注意!これ以降はネタバレに近い情報があります
概要
19世紀のロンドン出身の男性科学者で、宝箱型のケースにエクスプローラーノート(調査書)を入れている。ARK内の様々な物に興味を持ち、研究に没頭する。ちなみにゲーム内に登場するキブル(ペットフード的な物)を始めとした料理類のレシピは彼が考案、作成したもの。
人物
過酷な環境下にもかかわらず、研究対象の多さを喜ぶマッドサイエンティスト。当初はそれでも理知的ではあったが、プライドの高さもありストーリーが進むにつれて知的好奇心に狂っていく。
容姿
エクスプローラーノートに記載されていた自画像では髪をオールバックにまとめ、豊かな髭も揃えていたが、Scorched Earthでの過酷なサバイバルの中で大分傷んだのか、再会の際ヘレナが記したエクスプローラーノートでは、髪が潰れた様にボリュームを失い、生え際も大分後退して髭もボサボサになった他、日光で目もやられたのか(あるいはただの加齢か)、大きな丸いレンズの眼鏡(上記の挿絵ではレンズが光って奥の目が見えずサングラスのようにも見えたが、他の挿絵ではちゃんと見えている)をかけていた。
各マップにおける活動経歴
The Island
サバイバル生活の傍ら各所で調査をしつつ知識人として交流していたところ、同じく調査活動をしていたオーストラリア人の女性生物学者ヘレナ・ウォーカーと出会い、互いに調査結果を話し合う相手ができたことを喜ぶ。それから間もなく評を聞きつけたガイウス・マルセルス・ネルヴァに協力を要請され、単独での活動より利点が多いと判断し承諾。共に洞窟やボスを攻略していく中で噂を聞いたメイ=イン・リーを「野蛮で危険な女」と一方的に嫌い、更にそれまで好意的だったヘレナに対しても彼女とボス攻略に行ったことを知り(正確には自分に黙って行ったことに対し)激怒し、嫌悪感を抱く。その後ネルヴァがヘレナを捕らえ協力させ、彼女の方が島の謎について詳しいと判断されたことにも腹を立て、ネルヴァ達のTEK洞窟攻略に同伴せず、後からついていく。そして最深部にあった転送装置を操作し、行先をScorched Earthに設定し自身を転送する。
Scorched Earth
転送から数年に渡ってより過酷な地で単身サバイバルをしてきたが、その中でオベリスクを崇拝する小規模なトライブ『プロフェッツ・レスト』と出会い、水や衣類を提供され、代わりに精通していた医学を使い、医者の役割を担う。しかし保有していたアーティファクトを崇拝するばかりの彼等に「本来の使い方を理解していない」と苛立ち、「共にいてもことが進まない」と他の物資や動物と共にアーティファクトを盗み出し逃走。ボス戦に挑むにも1人でどうしようもないところを盗賊団トライブ『バーニングフェニックス』に襲われ、荷物を奪われた上牢に捕縛されるが、彼等を利用しボス戦に挑むべく『プロフェッツ・レスト』同様医者としての協力を条件に解放され、トライブのリーダーティムールの妻の出産を成功させることで信頼を獲得し、ボス戦を提案、了承させるも、その裏で戦力に不安を感じながら「失敗したら終わり」と覚悟を決める。幸いティムールの活躍で成功し、更にエレメントを入手。名前が分からず『エドモンデュウム』と名付けると、『バーニングフェニックス』を用済みと判断し毒を盛り殺害。『エドモンデュウム』の研究をしようにもサバイバルでそれどころではないところに、ワイバーンを使役する老婆ワリを連れたヘレナと再会。当初は『エドモンデュウム』を奪われるのではと内心合流を嫌がっていたが、彼女の興味がアーティファクトにしかないと分かると安心し、『エドモンデュウム』の研究を優先しつつも必要なら引き続き協力も考慮しつつ、ワリの協力もあってヘレナと共にScorched Earthを脱出。Aberrationに転送される。
Aberration
