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仮面ライダー電王

かめんらいだーでんおう

仮面ライダー電王とは、2007年から放送された『平成仮面ライダーシリーズ』第8作目である。全49話。
目次[非表示]

時を超えて俺、参上!
時の列車デンライナー、次の駅は過去か?未来か?

概要

全員集合!クライマックスだぜっ!!
冬のクライマックス


主人公野上良太郎が、五人の仲間と共にイマジンの魔の手から未来を守るストーリー。
メインライターは小林靖子。また本作以降、これまでテレビ番組情報誌・テレビ朝日公式サイト等でしか判明しなかった各話のサブタイトルが、全ての作品で正式に付けられるようになった(サブタイトルが正式に付いていた作品自体は『仮面ライダークウガ』、『仮面ライダー響鬼』といった前例がある)。
登場ライダー数は平成ライダーとしては平均的だが、それぞれのフォームに別の人格が設定されるのが基本なので、あたかも別のライダーのように見え多く感じることがある。

派生作品においては「時間を渡る」と言う設定と、必ずしも俳優を出す必要が無い事が非常に便利な為、横に世界を繋ぐ『仮面ライダーディケイド』と同じく縦に時間を繋ぐ作品として、仮面ライダーシリーズの接着剤として登場することも多い。

2020年8月14日に東映まんがまつり枠で『仮面ライダー電王 プリティ電王とうじょう!』が公開された。

あらすじ

常に運が悪い青年・野上良太郎は、ある日偶然、時間旅行する列車・デンライナーの乗車券であるライダーパスを拾ってしまい、時を同じくして歴史を改変しようとするイマジンの一人・モモタロスに取り憑かれてしまう。更には自分に取り付いたイマジンとは別のイマジンが起こした騒動にも巻き込まれてしまう。

しかし良太郎は特異点という素質を持っており、他の人間とは違い、自分に取り付いたイマジンをある程度制御したり、ライダーパスを使って仮面ライダー電王に変身する事が可能だった。ケンカもからっきしで気も弱い良太郎だが、とにかく暴れる事だけに興味がある奇妙なイマジン・モモタロスと協力しながら、歴史を改変しようと企むイマジン達と戦っていく。

総合的な評価

主要キャラクターに人気声優を多く起用した事も特徴で、声優ファンを取り入れたことでも名高い。全体的にコメディタッチな雰囲気(あくまで雰囲気の話であって、本筋自体はおなじみの黒靖子)もあってストーリー面でも平成ライダーシリーズトップクラスに根強い人気がある。
その人気は衰えておらず、2021年に行われた「全仮面ライダー大投票」においては作品部門と仮面ライダー部門のそれぞれで第1位、音楽部門でも「climax jump」が第5位を獲得というものであった。

本編終了後も映画が制作された他、続編として「超・電王」シリーズが制作された。ただ、続編や本編終了後の映画に関しては賛否両論あり、「いくら人気が高い作品だとしても他と扱いが違いすぎるのでは?」と言われる事も多い。しかも、本編がかなり綺麗に完結した事や、無視される原作の設定(ゼロノス関連は特に)の数々、『俺、誕生!』のような本編を補完するストーリーな訳でも無いことから、「本編は良かったのに、その後の映画が蛇足だった」と言う評価も少なくない。また、声優という点で本人出演がしやすい為、歴代集合やクロスオーバーでは『電王』と言う作品はほぼ必ずと言っていい程何かしらの形で出番があり、尚且つ目立った扱いをされる事が多く、スーパー戦隊シリーズ』や『ウルトラマンシリーズ』の声優が演じるキャラクターと比較しても出番の回数・頻度が明らかに多いのでそれを喜ぶファンも居る一方で、「出過ぎて客演の有り難味が薄れる」「食傷気味」「優遇を超えてもはや贔屓の領域」等と言う声もあり、他のヒーローの活躍も見たい人からはそう言った点でも賛否両論があり、一枚岩では無い。それに関しては制作側も「見慣れた」と言う表現をしているので、他の作品と比較しても電王若しくはイマジンを出し過ぎている自覚はある模様。

更に、後の現行作品のアイテムであるレジェンドライダーのアイテムで優遇される事もある。特に顕著だったのがオーメダルロックシードフルボトルである。オーメダルの場合は電王系やイマジンのメダルが多数出ている事に加えて何故かデンライナーのメダルまで出ている、ロックシードは電王よりも後の作品である『キバ』や『ディケイド』を差し置いて強化フォームのロックシードが出たり、フルボトルに至ってはビルドドライバーとの連動においてディケイドはベストマッチがあるのだがキバを飛ばして電王のベストマッチがあると言う物である。

