変身する仮面ライダー
概要
かがり高校の古典教師で尾上亮の恩師。
眼鏡に顎髭を生やした初老の男性で、どこか間が抜けていて飄々とした雰囲気の持ち主。一人称は「僕」。
人物
その雰囲気によって生徒からは「亀セン」の愛称で親しまれている一方で不良たちには授業を邪魔されるなど舐められ気味で尾上にはその度に不良を止めて貰っていた。
そんなどこか頼りなさげな人物だが、その正体は当時のソードオブロゴスの土の剣士にして先代仮面ライダーバスターその人。
長身痩躯な見た目に似合わず、生身でも土豪剣激土を振り回してシミーを倒し、さらに指先に乗せる等かなりの怪力とバランス感覚を持つ。
但し、本人曰く「そっちはアルバイトみたいなもので本業は教師」とのこと。しかし激土の重さに耐えきれず体が限界を迎えつつある。
シミーに襲われた尾上を変身して助けたことから彼に正体を知られ、激土を使いこなせるようになりたいと願う彼に特訓を施すようになる。
そして富加宮隼人と組んで半ばおびき出したゴブリンメギドを彼にぶつけ、その力を目の当たりにすると、真に彼を自分の後継者と認めて引退を決めた。
なお実は以前から尾上に目をつけていたらしく、玄武神話ワンダーライドブックをわざと落とし拾わせシミーを誘導し、戦いに巻き込んだようだ。
故人の妻は音楽教師であり、彼女と一緒に考えた数え歌をよく口ずさんでいる。
引退後も尾上からは相談を受けるなど付き合いが続いており、子供がいないこともあり、そらのことは「孫が出来たみたいで嬉しいなぁ」と語っている。
またそらが「父上」と呼ぶのは亀巳川との会話がきっかけである。
本編の時代となる「萬画 仮面ライダーバスター」のラストでは、既に故人となっており、尾上家が墓参りしていた。