もしかして→機動戦士
概要
機動天使とは、漫画「シャーマンキング」に登場する組織「X-LAWS」が運用している特殊な機械精霊達の総称である。
神々しい見た目をしており、その全てに聖書に登場する有名な天使達の名前が付けられているが、本物の天使というわけではない。
その正体は、高いシャーマン能力を持つ神父がグレートスピリッツ内に存在する天国のコミューンから天使と呼ばれる存在の一部を持ち帰り、永年愛情を受けたマシンだけに宿る魂に組み込むことによって作られた機械精霊である。
機動天使のベースとなった機械は全て現実に存在する有名な車両であり、自動車(スーパーカー)から戦車と様々な種類がある。オーバーソウルを解くと天使ではなく車両の姿となる。麻倉葉は日本の百鬼夜行絵巻で描かれる「付喪神」の一種であると推測している。
本物の天使には及ばないが、グレートスピリッツの一部を利用して生み出されただけあって、限りなく神クラスに近い霊力を持つ強大な存在で、並のシャーマンでは全く太刀打ち出来ない程の戦闘力を発揮する。
圧倒的な戦闘力を誇る分、その反動も凄まじく、一度破壊されてしまっただけでも操るシャーマンに掛かるダメージは大きく、パワーに関しては最強であるアザゼルの場合は、死に至ってしまう。
基本的に色は白で統一されている。
しかし、機械精霊を憑依させる時、正義への信仰よりもベース車両への愛情が強かった場合、天使性よりも媒介の属性が優勢となるため、ベース車両のオリジナルカラーに色濃く影響されるらしい。
種類
※それぞれの詳細は機動天使を持霊とする各シャーマンのページを参照。天使名からは元ネタのページに飛びます。
関連タグ
以下、ネタバレ注意
「マルコス」にて、ルシフェルの由来である本物のルシフェルが登場し、フラ・ヤービスの大幹部であるラッソ家の持ち霊であることが判明した。また、ルシフェルとサティ・サイガンの持ち霊であるダイニチにはとある関係があり、サティがシャーマンキングにならなかった理由も明かされた。
さらに、何とマルコ自身も本物の天使になった。これはハオ自身も無理だと考えていた偉業であり、もしかしたら新たな天使が生まれたのは初めてかもしれない。