CV:不明
データ
- アルターライドブック:いたずらゴブリンズ
- 身長:207.9cm
- 体重:98.6kg
- 特色/力:物質変化能力/走力
概要
第11章「乱れる雷、広がる暗雲。」から登場。
レジエルにより、幻獣のジャンルに分類される「いたずらゴブリンズ」のアルターライドブックから複数生み出された、ゴブリン型のメギド。
大きな耳と鋭い歯を剥き出しにし、顔に白い仮面を被った鬼のような姿をしている。
第9、10章で登場したアヒルメギド同様、総勢6体が生み出されているが、姿形は全個体共通となっている。また、アリメギドのように人語は話せず、甲高い唸り声を上げている。
メギド魔人共通の本の意匠は、左胸と右肩の付け根辺りに確認できる。
手にした棍「ゴブルスタ」は武器として使用する他、人に触れる事で赤い影やシミへと変える物質変化能力を発揮する(劇中では倒された後元に戻る描写がなかったので、ある意味「死」に近い)。
追いかけっこやいたずらを好む習性を持ち、動きも素早い。
「現実世界とワンダーワールドを完全に繋げる」という、15年前にもメギドが行おうとした目論見を再び成し遂げるべく生み出された存在であり、仮面ライダーの持つ聖剣の攻撃で倒されることで、2つの世界を繋ぐ上で必要な光の柱を出現させる生贄のような役割を持つ。
活躍
- 第11章「乱れる雷、広がる暗雲。」
遂にスラッシュの登場でソードオブロゴスの6人の剣士が揃ったことを受け、ワンダーワールドを手中に収めるというメギドの目的を本格化させるべく、レジエルの手で生み出される。
各個体が現実世界の6つの地点をワンダーワールドに繋ぎ、人々を赤いシミへと変えるなどして侵食を進める。
その内の1個体は、駆けつけたセイバーと交戦を開始。スラッシュやズオスの乱入もあり乱戦状態になるも、スラッシュから渡されたブレーメンのロックバンドのライドブックで変身した、ドラゴンブレーメンの「火炎旋律斬」で押しつぶされて爆散。
時を同じくして別個体が剣斬によって倒されるが、その瞬間に光の柱が出現し、セイバー達はワンダーワールドから弾き飛ばされてしまう。
- 第12章「約束の、あの場所で。」
残りの4体が各地でブレイズ、バスター、剣斬、スラッシュとそれぞれ対決する。
各ライダー達の必殺技で次々と撃破されるが、剣斬と戦っていた個体は逃亡、メギドの目論見通り5つの地点に光の柱が立ち昇る結果となった。
- 第13章「俺は、俺の、思いを貫く。」
前回逃亡した最後の1体が仮面ライダーカリバーに倒されたことで、全ての地点に光の柱が出現。15年前と同じ状況が再現されることになってしまった。
- 第17章「古の使者は、光か影か。」
レジエルの手により、メデューサメギドと共に再び出現(以前と異なり、1体のみ)。
セイバーに襲い掛かり、メデューサメギドとの連携で苦戦させるが、仮面ライダー最光に纏めて倒された。
- 「萬画仮面ライダーバスター」
桐谷晴香が拾ったアルターライドブックに引き寄せられて出現。
尾上の覚醒を促す為に富加宮隼人に利用され、亀巳川の変身したバスターを素早い動きで変身解除に追い込むが、尾上が咄嗟に土豪剣激土を振るった事で大きく吹っ飛ばされ、バスターに覚醒した尾上の斬撃で腕を千切られ、トドメの振り下ろしで倒された。
いたずらゴブリンズアルターライドブック
いたずらゴブリンズ!
「いたずらゴブリンズ」の伝承を封じ込めたアルターライドブック。
ジャンルは「幻獣」。
最終ページの「テキストオブアルター」には恐ろしげなゴブリンたちが描かれ、下のテキストには『度を越したいたずらにメギドの力が解き放たれ、ついに終焉の章を迎える』と記されている。
余談
- 声は東映の事業部に所属する俳優・声優が演じている。本編ではクレジットされていないが、東映公式サイトにて判明している。
- アルターライドブックの元ネタはポーランドの童話『いたずら小おに』であると思われる。
- 専用武器の「ゴブルスタ」の由来は、恐らく「ゴブリン」+「スタッフ(棒、こんぼう)」と思われる。
- 『公式完全読本』の酉澤安施氏のコメントによれば、当初はモチーフにちなんで体色が緑色であり、右肩にはドクロがついていたとのこと。