ドウイロクワガタ
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どういろくわがた
南米に生息するクワガタムシの一種。
ニジイロクワガタやパプアキンイロクワガタと同じキンイロクワガタ亜科に分類され、本種のみでドウイロクワガタ属(Streptocerus)を形成している。
学名は「Streptocerus speciosus」。
大型のオスでも3cm程度と小ぶりな種である。
体型はニジイロクワガタと似るが、大顎は横に強く弧を描きながら前方に短く伸び、触角は長くなる。
体色は金属調の焦茶で、大顎と脚、腹部の内側が青くなる。
頭部と前胸は点刻と鈍い光沢を持ち、上翅と胴体の裏側は金属光沢を持つ。
成虫はニジイロクワガタ同様に長命で、1年〜1年半生きる。但し、分布域が高山地帯のため、低温飼育が必須となる。
現在はチリ政府により輸出が禁止されているため、飼育個体のみが出回っている。
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