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仮面ライダーセイバー

かめんらいだーせいばー

2020年9月6日から放送された、『令和仮面ライダーシリーズ』第2作目。全48話(+特別章1話)。
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文豪にして、剣豪!!


物語の結末は、俺が決める!


曖昧さ回避編集

  1. 仮面ライダーシリーズの作品の一つ。本項で詳述。
  2. 1で登場する主人公が変身するライダーの名称。詳細は「セイバー(仮面ライダー)」を参照。
  3. 1におけるエンディングテーマの曲名。詳細は「仮面ライダーセイバー(楽曲)」を参照。

もしかして:仮面ライダーセイヴァー鎧武外伝に登場する名前が酷似した仮面ライダー。


概要編集

令和仮面ライダーシリーズの第2作目になる特撮番組。公式のタイトル名は「セイバー」だが、タイトルロゴには漢字表記で「聖刃」と書かれている。英語表記は"KAMEN RIDER SABER"。

2020年7月29日に作品概要が発表された。同年9月6日から2021年8月29日まで放送。


メインスタッフとしてプロデューサーが高橋一浩、メインライターが福田卓郎という『仮面ライダーゴースト』のコンビが再びタッグを組むことになった。

パイロット版監督は柴崎貴行で、ライダーでは初の担当となる。


あらすじ編集

はるか昔より、森羅万象を司ってきた1冊の本があった。その本には神話、物語、生物、科学技術の源、そして人類の歴史などありとあらゆるものが刻まれ、そこに記された知識と力によって人類は進化し、文明は発展してきたのだった。

本は聖剣選ばれし剣士によって守られ、世界の均衡は保たれていた。だが数千年前、その書物を奪おうとする輩が現れ、本は世界に散らばって消失。その後も戦いはひそかに続いていた…。


時は流れ現代。小説家・神山飛羽真は、剣士が魔物と壮絶な戦いを繰り広げ、謎の少女が飛羽真に助けを求める…という同じ夢を見続けていた。

その夢を見るたびに「なにか大切なことを忘れている」という感覚にとらわれる飛羽真だったが、その正体はさっぱり分かっていなかった。


そんな中、街の一部が突如消失し、不思議な世界に転移する事件が発生。飛羽真や担当編集者の芽依も巻き込まれてしまう。

だがその世界は飛羽真が大切にしている飛び出す絵本と酷似した景色が広がっており、さらに夢と同様に魔物が現れ街を破壊しはじめた。

本によって新たな世界を創造すると語る魔物に対し、飛羽真は「本の力は人を幸せにする力だ」と憤る。


「オレは絶対に街を元の世界に戻す!」


飛羽真のその思いに呼応するかのように、突然、炎の剣が出現する。その剣を手にした瞬間、ドラゴンの力を身に纏い、飛羽真は炎の剣士となって――。


作風・特徴編集

前作かつ令和ライダー第1作目の仮面ライダーゼロワンではテクノロジーやAIとの共存をメインテーマとしていたのに対し、今作では「物語」や聖剣、ドラゴンといったメルヘンチックな設定をベースにした、ファンタジーな世界観を強調した作品となっている。

年間を通じて10人以上の仮面ライダーが登場と初報時点から告知され、多数のライダーによる共闘が物語の軸をなす。


後述のコロナ禍での撮影による影響から、内容や撮影体制の変更を受けたという背景がある一方で、飛羽真をはじめとするキャラクター達が苦難を乗り越えていくという一貫して比較的明るい作風となっている。

また、撮影手法に関してもCGをこれまで以上に使用するなど制作面において挑戦的なことを行っている。

仮面ライダージオウ以来のメタフィクションも取り入れられており、特に劇場版「スーパーヒーロー戦記」ではこの要素が大きくクローズアップされた。


不可解な行動を取る人物の真意がずっと先になって判明するような展開も多いストーリーの難解さには前半こそ賛否あるものの、ほとんどの謎に明確な答えが示される後半のエピソードは秀逸と称され、ファンの間では「最後まで見てほしい作品」としてよく名が挙がる。


しかし放送当時は前作『ゼロワン』の内容がかなり賛否両論であり、シリーズ自体を批判する層もいたことや、前述の多くの謎が散りばめられながら進行するストーリーが難解でついていけなかった人もいたこと、CG予算にムラがあるのかセイバー坂などシュールな演出が一部あり、さながら仮面ライダー剣のようなネタにされるネットミームが作られるなど、あまり良い評判を得られていない作品とも言われている。


