/-1する。覚醒 状態なら、2回復ではなく4回復。-1/-1ではなく-2/-2する。(体力の最大値が0以下のフォロワーは破壊される) | |
進化後 | 攻撃力:5 体力:6 |
能力 | |
収録セット | 十天覚醒 |
※結晶…プレイするのに十分なPPがなく、自分の残りのPPが結晶の値以上なら、結晶能力のみを持つアミュレットとしてプレイできる能力。
※カウントダウン…アミュレットに設定された数字がターン開始ごとに1減る能力。0になると破壊される。
※ファンファーレ…手札からPPを支払って場に出たときに発動する能力。
※ラストワード…場から破壊されたときに発動する能力。
※覚醒…自分のリーダーの最大PP7以上で発動する能力。
星晶獣であることを再現した結晶能力を有する。
ファンファーレで自分のフォロワー1体に「攻撃されない」を付与することができる。ラストワードは+1/+1のバフを持つため、烈覇のアルチザン・レジーなどと相性がいい。
本体は、回復と全体除去(AOE)を持つ。ドラゴンクラスのAOEは他にゲオルギウスなども存在するが、こちらは自リーダーの回復、破壊ではなくマイナスのデバフという性質を持つため差別化は可能。
どちらかというと万華の鳳凰を用いた「庭園ドラゴン」などの、受けが重要なデッキで活用することになるだろう。
関連タグ
ぐらぶるっ!:上述の最終上限解放の際に登場。テレビアニメ版では、まさかのティアマト・マグナの『るっ!』バージョンと言えなくもないアレンジまで作られる事に。
グラブルモブ:2023年夏のキャンペーンCMで、ティアマト・マグナの替え歌をモブおじさんたちが大合唱でキャンペーンを宣伝するというものがある。当然だが、これも公式である。