引き続きヘレナと共に活動しながらサバイバルの傍ら『エドモンデュウム』の研究を続ける中、液状化したエレメントのプールを見つけ、Aberrationの土壌には『エドモンデュウム』が染み込んでいると推測し、生物の発光もその影響と仮説を立てる。その後転送されていたメイ=インが属していた現地の未来人トライブと合流するも、研究して作りたかったTEKスーツの現物に苛立ち、更にエレメントの呼び名も「元素の意味を持つエレメントでは周囲の物全てが同一的であり、馬鹿げた名前」と拒絶したものの、流石に彼等の拠点を見た際は驚愕する。その後研究チームに入るもジェネレーションギャップどころではない時代差からぞんざいに扱われ、研究の停滞もあって苛立つばかりだったが、充電式ランタンの開発で周囲を見返し、洞窟探索に同行する権利を得る。その後脱出計画『ゲートウェイプロジェクト』を「こんな研究しがいのある地を何故離れるのか」と呆れ、ヘレナがメイ=インと共にオベリスクの調査に向かった際は「ゴミがいなくなって清々した」とまで言い放つほどに探求心が肥大化していた。その後洞窟の調査で純粋な溶解したエレメントを入手すると、他の研究者が「体に害を及ぼす」と忌避する中1人研究を開始。「成果が出れば盗用や抑止される」と考え、プラントZの研究で周囲の気を反らし、検体欲しさに拠点内にいたシャインホーンにエレメントを注入したところ変異、巨大化し、駆除したトライブリーダーダイアナ・アルトラスに遺体への接近、研究の中止を命じられる。逆ギレの末自身を検体に選び、血管を遮断した右腕に血液と混ぜたエレメントを注入し、密かに研究を続行していた所、ヘレナ達のオベリスクハッキング成功で歓喜付くトライブメンバーに「偉業を見せてやる」と全身にエレメントを注入。異形の怪物と成り果て、人としての思考を失い、「私はARKと繋がった」とエクスプローラーノートを締め、拠点を破壊。戻ってきたヘレナ達との戦闘中、勢い余って床に穴を開け転落し、以後同マップのボスとなり、プレイヤーを待ち構える(その前に遭遇した大学院生イマムを殺害している)。
Extinction
直接登場はしていないが、ヘレナがメイ=インに「時折ロックウェルの様になる」と言われて落ち込んだり、彼の振る舞いを戒めとしているかの様な描写があったりしている。
Genesis:シリーズ
Aberrationでプレイヤーに敗れ死んだと思われていたが、経緯不明ながら巨大宇宙船ジェネシスシップの中枢に侵入し、システムを掌握。オフラインモード化して難を逃れたムーダー以外のマスターAIを削除し、乗っ取ったマスターコントローラーに襲わせる裏でジェネシスシミュレーションを利用して自分に忠実なサバイバーを創り出し、既存の船員達を抹消した。更にジェネシスシップと一体化(実質寄生に近い)し、1部環境を変更し、サモナーを始め異形の生物を生成している。最終的にはHLN-Aとサバイバーの制裁を受け、それでもなお悪足掻きとばかりに道連れにすべくジェネシスシップを破壊。HLN-Aに看取られながらジェネシスシップの爆発に呑まれ消滅した。
アニメ版
2020年12月11日のゲームアワードにおいてアニメ化が発表されたARKだが、公表されたキャラデザではネルヴァやメイ=インが多少加齢される一方で、生え際こそ大幅に後退したもののしっかりと色があり、髭がないなどまさかの大幅な若返りを果たす。
余談だが投稿者は本動画のサムネを始め、以降時折動画内で彼の叫ぶ様な表情をした顔を使い雑コラを作って遊んでいる。
例えばこちらの動画では、画像右のロックウェル・プライムが2:30から3:10にかけてこの顔になっている。
その他
英語版だとかなり甲高い声だが、日本語版では一転して低い声になっている。
Genesis: Part2の最終決戦では、戦闘エリアを開放せず立て籠ったり、1度開けたと思いきや締め出すバグやラグ由来のトラブルが多々ある。