概要
インドネシアにおいて、唯一ヒンドゥー教徒が多い島であり、この島を境に東側はカトリック、西側はイスラム教の文化圏となる(とはいえ、西側のジャワ島とスマトラ島の人口が圧倒的に多いため、国全体で見ると国民のほとんどがイスラム教徒である)。
バリ島においてはヒンドゥー教は独自の発展を遂げておりバリ・ヒンドゥーと呼ばれている。
たとえば、ヒンドゥー教の有名な特徴であるカースト制はほとんどその機能を失っており、結婚などにより簡単にカーストが変動する。
民族音楽であるガムランや、それを伴って演じられる人形劇「ワヤン・クリ」は、この島の名物である。
なお、この島にはキンタマーニという名の付く高原があり、何度か競走馬の名前の由来にもなっている。