宗教において神と人間との中間におかれる霊的存在。神意の伝達者。英語ではエンジェル（angel）というが、これはギリシア語の「angelos（使者）」に由来している。本頁で記述。
心の清らかな、優しい人の例え。
天子の使者、勅使。
生まれたての赤ちゃん、癒し系でかわいらしい動物の例え。天使を彷彿とさせる無垢な笑顔、白ワンピースが似合う少女に使われることも多い。
創作世界における日本人の苗字のひとつ。読みは「あまつか」。
天使(ドラゴンボール) - 『ドラゴンボール』シリーズに登場する宇宙の神々の一つ。破壊神に仕える。代表キャラはウイス、ヴァドス。
『女神転生シリーズ』に登場する悪魔の種族（分類）の一つ。

概要

神の使者や、天界の住人など様々な見方で描かれておりアブラハムの三宗教やゾロアスター教などに見られる。日本の創作における天使はただの有翼人であったり、単なる種族のひとつであったりすることも多く、設定は千差万別である。

天使の分類や名前

創作・版権ともに聖典に因んだ固有名詞は多い為、タグによっては天使と無関係のキャラクターを多く含む。

階級名	複数形	版権作品独自のもの
熾天使セラフ	セラフィム	セラヴィー
智天使ケルブ	ケルビム	ケルディム
座天使オファニムガルガリンソロネ　スローネ	スローンズ
主天使ドミニオンキュリオテテス　キュリオテス	ドミニオンズ	キュリオス
力天使ヴァーチャーヴァーチェ　デュナミス	ヴァーチュース　ヴァーチュズ　ヴァーチャーズ　デュナメイス	デュナメス
能天使パワーエクスシア	パワーズ	エクシア
権天使プリンシパリティアルケー	プリンシパリティーズ
大天使アークエンジェルアークエンゼル
天使エンジェルエンゼル

かつては人間と接する一部天使を除き、多くの天使は人型ではなかった。特に書物に語られるような高名な天使は、顔や腕や眼が沢山あったり、天にも届く巨体であったり、炎に包まれていたりと、怪物の様な姿をしたものばかりであった。

しかし、この世の理を司ったり、天界の番人をするなどと人を超越した存在である事を考えれば、むしろこの方が自然とも言える。時代が進むに連れて人間型の天使が描写されるようになり、現在の天使像の源流となった。

偽ディオニシウスの天使の位階における天使

詳しくは天使の階級を参照。

イスラム教における天使

イスラム教にも「アブラハムの宗教」における天使が登場している。

イスラム教においての天使	存在が信じられている天使	堕天使
ミーカーイール（ミカエル）ジブリール（ガブリエル）マーリク（ザバーニーヤの長）ムンキルナキール	アズラーイール（アズラエル）イスラーフィール（イスラフェル）リドワン	イブリースハールートマールート