エンディング

えんでぃんぐ

エンディング(ending)とは、「結末」「終局」を指す言葉。

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エンディングとは

【1】物語の結末。

【2】映画やテレビ番組等のエンディングテーマおよびエンディングアニメーション。あるいはコンピュータゲームのエンディングデモの略称。

エンディングアニメーションにはその回の出演キャスト、制作スタッフ名などがクレジットされるが、内容は回によってその都度異なる。そのため、クレジット部分だけ背景映像とは個別に制作し、オンエア時には両者を合成して放送することが多い。

（対照的に、オープニングアニメーションは制作監督陣やプロデューサーなど、シリーズ全体を通して変化しない内容が多いため、背景上にクレジットを直接描き込んで制作されることもある。）

なお、オープニングとは異なり「EDなし」がtwitterトレンド入りするような事態はない。基本的に5分枠のショートアニメであろうと、スタッフスクロールを番組冒頭にまとめるようなバラエティー番組でも番組の終了(エンディング)は存在するからだ。

(エンディングテーマなしに関して「EDなし」と略すパターンは若干あり)

強いて言うのであれば、ソシャゲにおけるストーリーモードにゴールがないままサービス終了、WEB小説などにおける「エタる」が該当するかもしれないが、このパターンでも打ち切りエンドといわれるので、「EDなし」にはあたらないだろう。

※詳細はそれぞれの記事参照のこと。

※マルチエンディングとして複数エンディングがある場合もある。

グッドエンド	良い結末。バッドエンドと対になって設けられている事が多い。
ハッピーエンド	グッドエンドの別の表現として。グッドエンドより上の結末の場合もある。幸福な結末。大団円。
ベストエンド	たどり着くことができるエンディングの中で最良の結末。
トゥルーエンド	真相が明らかにされる、本当の結末。マルチエンディング型のゲームではすべてのEDを見ないとたどり着けない事が多い。バッドエンド並みに後味が悪い場合もある。

バッドエンド	良くない結末。対になるグッドエンドが用意されている事が多い。基本的に主人公側が敗北するなどして不幸が訪れる結末。
デッドエンド	主人公が死ぬという結末。実質のゲームオーバーである。
鬱エンド	バッドエンドの中でも特に悲劇度合いが高いものに対して見ている方が気分を悪くし得る結末。
ワーストエンド	言葉の意味通りの最悪の結末。
全滅エンド	主要キャラが全員死ぬ結末。

ノーマルエンド	ごく普通の結末。すごく良くもないが悪くもない結末である事が多い。

メリーバッドエンド	見方によって幸福にも不幸にも取れる結末。
ビターエンド	苦い結末。鬱エンドほど悪くないが良くもない。
サッドエンド	悲しい結末。悪い状況を描くだけではなく、登場人物が現状を嘆く。
ハーレムエンド	ギャルゲーやエロゲに多い。登場ヒロイン全員とラブラブになるというもの。ある種究極のハッピーエンドか。
バウムクーヘンエンド	いかにも結ばれそうな仲のいい２人のうち一方が、物語の中で他の相手と結ばれる結末のこと。
世界再編成エンド	作品の舞台となる世界や物語を1からリセットする結末。
転生エンド	作中で死んだ登場人物が物語の最後に転生する結末。

打ち切りエンド※	大人の事情により本来の結末とは異なる、雑な結末に行き着いてしまう。
投げっぱなしエンド	打ち切りというわけでもないのに、なぜかテキトーに終わってしまった場合。作中で主人公が成さねばならない重要な決断等が成されず終わってしまうとこう言われやすい。とはいえ「あえて作中で語らない」事の物語の様式美である例もあるため安易に批判するのも良くない。
『女か虎か』エンド	元ネタはF・R・ストックトンの小説『女か虎か』。あえて物語の重要な所を描写せず終わり、読者や視聴者に想像、または推理させる終わり方。

※例としてはソードマスターヤマトがあり、この作品の打ち切りエンドは様式美1つ。元ネタはギャグマンガ日和。

アナザーエンドパラレルエンド	「通常のエンディングとは違うエンディング」であることが強調されている場合。
トホホエンド	作品の終わりというより、ギャグテイストな作品の1エピソードの終わりに多いもの。最後にオチを言う人物のアップを丸で囲い、オチを言った後にフェードアウトする。