「釣られて、餌が来やがった〜」
「全て食い尽くす!! ワンダーライドブックも全て奪い取るっ!!」
データ
- アルターライドブック:ピラニアのランチ
- 身長:206.0cm
- 体重:101.3kg
- 特色/力:凶暴性/鋭利な歯/爆弾
概要
第5章「我が友、雷の剣士につき。」から登場。
ズオスにより、生物のジャンルに分類される「ピラニアのランチ」のアルターライドブックから生み出された、ピラニア型のメギド。雌個体は初の女性のメギドとなる。
肩や頭部から大きなヒレを生やした半魚人を思わせる姿をしており、メギド魔人共通の本の意匠は左胸と右腕に確認できる。
武器は右腕に装備された魚の骨を模した剣と、鋭利な歯を備えた強靭な顎で、よく見ると口の中に小さなもう一つの口がある。また、爆弾を生成して投与する戦法を駆使する。
独自の能力として、凶暴化することで行動スピードを上げる性質を持つ。また、悪食な紙製のピラニアを多数使役しており、あらゆるものを侵食する。
モチーフのピラニア同様に極端に臆病な性格であるため群れで行動することを好んでおり、同じ外見の複数の個体が存在する。
また、戦闘でも性格が顕著に出ており、常に身を隠しながら安全圏を保ち、奇襲攻撃や死角に回り込みながら戦闘を行う事を好む。
活躍
- 第5章「我が友、雷の剣士につき。」
ズオスの手によってアルターライドブックから誕生、ブランクのライドブックを用いてとある遊覧船をワンダーワールドと繋げ、紙製のピラニアの群勢を放って侵食を開始した。
駆けつけた神山飛羽真と富加宮賢人に驚き、置いてあった木箱に身を隠すも、賢人が変身した仮面ライダーエスパーダと交戦して劣勢に陥るが、飛羽真の持つ火炎剣烈火とブレイブドラゴンのワンダーライドブックを奪い取る為に仮面ライダーカリバーが乱入。
これに、カリバーと確執のあるエスパーダがカリバーに標的を変えた為、自身も仮面ライダーセイバーに標的を変えて襲い掛かるも、ドラゴンヘッジホッグピーターの放つ「火炎怒髪天」を受けて敗北した。
日を跨ぎ、雄の別個体が現実世界の侵食を行なっていたが、ピラニアメギドの特性に気づいた飛羽真と賢人がその場へと赴いたのを発見。
同胞の敵討ちを実行せんと紙のピラニアの群勢を仕向けるも、セイバー・ドラゴンイーグルの「火炎竜巻斬」で蹴散らされてしまい、自身もエスパーダが繰り出した「トルエノ・デストローダ」で斬り伏せられた。
- 第6章「疾風の如く、見参。」
雌の個体が現実世界の侵食を行い、エスパーダと交戦。
賢人から連絡を受けた飛羽真が駆けつけたタイミングでデザストも出現した為、エスパーダがデザストとの戦闘を開始したことで「あんたで我慢してあげるわ!」と標的をセイバーに変更。
しかしセイバー・ドラゴンイーグルぶた3の「火炎舞飛斬」でこぶた達が建てた藁の家にまんまと誘き出されてしまい、竜巻で吹き飛ばされて撃破された。
その後、別個体が出現し、エスパーダや緋道蓮/仮面ライダー剣斬と対峙するも、エスパーダ・ランプドヘッジホッグの「トルエノ・ミル・ランザ」で倒された。
- 「仮面ライダーセイバー不死鳥の剣士と破滅の本」
バハトが破滅の本を解放した影響で、シミーや他のメギドとともにワンダーワールドに出現した。
ピラニアのランチアルターライドブック
ピラニアのランチ!
「ピラニアのランチ」の伝承を封じ込めたアルターライドブック。
ジャンルは「生物」。
最終ページ「テキストオブアルター」には鋭い牙を生やしたピラニアの顔が描かれ、下のテキストには『大食いのピラニアに宿るメギドの力が解き放たれ、ついに終焉の章を迎える』と記されている。
余談
- ピラニアモチーフのライダー怪人は『仮面ライダーOOO』のピラニアヤミー以来の登場となる。
- 人間型の怪人としては、『仮面ライダーアギト』のフィッシュロード ピスキス・セラトゥス以来。
- 第6章にて雌個体の声を演じた森島氏は、前作『仮面ライダーゼロワン』の第6話において、香菜澤セイネらとオーディションに参加した声優役として出演していた。
- アルターライドブックの元ネタは日本の童話『ライギョのきゅうしょく』であると思われる。
- 『公式完全読本』の酉澤安施氏のコメントによれば、モチーフは仮面ライダーアマゾン。
関連タグ
アマゾニア、メ・ビラン・ギ、フィッシュロード ピスキス・セラトゥス、ピラニアヤミー:同じくピラニアモチーフのライダー怪人。