概要
クワガタムシの一種。ニューギニア島(インドネシア・パプアニューギニア)に生息している。キンイロクワガタ属世界最大種。
独特の金属光沢があり、数種類の色彩変異がある。青色の雄は珍しく、珍重される。光沢は雄より雌のほうが強い。
雄の大アゴは上へと反り返っている。
この大アゴは戦いのためのものではなく、エサとなる草の汁を吸う際、茎を押さえるためのものである。前足にある扇形の突起で茎を切断する。
ファンの間では通称パプキンと呼ばれている。
生息地では数年に一度大発生し、現地住民がおやつに食べることもある。
飼育はかなり容易。土さえあれば産卵するし(大きさに拘らなければ)羽成長もする。
甲虫王者ムシキングシリーズ
2006ダイナミックスタンドで初登場。つよさ100のバランスタイプ。必殺技はチョキ。肩書きは「パプアの虹」。超必殺わざは「(スーパー)エアロキャプチャー」。
2006ダイナミックスタンドにおいてはつよさ100ながらも特殊なキラ加工がされており、緑、青、金(アダーコレクション)の3色が登場した。ただしこれらの色はカード上のみであり機体では緑色に統一される。バーコードも緑と青では全く同じ。
アダー完結編5弾「最大最強セレクション」には最大サイド(世界最大のキンイロクワガタ)と最強サイド(プラティオドンネブトクワガタの最強カスタマイズ用)の2種デザインが登場。
デビュー当初はストーリーモード「アダーの計画編」において重要な役割を担っており、こいつとムシキングを使わないとエンディングを見ることができなかった(さばくの森。のちに2006セカンドおよびDSソフト「甲虫王者ムシキング スーパーコレクション」でも再登場し、ここではどの虫でもプレイ可能)。
また、デビュー当初は公式大会でも「パプキン限定」の大会が開催されており、強さ100の甲虫の中でも優遇されている方だった。
ただしタッグマッチでは相性◎となるペアが存在しないため注意が必要。アダーの計画の事情もあり「ムシキングと組めばタッグ相性◎という特殊な設定を設けてもよかったのではないか」という意見もある。
新甲虫王者ムシキング
2015 2ndより登場。階級はN。
森の救世主
学年誌で連載されていたコミカライズ版では固有名詞付き甲虫のパンプキンが登場した。ただし、カード化はされなかった。
関連タグ
- クワガタムシ
- ニジイロクワガタ:同じ「キンイロクワガタ亜科」に分類される。
- 甲虫王者ムシキング/新甲虫王者ムシキング