人間の自由と平和を脅かす悪と戦ってきた歴代の仮面ライダーのこと。
『スーパー戦隊シリーズ』での「レジェンド戦隊」「センパイジャー」、『ウルトラシリーズ』での「ウルトラ兄弟」「新世代ヒーローズ」も似たような意味合いを持っている。
玩具展開
過去のライダーを全面的に登場させた仮面ライダーディケイド以降、現行ライダーのキーアイテムにレジェンドライダーをモチーフとして組み合わせた商品が発売されるようになった。これが俗に「レジェンド商法」と呼ばれている商法である。
『仮面ライダー鎧武』、『ゴースト』〜『ビルド』までの仮面ライダーは劇場版などの特別編でこれらのアイテムを使用して、レジェンドライダーを模した形態(いわゆるレジェンドライダーフォーム)に変身している。
……ドライブにも劇場版で使用したタイプフルーツがあるが、鎧武と違ってここに含むかは微妙。シグナルレジェンドバイクと呼ばれるレジェンドモチーフアイテムも登場している。
但し、折角変身に使用できるアイテムがあっても、設定だけでレジェンド形態に変身しないパターンも増えて来ている(そもそも、近年ではレジェンドライダーフォームに限らず普通の派生フォームや強化形態の扱いも悪くなっているが…)。
…最悪の場合、玩具のみで映像作品にはアイテムすら登場しないパターンも(ゼロワンライドウォッチ、ライダータイミングジオウプログライズキーなどがそれ)。
こうした事情もあってか、賛否両論になりやすい要素の1つでもある(とは言え、同じ商法を行っている『ウルトラシリーズ』はライダーと比較してそこまで否定的な意見は少ない)。
また、『リバイス』までは極力変身音声は作品内の変身アイテムの音声をアレンジしていたが、流石にアレンジがしんどくなってきたのか『ギーツ』以降は原典と同じ変身音声が流れる仕様になっている(一応、『ガヴ』は変身音声は原典と同じだが音声の読み上げはガヴのベルトの音声が担当している)。
尚、作品によって非常にムラが大きく、平成ライダーですら主役ライダーのラインナップが歯抜けがある事もあり、昭和に至ってはほぼ確実に中途半端になる(昭和の主役ライダーを網羅しているのはライダーカードとレジェンドライダーロックシードのみ)。