概要
肌の黒いパプア人を見たイギリス人がアフリカのギニアに似ていると思ったことから「ニュー・ギニア」と名づけた。
地理
地理的にはメラネシアと呼ばれる地域にある。
面積は約78.6万km²で、世界の島の中で2番目に大きい。
島の中央を東西に険しい山脈(スディルマン山脈、マオケ山脈、ビスマーク山脈、オーエンスタンリー山脈)が走り、スディルマン山脈にあるジャヤ峰(4,884m)はオセアニア最高峰である。
歴史
多数派を占めるパプア人はアボリジニ同様、氷河期に陸続きだった東南アジアから渡って来た人々で、その後、海洋民族のメラネシア人、マレー人、ジャワ人が到来し、海岸近くに住み着いた。
島の西半分はインドネシアがパプア紛争(1963年)を経て武力で実効支配する地域で「イリアンジャヤ」と呼ばれ、独立を求めるパプア人をインドネシア軍が弾圧している。
東半分はオーストラリアの委任統治領だったが、1975年にイギリス連邦加盟国のパプアニューギニアとして独立した。
関連タグ
リバースギャオス:ニューギニア(島)で卵が発見され、それが孵化した。