しかし国外ではまた違っており、こうした内容が評価された為か、海外の動画投稿サイトで演者たちがインタビューを受けるなど、中国をはじめとする人気が非常に高い。

元々中国には「約束を守る」という文化があったことによる大ヒットだったようで近年の仮面ライダー作品の中で特に傑作であるという高い評価を受けている。

そのおかげもあってか玩具展開は日本より優遇されており、大型サイズの聖剣は(日本では「究極大聖剣」として発売)中国の方が発売が早い。

また韓国でも高評価を得られている。向こうでは仮面ライダーシリーズの放送を1年ほど遅らせており、その後にほぼ毎日に渡って放送するスタイルのため日本に比べて内容が分かりやすいのではないか?とも向こうでは考察されている。


登場人物編集

詳細は「仮面ライダーセイバーの登場人物一覧」を参照。


主要人物編集


ソードオブロゴス編集

ノーザンベース編集


サウザンベース編集


先代剣士編集


その他の剣士編集


メギド編集


その他編集


登場仮面ライダー編集

太字は本編中の変身者。

☆は本編未登場。


各話リスト編集

サブタイトルは「○○、◻︎◻︎。」という構成になっている。

また、平成以降のライダーシリーズとしては初めてアイキャッチが導入されている

サブタイトルメギド/新型メギド、その他怪人アイキャッチのライドブック放送日程
1はじめに、炎の剣士あり。ゴーレムメギドブレイブドラゴン2020年9月6日
2水の剣士、青いライオンとともに。アリメギドキリギリスメギドシミーライオン戦記/アリかキリギリス9月13日
3父であり、剣士。ハンザキメギド、ゴーレムメギド玄武神話/ピーターファンタジスタ9月20日
4本を開いた、それゆえに。ハンザキメギド(強化態)、デザストジャッ君と土豆の木/ニードルヘッジホッグ9月27日
5我が友、雷の剣士につき。ピラニアメギドランプドアランジーナ/ストームイーグル10月4日
6疾風の如く、見参。ピラニアメギド、デザストこぶた3兄弟/猿飛忍者伝10月11日
7王の剣、アヴァロンにあり。メデューサメギド、デザストジャアクドラゴン/天空のペガサス10月18日
8封印されしは、アーサーメデューサメギドキングオブアーサー/西遊ジャーニー10月25日
9重なり合う、剣士の音色アヒルメギドヘンゼルナッツとグレーテル/ブレーメンのロックバンド11月8日
10交わる剣と、交差する想いアヒルメギド、ハクチョウメギドキリンの恩返し/トライケルベロス11月15日
11乱れる、広がる暗雲ゴブリンメギド封神仮面演義/ジャオウドラゴン11月22日
12約束の、あの場所でジャオウドラゴン/ランプドアランジーナ11月29日
13俺は、俺の、思いを貫くワンダーワールド物語 火炎剣烈火/ドラゴニックナイト12月6日
14この思い、剣に宿して-ドラゴンアランジーナ/キングライオン大戦記12月13日
15覚悟を超えた、その先に。デザストキングライオン大戦記/ドラゴニックナイト12月20日
16世界を救う、一筋の光イエティメギドクリムゾンドラゴン/金の武器 銀の武器12月27日
17古の使者は、か。イエティメギド、メデューサメギド、ゴブリンメギド金の武器 銀の武器/ドラゴニックナイト2021年1月10日
18炎の執念、メギドを討つ。イエティメギドキングライオン大戦記/金の武器 銀の武器1月17日
19、剣と剣。王様メギドヘンゼルナッツとグレーテル/ドラゴニックナイト1月24日
20牙城を崩す、剣の意志王様メギド、デザスト猿飛忍者伝/デザスト1月31日
21最高に輝け、全身全色(フルカラー)カリュブディスメギド、ゴーレムメギド、ハンザキメギド、アヒルメギドワンダーワールド物語 光剛剣最光/エックスソードマン2月7日
22それでも、人を救いたいカリュブディスメギドエックスソードマン/エックスソードマン(パワフル)2月14日
23荒れ狂う、破壊の手-エックスソードマン(ワンダフル)/プリミティブドラゴン2月21日
24父の背中、背負った未来。-玄武神話/プリミティブドラゴン2月28日
25煙をまといし、真紅の刺客-昆虫大百科/プリミティブドラゴン&ブレイブドラゴン3月7日
26深き闇剣と共に-ジャアクドラゴン/プリミティブドラゴン&ブレイブドラゴン3月14日
27哀しみを、笑顔に変えて。レジエル・フォビドゥンプリミティブドラゴン&ブレイブドラゴン/エレメンタルドラゴン3月21日
28記す過去、描く未来カリュブディスメギドエレメンタルプリミティブドラゴン/ジャオウドラゴン3月28日
29その時、剣士が動いた。-オーシャンヒストリー/エレメンタルドラゴン4月4日
30、切り裂かれても。ネコメギドエレメンタルドラゴン/キングライオン大戦記4月11日
31信じる強さ、信じられる強さエレメンタルプリミティブドラゴン/ブレイブドラゴン&ライオン戦記4月18日
32僕の想い、結晶となりてズオス・プレデタータテガミ氷獣戦記4月25日
33それでも、未来は変えられる。デザストタテガミ氷獣戦記5月2日
34目を覚ます、不死の剣士-エターナルフェニックス5月9日
35そして私は、になる。-エモーショナルドラゴン5月16日
36開かれる、全知全能の力。-オムニフォース5月23日
37未来を変えるのは、誰だ。-エレメンタルドラゴン5月30日
38聖剣を束ねる、銀河の剣(つるぎ)-エターナルフェニックス/ブレイブドラゴン(クロスセイバー)6月6日
39剣士よ、信じる道を行けカリュブディスメギド昆虫大百科&オーシャンヒストリー/クリムゾンセイバー6月13日
40情、剣士。-オムニフォース/フィーチャリングセイバー6月20日
41二千年、綴られた願いカリュブディス・ハーキュリー、デザストエターナルフェニックス/カリュブディス6月27日
42始まる、美しい終わりデザストデザスト/クロスセイバー7月4日
43激突、存在する価値カリュブディスメギド、デザスト猿飛忍者伝/クロスセイバー7月11日
44開く、最後のページ四賢神/ロード・オブ・ワイズグリモワール/グリモワール8月1日
45十剣士、世界を賭けて。ロード・オブ・ワイズ、シミージャアクドラゴン/グリモワール8月8日
46さようなら、私の英雄ロード・オブ・ワイズグリモワール/クロスセイバー8月15日
最終章終わる世界、生まれる物語。ストリウス、ロード・オブ・ワイズグリモワール/フィーチャリングセイバー8月22日
増刊号新たなページが、開くとき、バッタ・デッドマンオルテカ/ダイオウイカ・デッドマンワンダーオールマイティ/レックスバイスタンプ8月29日

