概要
「機動戦士」とは、ガンダムシリーズの枕詞である。宇宙世紀の映像作品にはすべてこの名称が使用されている他、ガンダムSEEDシリーズ、ガンダム00、ガンダムAGE、鉄血のオルフェンズ、水星の魔女にもタイトルに関せられている。
いわば、ロボットアニメにこれでもかと掲げられる「超電磁ロボ」「無敵超人」「最強ロボ」「六神合体」「伝説巨神」「戦闘メカ」「宇宙戦士」「装甲騎兵」「聖戦士」「蒼き流星」「超獣機神」「勇者王」「GEAR戦士」「超重神」「革命機」といったカッコいい二つ名と立ち位置的には同一である。
しかしこの名称は本編には登場しないし、「ああっ、あれは機動戦士ガンダムだ!」などといったセリフも無い。
例外もあり、Gガンダムは“機動武闘伝”、ガンダムWは“新機動戦記”、ガンダムXは“機動新世紀”と少し捻った枕詞が使われているが、“機動”の単語が入っているのは共通。最大の例外は∀ガンダムとGのレコンギスタで、それらにはそういった接頭詞は付けられていない。
タイトル『機動戦士ガンダム』の英訳は『Mobile Suits Gundam』なので、「機動戦士」の意味は機械で動く戦士、すなわち軍用モビルスーツを表していることは容易に推察できる。
実際、まだ設定が固まっていなかった頃の冒険王コミカライズ版のガンダム第1話では、ガンダムを見て「連邦軍の機動戦士だ」とジーンが発言している。
pixivでは作品タイトルをタグに付けようとして、空白を打ち間違って付けられていることが極めて多い。
関連項目
巨大ロボット:正確に言うと違うのだが。
連邦の白い悪魔:作中でのガンダム(ファーストガンダムRX-78-2)の異名の例。
機動天使:オマージュの例