曖昧さ回避
- 『赤ずきんチャチャ』のキャラクター。本項で解説。
- 『機動戦士ガンダム00』に登場する架空の兵器。→セラヴィーガンダム
概要
主人公・チャチャの師匠。魔法と家事全般を得意とするのだが・・・。
一言で言えば
「変態に世界一の魔力を与えた結果がこれだよ!」
ただしアニメ版ではまだ普通である。原作初中期でのアニメ化であったために、原作後期での本当の設定が出ていなかったためだが。(ただし原作ネタの回によっては自重せず変態暴走する)
ちょっとだけ真面目に語れば
当代・世界一の魔法使い。心優しく理知的な完璧超人。
ただし自らが持つ人形の「エリザベス」を相手に会話する癖がある。(エリザベスの言葉はセラヴィーの腹話術によるものであるため、キッパリと独り言の世界なのであるが)
初恋の「金髪だった頃のどろしー」に異様に固執し(前述のエリザベスも昔のどろしーを模したもの)、髪を染めた現在のどろしーは表面上ぞんざいに扱うがロリ化や魔力を無力化されて等で金髪に戻ると理性を失い追いかけ回す。
オカマが苦手で、どろしーの女装した弟ドリスを前にした時はかなりうろたえていた。
アニメ版で公開されているのは、だいたいここまでの設定である。ちなみに過去、城の魔法衛兵であった(だからこそマジカルプリンセスであったチャチャを託された)のはアニメ版オリジナルの設定。
じゃあ、原作だと?
上記の基礎設定は衛兵時代を除けば、ほぼそのままだが、プラス、どろしーいわく「ものすごく寂しがりの悪魔」である。どんな形であれ一人でいる事に耐えられないガラスのハートの持ち主。猫かぶりが上手く人当たりの良い性格破綻者とも言える。
ドリスの陰謀でひとりぼっちにされた時には、チャチャたちに側にいてもらうために世界を滅ぼそうとした。(帰る場所がなくなれば自分の側にしかいられなくなる、という思考法である)見事なまでのミスター・ヤンデレ・オブ・ヤンデレである。ちなみに、この(特に恋愛関係における)病みっぷりは弟子にもしっかりと受け継がれている。
チャチャの世界が曲がりなりにも保たれているのは子どもたちが身を挺して悪魔を封印しているためである。
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※以下ネタバレ
本当の出自(ネタバレ)
魔界を統べる大魔王の直系の息子(長男)。
変態で悪魔なのは、まさに血筋ゆえ。
本名(出生時の名前)はサンダル(着ていた産着に書かれていた)だが、本人としては頑として認めたくない事実。ただし実の親(大魔王)や弟たちからは(当たり前だが)本名で呼ばれる事が多い。
……まぁサンダル自体も強大な力を持つ存在として悪い名前ではないのだが……。
父親である大魔王は生粋のオタク野郎で魔法の国の同人誌即売会に赤子のセラヴィーを連れて行き、そのまま同人誌に夢中になって息子を忘れて帰ったという、ダメなヒト。
放っておかれたセラヴィーは、そのまま山の怪物であるトカゲ男(とても美人な男の娘。ただし中身は老人という、いわばロリじじぃ)に拾われて育てられた。
極端なまでの寂しがりは、この頃のトラウマによるもの。
そして魔法の国を(名目上)狙っている魔王・平八は実弟にあたる。
ちなみに実母はセラヴィーそっくり(ただし黒髪)である。
ちなみにこの設定、アニメ終了後の原作終盤に出された設定であるため、アニメ版には反映されていない。