パプアニューギニア
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ぱぷあにゅーぎにあ
南半球にある立憲君主制国家。ニューギニア島の東半分を占める。
ニューギニア島は1884年から1919年まで西をオランダ、北東をドイツ帝国、南東をイギリスが植民地として支配し、1901年にイギリス領はオーストラリアに継承された。
第一次世界大戦の結果、ドイツ帝国領もオーストラリアの委任統治領となった。
1941年に太平洋戦争(大東亜戦争)が始まると日本軍がニューギニア島北海岸に侵攻してオランダ軍、オーストラリア軍を駆逐し、連合国軍(米・英・豪など)と激戦を繰り広げたが、ダグラス・マッカーサーの飛び石作戦により補給を絶たれて無力化され、「緑の砂漠」と呼ばれるジャングル内で多数の餓死者を出した。
1949年、オーストラリアは南東部と北東部を一行政単位に統合して「パプアニューギニア」とする。
1961年、オランダ領が「西パプア共和国」として独立するが、インドネシア軍が武力侵攻し、併合してイリアンジャヤ州となった。
1975年、オーストラリア委任統治領は独立し「パプアニューギニア独立国」となった。
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