データ
身長 | 196.8cm |
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体重 | 81.3kg |
特色/力 | 捕食行動/破壊衝動 |
概要
『仮面ライダーセイバー』の敵組織、黒い本棚の戦闘員。
第1章の回想シーンで登場し、第2章「水の剣士、青いライオンとともに。」から本格的に登場。
鉄仮面のような頭部に、首の周りに古い紙きれのようなビラビラした襟巻が付いた、ケープめいた物を纏っているのが特徴的な、ミイラ男のような姿の怪物。額には下級クラスをイメージしたシンプルな刻印が刻まれている。
「ロット」と呼ばれる銃としても使える短剣を武器に、ワンダーライドブックを持つ者に盲目的に襲い掛かる習性を持つ。
主にメギドの本の模様から生み出され、下働きとして使用される。
劇場短編ではバハトが破滅の本を解放した影響で、ワンダーワールドに他のメギド達と共に大量発生した。
第44章では世界の浸食によってワンダーワールドに飛ばされた人々を襲撃。
更にグリモワールで生み出された滅びの塔の効力なのか、地面を埋め尽くすほど無数に出現した。
第45章では十剣士相手に数の暴力を遺憾なく発揮。
光と闇の剣士によって冒頭で大量に撃破されながらも全く数が減らず、ストリウスの元へ急ぐ彼らの前に立ち塞がる。
最終的に足止めに残ったカリバー/ソフィアと最光/ユーリによって殲滅させられたが戦力を分断させ、光と闇の剣士を疲弊させた。
立体化
2月22日発売の装動仮面ライダーセイバーBOOK第5段にて実装。
装動でも珍しく完全塗装を施されているのが特徴(但し、前方だけで後方は手付かず)で、付属されているシールは台座に貼る名前シールのみ。
上記のケープ(説明書きではアーマー)も細かく再現されているが、これにより若干動きに難を見せる上、台座の支柱と繋げる穴の阻害になっている。
前回戦闘員と異なり完成にはA・Bの2箱必要であるが、代わりに武器と台座も付属する。
余談
- 名前の由来とモチーフは本の「染み」と害虫のシミ(紙魚)をかけたものと思われる。
- 顔の造形は上から見たシミの身体を模している。
- 専用武器の「ロット」の由来は、恐らく英語で「腐る・朽ちる」を意味する「rot」と思われる。
- 初登場が複数怪人と混ざっての登場だった為、アリメギドの一種と誤解される演出・描写とも取れる。
- 年々続く予算問題の影響なのか現在世界中で問題になっている新型コロナウイルスの集団感染を防ぐ目的なのか、戦闘では一般怪人か幹部のみが登場する事が多く、シミー自体の出番は過去作における戦闘員と比較すると極端に少ない(同時期の戦隊や次作のライダーの戦闘員は、高頻度で登場しているのだが)。
- 茶色いケープめいた物を纏っている姿は何処となくユーリと似ている。
- スーパーヒーロー戦記にも登場しているため映画作品両方への出演は果たしている。
- 仮面ライダー令和のゴージャス運動会ではスタッフとして登場している。
関連項目
仮面ライダー鎧武 仮面ライダー斬月 仮面ライダーダークドライブ:持ってる武器の構造が大体一緒。
トリロバイトマギア:前作戦闘員。非常に古い節足動物がモチーフになっている点で共通するが、三葉虫がペルム紀に絶滅したのに対し、シミは3億年前から生き残っているとされる。