映画公開記念合体SP編集

本作と『機界戦隊ゼンカイジャー』のクロスオーバー。ゼンカイジャーからのゲストとして、ゾックス・ゴールドツイカー/ツーカイザーが登場。また、同日放送のゼンカイジャー第20カイには神代兄妹の2人が客演。

サブタイトル怪人(ワルド)アイキャッチのライドブック
特別章界賊来たりて、交わる世界オリヒメワルドスーパーヒーロー戦記/ゼンカイジュウギア

音楽編集

OP・ED共に作詞作曲等を東京スカパラダイスオーケストラが担当、OPの歌唱はゲストボーカルとして[Alexandros]川上洋平が担当する。


OP編集

作詞:谷中敦 作曲:川上つよし


ED編集

作詞:谷中敦 作曲:加藤隆志 歌:茂木欣一


  • 『The Story never ends』(第44章)

作詞:藤林聖子、山下康介/歌:知念里奈


挿入歌編集

作詞:藤林聖子/作曲:tatsuo/歌:内藤秀一郎・山口貴也・青木瞭


作詞:渡部紫緒、上堀内佳寿也/作曲:鳴瀬シュウヘイ/歌:川津明日香


イメージソング編集

  • 「BOOK OF POWER」

作詞:藤林聖子/作曲:tatsuo/歌:小林正典


  • 「Timeless Story」

作詞:瀧尾沙/作曲:山下康介/歌:歌人三昧サマディ


  • 「ABC Song ~えいごでメギド~」(短編活動萬画集)

作詞:井上テテ/歌:ストリウス・レジエル・ズオス(CV:古屋呂敏・高野海琉・才川コージ)


  • 「Rock Scissors Paper」(短編活動萬画集)

作詞:井上テテ/歌:ストリウス・レジエル・ズオス(CV:古屋呂敏・高野海琉・才川コージ)