平成二期以降のライダーの根幹はこの作品で確立されているところがあり、ある意味、もはや仮面ライダーの域を超え「電王」というジャンルを形成しているとも言える。

登場人物

仮面ライダー電王の登場人物一覧を参照。

ライダーとしての説明

情報量が多いため、能力・使用マシン等の詳細はそれぞれの別項目を参照。

野上良太郎と彼に憑依するイマジン達が変身する主役ライダー
本作は五人のイマジンが主人公に憑依してそれぞれのフォームで戦う。
ライダーとしての能力・使用マシンは「電王」に記載する。

桜井侑斗と彼に憑依するデネブが変身する2号ライダー
良太郎が住む時代の自分から提供される硬券型パスで変身するが、提供者側の桜井侑斗を知る人物が関わった時の記憶から作る為、変身自体に限度がある。
物語後半では、提供者側の桜井侑斗も変身する。

野上幸太郎が変身する次世代ライダー。
基本的には幸太郎自身の「ストライクフォーム」を主として戦い、テディを始めとした憑依イマジンを武器に変化させて戦うスタイルを取る。
鬼ヶ島の戦艦」ではデネブが憑依し、「ベガフォーム」となった。

映画第1作目「俺、誕生!」に登場する悪の仮面ライダー。
牙王が、所有者であるオーナーから強奪したライダーパスを使用し変身する。

映画第2作目「クライマックス刑事」に登場する悪の仮面ライダー。
完璧な悪の組織を築こうとするネガタロスが変身する。

映画第3作目「さらば電王」に登場する悪の仮面ライダー。
変身者により、「スカルフォーム」と「ハイジャックフォーム」になる。

映画第4作目「鬼ヶ島の戦艦」に登場する悪の仮面ライダー。
自分達の時代を築く為に、未来へ侵攻したオニ一族の兄弟。

映画第5~7作目「超電王トリロジー」に登場する悪の仮面ライダー。
時間警察で開発された存在。電王達を排除し自分達の秩序を敷こうとする。

  • 謎のライダー
小学館から刊行された「仮面ライダー電王超ヒーローファイル3」における石森プロが執筆した漫画に登場する謎のライダーで、稲妻がモチーフ。武器は稲妻状の双刃状のデンガッシャー(組み合わせはロッドモードの最後部だけを外した形となっている)。
イマジン軍団を引き連れて電王たちを襲ったが、ソードフォームの「俺の必殺技パート2」で首をチョンパされて倒された。

正式名称は作中でも明かされなかった。

怪人

イマジン

存在しなくなった未来から来た侵略者。
目的は未来を自分達の存在するイマジンの世界にする為、現代の歴史を改変する事。
普段は光球の姿をしており、憑依した人間の持っているおとぎ話のイメージを元とした怪人の姿になって、その人間の願い事を叶えるべく行動する。

ただし、その叶え方はイマジン個人の解釈で且つ強引に遂行し、その報酬として叶えた瞬間、フラッシュバックする記憶にタイムスリップする。
その後、その時代で破壊工作を行いタイムパラドックスを生み、拠点を置く現代を改変する。

ギガンデス

神話の巨人「ギガンテス」+「デス:死」の造語。
イマジンによっては、倒された際に姿を形成するイメージが暴走する場合があり、その際の姿をそう呼ぶ。
イマジンの姿によって形成するギガンデスも変わり、

  1. 陸上生物のイメージならベヒーモス型のギガンデスヘル
  2. 水生生物ならリヴァイアサンのギガンデスハデス
  3. 鳥類やウサギなどの羽・空に関するイメージならジズ型のギガンデスヘブン
となる。
イマジンのイメージが暴走している為、まれに複数のギガンデスが生まれる時がある。

各話リスト

話数サブタイトル
1俺、参上!
2ライド・オン・タイム
3アウトロー・モモタロー
4鬼は外!僕はマジ
5僕に釣られてみる?
6サギ師の品格
7ジェラシー・ボンバー
8哀メロディ・愛メモリー
9俺の強さにお前が泣いた
10ハナに嵐の特異点
11暴走・妄想・カスミ草
12走れタロス!
13いい?答えは聞いてない
14ダンス・ウィズ・ドラゴン
15銭湯ジャック・パニック
16幸福の星、降伏の犯人
17あの人は今!も過去?
18時計じかけの婚約者
19その男、ゼロのスタート
20最初に言っておく
21ケンカのリュウ儀
22ハナせない未来
23王子降臨、頭が高い!
24グッバイ王子のララバイ
25クライマックスWジャンプ
26神の路線へのチケット
27ダイヤを乱す牙
28ツキすぎ、ノリすぎ、変わりすぎ
29ラッキー・ホラー・ショー
30奥さん花火どう?
31愛・ニード・侑
32終電カード・ゼロ!
33タイムトラブラー・コハナ
34時の間のピアニスト
35悲劇の復活カード・ゼロ
36憑かず、離れず、電車斬り!
37俺、そういう顔してるだろ?
38電車の中の電車王
39そしてライダーもいなくなる
40チェンジ・イマジン・ワールド
41キャンディ・スキャンダル
42想い出アップデート
43サムシング・ミッシング
44決意のシングルアクション
45甦る空白の一日
46今明かす愛と理
47俺の最期にお前が泣いた
48ウラ腹な別れ…
49(最終話)クライマックスは続くよどこまでも


