概要![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
『アイシー~瞬間記憶捜査・柊班~』は2025年1月21日からフジテレビ系火曜9時枠で放送のテレビドラマ。主演は波瑠。
監督は『ストロベリーナイト』シリーズ、『累-かさね-』、『六人の嘘つきな大学生』等を手がけた佐藤祐市。
脚本は『仮面ライダーエグゼイド』、『仮面ライダーギーツ』、『マウンテンドクター』等を手がけた高橋悠也。
アクションコーディネーターは『仮面ライダー電王』のリュウタロス、『爆上戦隊ブンブンジャー』のデコトラーデのスーツアクターであるおぐらとしひろ。
主題歌はずっと真夜中でいいのに。の『シェードの埃は延長』。
登場人物![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
柊氷月
演 - 波瑠
警視庁捜査一課第3強行犯第1係・「柊班」の主任。瞬間記憶能力・"カメラアイ"を持つ。寡黙な性格で班のメンバーとも馴れ合わない一匹狼だが、班長として手本を見せようと奮闘している。勝村達からは「氷の女王さま」と嘲笑混じりで呼ばれている。
妹の陽菜と二人暮らし。
幼少期に母親が父親に殺害される凄惨な瞬間を目撃しているため、今でも度々フラッシュバックしてしまう。そのため、フラッシュバックしないようにクローゼットは開けている。
自身の過去もあり、女性の悲鳴には特に敏感。
"カメラアイ"にかなりのカロリーを使うためか、それを補填するために大食いと化している。
柊班![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
土屋健次郎
演 - 山本耕史
巡査部長。柊班のまとめ役を担う。氷月とは知己の関係で班のメンバーの前では敬語で接するものの、2人きりになるとタメ口になる。
勝村曰く「前科がある。」ようで、勝村班を抜け捜査一課を離れていたが、どういう訳か復帰した。
そのため勝村とは終始険悪で彼の嫌味ったらしい性格を「口だけは達者」と断罪している。
貝原からは氷月の監視役を任されていたようで…。
穂村正吾
裏表のない熱血刑事。氷月をライバル視しており、出世に貪欲な野心家。感情的になることも多く、木皿は「穂村先輩と一緒にいると火傷しそう。」と評している。
姉が通り魔に殺害された過去から、自分のように身近な人達が死ぬことへの恐怖を他の大勢の市民にさせたくないという想いから警察官になった。
新人の瑞江に対しても少し見下している節があり、先輩刑事に対して意見することに嫌悪感を示していた。とはいえ、彼の成長を期待していた模様。
瑞江の死後、通常通り淡々と捜査をこなす氷月に不満を感じ、声を荒らげたが土屋に諭され自身の境遇を吐露したものの「俺はアンタみたいにはなれない。」と突き放した。
その後、無断で単独捜査を行なうがその件を赤松に知られてしまい叱責された。氷月からも「一人で勝手に動かないで。」と言われてしまうが、「自分の保身のために逃げたくない。」と反論した。しかし、根気強い説得と土屋の助言で冷静さを取り戻し、木皿の見舞いに行き既に来ていた赤松に謝罪した。
木皿啓介
演 - 倉悠貴
刑事部捜査支援分析センター(SSBC)で活躍した経歴を持つサイバー刑事。ベジタリアン。
穂村の熱血さ加減にはほとほと呆れている。
頭脳派であるためか、武術は苦手分野であり、大柄の男に襲われてもろくに抵抗できずスパナで殴られダウンしてしまう。
幸い軽傷で済んだものの、後輩を助けられなかった後悔を抱え絶望してしまう。
瑞江律
演 - 柏木悠
キャリアで現場を経験するため柊班に加入した新人刑事。警視庁長官を父に持つ。それ故に父親のことで自身が甘やかされたり舐められたりすることを良しとせず、経験を積むために柊班での研修期間を父親に3ヶ月と勝手に決められた際には反発していた。躊躇することがない強心臓な性格の持ち主であり、木皿からは「鋼のハート」と評された。