関連作品編集

劇場版編集

2020年12月18日公開。短編ではあるものの、本作では唯一の単独映画。

劇場版 仮面ライダーゼロワン REAL×TIME』と同時上映。


2021年7月22日公開。本作と『機界戦隊ゼンカイジャー』をメインとした仮面ライダー50周年×スーパー戦隊45作記念作品。

劇場版 仮面ライダーリバイス』と同時上映。


2021年12月17日公開。本作と次作『仮面ライダーリバイス』をメインとした仮面ライダー50周年記念作品。


Vシネクスト編集

2022年1月28日より劇場公開、同年5月11日にDVD&Blu-rayが発売。

テレビシリーズから8年後の世界が舞台となる。


スピンオフ編集

TELASAにて配信。全4話。

ソードオブロゴスに所属するブレイズ、エスパーダ、バスター、剣斬、スラッシュの5人のライダーに焦点を当てた作品。


テレビ本編では描かれなかった、15年前のメギドと先代の剣士たちの戦いを描く作品。本作のBlu-ray第1巻・第2巻に特典映像として同封。


2021年5月25日よりTTFCにて配信。『仮面ライダーゴースト』とのクロスオーバー作品。

セイバーが他作品のライダーと映像作品で共演するのはこの作品が初となる。


2021年6月27日よりTTFCにて配信。上記の『セイバー×ゴースト』の続編。

各作品の2号ライダーであるブレイズとスペクターを主軸とした作品。


2022年8月7日よりTTFCにて配信。『仮面ライダーリバイス』のスピンオフドラマ。

本作から神代玲花/仮面ライダーサーベラが登場。


2022年11月20日よりTTFCにて配信。神代玲花/仮面ライダーサーベラと神代凌牙/仮面ライダーデュランダルが主役のスピンオフドラマ。


2022年10月よりTTFCにて配信。『仮面ライダーゲンムズ』の正統続編となるスピンオフドラマ。

ep2(2023年4月配信)の主役として、本作から緋道蓮/仮面ライダー剣斬とデザストが登場。更に、デザストが新たに仮面ライダーデザストへと変身する。


2023年6月18日よりTTFCにて配信予定。『仮面ライダーギーツ』のスピンオフドラマ。

本作から仮面ライダー剣斬が登場。


超バトルDVD編集

  • 『てれびくん超バトルDVD 仮面ライダーセイバー 集え!ヒーロー!!爆誕ドラゴンてれびくん』

てれびくん2021年5月号の応募者全員サービスDVD。


ショートアニメ編集

TTFCにて配信の本作のショートアニメ。全6話。


漫画編集

TTFCにて連載の電子書籍の漫画作品。尾上亮が仮面ライダーバスターになるまでの物語を描く。時系列は高校時代を描いた「最強の青春編」、6年前の戦いの後日談を描く「最強の子育て編」の順に進んでいく。

また、オリジナルメギドとしてスパイダーメギドが登場。


玩具・商品展開編集

DX商品編集

OOO』を思わせる3つものコレクションアイテムと連動出来るDX聖剣ソードライバーは、ブックとの連動や幅広い必殺技遊び、エンブレムの変更でブレイズやエスパーダ等の別ライダーにも変身可能と多彩なプレイバリューを誇る玩具に仕上がっており、それぞれの強化ライドブックも例年に負けず劣らずのアイデア満載な変形を楽しむことができた。


また、変身者の台詞がリアルタイムで更新されていく『DX火炎剣烈火 サウンドアップデートエディション』の限定販売という挑戦的な試みがなされている。変身者のセリフが組み込まれた玩具は近年では定番となっているが、後から音声を追加できるシステムは、仮面ライダーシリーズのみならず特撮作品の玩具として見ても異例である。


放送終了後には劇中フロップにサイズ感を近づけた大型商品究極大聖剣が発売。いわゆるCSMシリーズとは別枠ではあるものの、単独で武器アイテムが劇中準拠の大きさで発売されたのは大きな話題となった。後に海外では日本より先行して闇黒剣月闇無銘剣虚無も商品化されている。


なお、売上は新型コロナウイルスの影響や聖剣など巨大アイテムの多さからやや前作や前々作から調子を落としているが、同期に当たる『魔進戦隊キラメイジャー』、『機界戦隊ゼンカイジャー』の4倍以上の記録を残している


