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概要編集

クワガタムシ亜科に分類されるクワガタムシの一種。

学名はNigidius


東アジア東南アジアアフリカに分布している。


体長は10〜20mm程度で小型種として扱われる。


体型は細長く大顎は発達しない。

上翅に縦筋、頭部には点刻が入り、眼縁突起が突き出す。

大顎の基部外側から上向きに湾曲した角が生え、名前の由来となっている。メスは大顎の角がわずかに小さくなるが、小型種のため肉眼での判別は困難である。


生態はチビクワガタとよく似ており、成虫・幼虫共に朽木内に見られる。成虫は肉食性であるが、同種の幼虫を共食いするほどは強くないとされている。

成虫の寿命は1〜2年と長いため、1年中朽木の中で過ごす。

羽化後に体表が完全に固まるまでの時間が長いことが知られており、中には体表が固まり切らず赤みが残ったまま活動する個体も見られる。


主な種編集

全体的に名前の長い種が多い。


ルイスツノヒョウタンクワガタ(N lewisi)

和歌山県四国九州の太平洋沿岸部とその周辺の離島、沖縄本島までの南西諸島に分布している。海外では台湾中国海南省に分布している。


タイワンツノヒョウタンクワガタ(N formosanus)

台湾に分布。


リウイツノヒョウタンクワガタ(N liui)

中国雲南省に分布。


ビルマツノヒョウタンクワガタ(N birmanicus)

タイに分布。


ディスティンクトゥスツノヒョウタンクワガタ(N distinctus)

ラオスに分布。


ラエビコリスツノヒョウタンクワガタ(N laebicollis)

フィリピンに分布。


ヘラーツノヒョウタンクワガタ(N helleri)

スマトラ島ジャワ島に分布。


リヒテンシュタインツノヒョウタンクワガタ(N lichtensteini)

スラウェシ島に分布。


マゾツノヒョウタンクワガタ(N mazoensis)

ジンバブエに分布。


アンプリコリスツノヒョウタンクワガタ(N amplicollis)

タンザニアに分布。


ネグスツノヒョウタンクワガタ(N negus)

エチオピアに分布。


ラエビガートゥスツノヒョウタンクワガタ(N laevigatus)

カメルーンに分布。


メディムニツノヒョウタンクワガタ(N medimniensis)

カメルーンに分布。


関連タグ編集

クワガタムシ亜科

クワガタムシ

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