柊に憧れており、「勉強」と称して彼女から理想の刑事像を吸収しようとするものの、本人からは「勉強と言うのはやめた方がいい。」「あなたは柊班にいる以上、チームのメンバーで一人の刑事だから。」とアドバイスされた。
穂村の言葉を受けて「早く一人前の刑事になる」ことに固執し焦るようになる。
そして、張り込みの最中に大柄の男に襲われ、ろくな抵抗もできずスパナで頭部を散々殴られ、意識不明の重体となってしまうが、持ち前の根性で食らいつき爪の間に犯人の皮膚片が検出されたため犯人特定に繋がった。
しかし、殴打による脳の損傷は激しく容態が急変してしまいそのまま帰らぬ人となってしまった。
捜査一課![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
安田大丸
演 - 石黒賢
捜査一課課長で、氷月の上司。
勝村英治
演 - 新納慎也
警視庁捜査一課第3強行犯第1係・「勝村班」の主任。土屋とは同期。拉致監禁の緊急性があったとはいえ、氷月が令状もなしに犯人の自宅へ侵入した件を「違法捜査」といびり倒した。
その後も柊班及び氷月を目の敵にしており、会う度に柊班が成果を上げていないことや後手後手の対応を指摘し牽制している。
しかし、刑事としての性根は腐っておらず、殺人を依頼した女性が「そんなつもりはなかった」「本当に実行する男たちが悪い」とこの期に及んで悪あがきをした際には「言葉というものには責任が伴うんだよ!」と啖呵を切った。
戌井毅
演 - 植木祥平
勝村班の刑事。勝村の側を離れず付き従っている舎弟的存在。
赤松紳一
演 - 菅原大吉
警視庁捜査一課第3強行犯第1係長。氷月や勝村の上司。瑞江の死後、部下の教育を最優先にするよう氷月にアドバイスした。その後、穂村が無断で単独捜査をしていたことを知り氷月に指導を徹底するよう釘を刺した。
その後、木皿の見舞いに行き、落ち込む彼を激励した。
その後、特殊捜査班との諍いを起こした氷月を宥めようとするも「私達には意地がある。」と反論されたことで彼女たちの覚悟を汲み取り、自分の進退もかけて彼女の決断を信頼することにした。
周辺人物![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
小金井大
演 - えなりかずき
小金井署刑事課強行犯係刑事。捜査一課の柊班に憧れ、捜査一課に配属されることを目指す。そのために柊班に媚を売っている。
貝原松也
演 - 今井朋彦
警視庁警務部監査官室長。氷月を「警察組織を根底から揺るがす存在」として警戒している監視者。そのために監視役として土屋を送り込んだ。
柊陽菜
演 - 加藤菜津
氷月の妹でヨガインストラクター。幼少期に母親が父親に殺害されており、本人は物心つく前だったため当時のことは記憶にないものの、姉のトラウマについて理解を示しており、クローゼットはいつも開けておくようにしている。
交際中の彼氏がいるものの、全てを背負い込もうとする姉の姿を見て後ろめたさを感じている。また、他愛もない会話すらしてこない姉に不満を感じている。
夏見小夜
演 - 松尾翠
氷月と陽菜の母。氷月が幼少期の頃、娘の目の前で夫により殺害された。
余談![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
- 中居正広の女性トラブル問題によりフジテレビ社員が関与していた疑惑が報じられたことで第1話、第3話では提供スポンサーのクレジットが1社も表示されなかった。波瑠主演のドラマ『アイシー』放送開始も提供スポンサー名はゼロ!ACのCMばかりで「アイシーではなくエイシー」の皮肉(週刊女性PRIME)
関連タグ![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
ストロベリーナイト:演出家が同一の同局の刑事ドラマ。女性主人公が捜査一課の班の主任を務める、主人公を支えるベテラン男性刑事、班のメンバーは主人公以外全員男性、新人刑事が殉職する等多くの共通点がある。