音楽

作詞:藤林聖子/作曲・編曲:鳴瀬シュウヘイ/歌:AAA DEN-O form
後半からはタロスズが歌うDEN-LINER formに変更された。

  • Double-Action
作詞:藤林聖子/作曲・編曲:LOVE+HATE/歌:野上良太郎&モモタロス(佐藤健&関俊彦)
仮面ライダー電王ソードフォームテーマソング。尚、各キャラクター毎に別バージョンが存在するのが特徴で、
スカ調の『Rod_form』、 演歌調の『Ax_form』、ヒップホップバージョンの『Gun_form』、バレエ風の『Wing form』、ピアノ版『Piano form』など電王だけで完結しているのかと思いきや、『Strike form』といったNEW電王専用バージョンや、『Coffee form』といった女性陣が歌うバージョン…挙げ句の果てには劇場版限定ライダーガオウのテーマソングである『GAOH form』なんてものまである。この為、電王の代表曲といえば、これを挙げるファンも少なくない。
残念ながら、幽汽、ネガ電王、G電王のバージョンはない。

  • Action-zero
作詞:藤林聖子/作曲・編曲:LOVE+HATE/歌:桜井侑斗&デネブ(中村優一&大塚芳忠)
『Double-Action』の派生曲。仮面ライダーゼロノステーマソング。
『Dance Dance Revolution SuperNOVA 2』の収録楽曲「Poseidon」とかなり内容が酷似しているというのは有名な話。

  • Real-Action
作詞:藤林聖子/作曲:Ryo/歌:野上良太郎(佐藤健)
『Double-Action』の派生曲。ライナーフォームテーマソング。

関連作品

劇場版

2007年8月4日公開。

2008年4月12日公開。

2008年10月4日公開。

2009年5月1日公開。

2010年5月22日・6月5日・6月19日公開。

2011年4月1日公開。

2018年12月22日公開。

2020年8月14日公開。


※その他、多数の劇場版に本作のキャラクターが客演している。

配信

2022年3月より、YouTubeにて配信。『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』とのコラボレーション動画。

余談

童話と列車という一見、関係のないモチーフに思われる二者だが、貨物列車の愛称に「桃太郎」や「金太郎」などが存在している。

関連動画




関連タグ

特撮 仮面ライダー 平成ライダー 平成一期
俺、参上! 最初からクライマックス

仮面ライダー龍騎仮面ライダーアマゾンズプロデューサーメインライターが同じライダー作品。龍騎とは主人公黄金の精神の持ち主」「怪人と契約という単語が登場する」「登場するライダーほぼ全員怪人と契約している」「牛をモチーフとした緑色のサブライダーが登場する」「次回作が井上敏樹作品である」「本編が終了した後も続編が制作されるなど共通点が多い。

烈車戦隊トッキュウジャースーパー戦隊第38作目で、同じく列車モチーフ、メインライター繋がり、仮面ライダー大戦ではデンライナーとトッキュウオーの合体シーンもあった。

美少女戦士セーラームーンプロデューサーメインライターが同じ特撮作品。

スマイルプリキュア暴太郎戦隊ドンブラザーズ:同じおとぎ話モチーフのニチアサ作品。後述のドンブラザーズは同じ桃太郎モチーフの赤の戦士ということでYouTubeのオリジナルショートドラマで共演を果たした。

Fate/Grand Order:作品同士に明確な繋がりははっきり言って存在しないが、第2部の物語は、言ってしまえば「失われることが確定した、正常な時の運行から外れた世界との戦い」であり、基本構造が共通する他、メインキャラクターの演者が出演している。また、意味合いこそ違えど「特異点」という言葉が登場する、作品の根幹をなすテクノロジーがタイムトラベルの類といった共通点もある。

ニチアサ同期
30分前獣拳戦隊ゲキレンジャー
30分後Yes!プリキュア5

仮面ライダーカブト仮面ライダー電王仮面ライダーキバ

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