概要
日本からはるか南へ5,000kmあまり南方のビスマルク諸島最大の島である。
大きさは九州とほぼ同じである。
島最大の町はラバウルであったが噴火被害により中心都市機能はココポに移されている。
歴史
1700年2月27日、イギリス人海賊兼探検家のウィリアム・ダンピアにより「発見」される。
1884年11月17日からイギリスとの協議の末にドイツの植民地となる。
その後もドイツによる統治が続くが、第一次世界大戦にドイツ陣営の枢軸国が敗れるとヴェルサイユ条約により植民地を放棄させられビスマルク諸島はオーストラリアの委任統治領となる。
太平洋戦争/大東亜戦争開戦後の1942年1月23日に日本の占領下に入る。かの有名なラバウル航空隊の本拠地もここであった。
1943年12月15日に米軍が上陸するもののラバウル擁する島東部の占領はできず日本軍は戦争終結時まで展開していた。
大東亜戦争終結後は再び「パプアおよびニューギニア」として再びオーストラリアの支配を受けたのち、1975年9月16日にパプアニューギニアとして独立を果たした。