フィギュア関連編集

先に言ってしまうと、フィギュア関連はかなりの苦戦を強いられた。ボーイズトイフィギュアでは「RKF」シリーズが引き続き商品化がされていた…のだが、途中のドラゴニックナイトキングライオン大戦記仮面ライダー最光を最後に実質的な打ちきり状態となり、後半のパワーアップ形態やサウザンベース関連のキャラクターは軒並み商品化がストップされてしまった。


理由は定かとなっていないが、ギミックよりプロポーション重視のRKFシリーズがやや年を経るごとにマンネリ化による売上低下を招いた、ラインナップ豊富さや値段的意味で装動にやや押され気味になった、昨今の物価・人件費高騰による煽りを受けた…などの説が有力視されているが、仮面ライダークロスセイバーなどの最終形態もRKF化されることはなかった。

仮面ライダーセイバー

高級フィギュア商品のS.H.Figuartsシリーズでは主にノーザンベースの剣士達をメインに商品化が展開されているがやや発売ペースは緩やかな傾向にあり、『セイバー』のアーツ数は前作の『ゼロワン』や『ジオウ』の作品群と比べやや少なく十数体前後(物自体の造形クオリティは非常に高い…が、こちらも初期は塗装面を中心に不備が見受けられた)。

2023年6月現在ではセイバーのパワーアップ形態商品もプリミティブドラゴンに留まっている。


余談編集



  • 意識したかは不明だが、本作に登場するライダーは総数13種類と、奇しくもかの円卓の騎士の席の総数と同じ。また、聖剣の総数も13本となっている。


  • 2021年に行われたNHK主催の「全仮面ライダー大投票」では直近の作品にもかかわらず作品部門でランクインを逃した。仮面ライダー部門では主人公セイバーの第58位を筆頭にエスパーダ、剣斬、デュランダル、最光、ブレイズ、サーベラと多くのライダーが51~100位圏内にランクイン、音楽部門では主題歌ALMIGHTY〜仮面の約束 feat. 川上洋平が第24位となった。


コロナ禍による変遷編集

本作は COVID-19 の影響を強く受け初期構想と本放送の内容が大きく変更されたことが明かされている


初期構想においては主人公である神山飛羽真が修行の末に剣士として強くなり、様々な場所を旅していろいろな事件や人物と出会うロードムービー風な作品として製作がスタートしていたが、第一話と第二話の原稿が刷り上がり撮影に入る段階になって撮影体制やキャラクターの設定およびキャストの調整のみならず番組の構成そのものなどが急遽変更され、現場には大きな混乱が起こったとされる。

その他にも、企画当初はセイバー、ブレイズ、エスパーダの3人が「聖剣士」と呼ばれる特別な剣士であり、お互いがギスギスした関係でライドブックを奪い合う予定だったらしいが、コロナ禍の影響により発生した自粛警察等の悪化した人間関係を連想させてしまうため、その設定を廃止し、3人を普通の剣士に戻した上で賢人を飛羽真の幼なじみ、倫太郎を戦いの中で飛羽真と友情を育んでいく組織の剣士へと変更した。


特に、屋外撮影が行い辛い状況に陥ったことで撮影の大半を撮影所内で行う事となり、初期構想の旅する剣士という主人公像から、古本屋を経営する小説家へと大きく変更を強いられることになった。

放送開始前のPVで本放送と一致するシーンが殆ど無かったり一部のキャラクターの口調も異なるのも、予定変更の影響だと推測される。

また上記の理由から、元々の予定にはなかった撮影された映像への背景のリアルタイム合成技術が導入された。


本作ではエンディングテーマとアイキャッチが復活しているが、本編の時間を短くして撮影部分を減らすための措置でもある。


2021年2月に例年の如く『超英雄祭2021』で『魔進戦隊キラメイジャー』とともにキャストのトークショーやライブを行う予定だったが、二度目の緊急事態宣言が発令されたことに伴い中止された。


また、コロナ禍の影響で『REAL×TIME』の公開が延期になり、かつ2021年の夏映画は『スーパーヒーロー戦記』になったので、本作は『仮面ライダーアギト』以降恒例だった長編の単独映画が2022年時点で製作されていない(Vシネクストは除く)。



関連イラスト編集

Sword of logosKAMEN RIDER SABER

Kamen rider saber「10 SWORDSMEN」

終わる世界、生まれる物語。十剣士


関連動画編集


関連タグ編集

令和ライダー  仮面ライダー

セイバー坂:テレビ放送第35章で起こったある展開の通称。


仮面ライダーゼロワン仮面ライダーセイバー仮面ライダーリバイス


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