富加宮隼人「全ては世界を救うため……!」
上條大地「お前が見ているものが真実とは限らない。私は絶対的な力を手に入れて、真理を手にする!」
富加宮賢人「俺は世界を滅びから救うために戻ってきた。そのために全ての聖剣を封印する…」
ソフィア「私達が道を作ります。あなた達は先へ!」
CV:平山浩行/唐橋充/青木瞭/知念里奈
スーツアクター:富永研司(第1章~第15章)、中田裕士(第24章〜第37章)、宮澤雪(第45章)
概要
『仮面ライダーセイバー』に登場する仮面ライダー。
邪剣カリバードライバーと闇の聖剣「闇黒剣月闇」によって変身する。
元々はソードオブロゴスに所属していたが、物語が始まる15年前に「大いなる本」の力を我が物とするため裏切り、現在はメギド陣営と行動を共にしている。
変身者は仮面ライダーエスパーダ/富加宮賢人の実父、富加宮隼人とされているが…
形態
『月闇翻訳!光を奪いし漆黒の剣が、冷酷無情に暗黒竜を支配する!』
ジャオウドラゴンワンダーライドブックで変身する強化形態。
使用アイテム
帯刀、必殺技に使用する。変身、必殺技に使用する。
メイン武器。
変身者の変遷(ネタバレ注意)
闇黒剣の特殊性もあって、変身者とその立ち位置を変えながらストーリーに大きく関わるライダーとなっている。
15年前までカリバーの変身者だった、先代の闇の剣士。
彼がカリバーの変身者という事実は飛羽真や須藤芽依ら近年ソードオブロゴスに加わった面々には伏せられており、特に彼の息子である賢人は父が飛羽真の記憶喪失の要因になったという負い目から念入りに隠していた。
先代の炎の剣士で、本編開始時点におけるカリバーの正体。
15年前に組織を裏切りルナを犠牲に二つの世界を繋ごうとした隼人を倒し、彼の凶行の真相を探るべく自らも闇黒剣を手に組織を裏切った。
本来の持ち主ではないにもかかわらず高い実力でロゴスの一同を追い詰め、新しい姿『ジャオウドラゴン』も作り出した。
上條亡き後の第24章で暴走するセイバーを止めるように現れたカリバー。
第25章にて明らかになったその正体は、カリバーに斬られ闇に消えた筈の富加宮賢人であった。
闇に飲まれた際にいくつもの未来のビジョンを垣間見、その全てが世界の滅亡に終わる事を知った彼は世界を救うべく全聖剣の封印を宣言し飛羽真達と対峙する。
第45章の最終決戦にて、使い手が居なくなっていた闇黒剣月闇を手に参戦。剣士達に勝るとも劣らぬ剣技を披露した。
ワンダーワールドの崩壊に伴い消滅しかけるが、歴代カリバーの隼人・上條の激励を受け奮い立った。
本編終了後も引き続き暗黒剣の使い手扱いであり、ファイナルステージでも変身していた。そして…
余談
名前の由来はアーサー王伝説に登場するエクスカリバーだが、単純にカリバーだけならば、エクスカリバーが鍛えられる以前の名称・カリブルヌスも有り得る。
名称こそ英雄の近くに居る存在だが、立ち位置は持ち主の息子たる叛逆の騎士・モルドレッドに似る。
上記の通り「Ex"calibur"」か「"Calibur"nus」がモデルだと思われるが、「calibur」だけだと英語では銃や砲などの口径と言う意味になる。
スーツアクターの富永研司氏は平成ライダー1作目『仮面ライダークウガ』でクウガのスーツアクターを務めた。
その後もTVシリーズでは『仮面ライダー鎧武』で仮面ライダーデュークを演じており、富永氏がTVシリーズで仮面ライダーのスーツアクターを担当するのはおよそ7年ぶりとなる。
富永氏は顔出しの俳優として緋道蓮の師匠も演じている。
第45章でソフィアが変身したカリバーは、これまで仮面ライダーサーベラのスーツアクトレスを担当してきた宮澤雪氏が担当している。それもあって、カリバーのスーツも女性の体格に合わせたサイズに改造を施された模様。
関連タグ
仮面ライダーセイバー ソードオブロゴス ノーザンベース メギド(仮面ライダーセイバー)
仮面ライダー一覧 サブライダー ダークライダー ネガライダー 女性ライダー
バイオレットヒーロー/バイオレットヒロイン 闇属性
関連・類似キャラクター
- 仮面ライダーイクサ:武器名が「イクサカリバー」でドラゴン型ビークルを持つ。変身者に危惧する要素はあり、一人はある意味闇属性になったがイクサ自体は光属性。女性キャラが変身した事もあるという点も一致。
- 仮面ライダー斬月・偽、ファイティングジャッカルレイダー:3号ライダーが主人公と敵対していた時期に変身していた戦士で、最終的には元のライダーに戻っている点も同じ。斬月・偽は肉親の変身ベルトと遠距離攻撃も可能な斬撃武器を使用するサブライダーである。
- 仮面ライダーデューク:多人数ライダー作品のスーツアクターが同じダークライダー。
- 仮面ライダーゲンム:物語序盤は正体不明で怪人と手を組んでいた紫のネガライダー。初期はボイスチェンジャーが使用されていた。第一クールの終了前後に強化形態を手に入れ、黄色いサブライダーを消滅させている。前半のスーツアクターはカリバーと異なるが、後半のスーツアクターも同じ(中田裕士氏)。
- 仮面ライダーゼロワン:武器名に「カリバー」が含まれていたり、さらには闇堕ちというつながりからか、ガンバライジングZB3弾のイベントステージではタッグを組んでいる。
- 仮面ライダー滅:前作の紫のダークライダー。こちらのスーツアクターも平成ライダーシリーズの主役を経験した事のあるベテラン。
- ガイソーグ:カラーリングが紫の騎士がモチーフで、こちらも変身者を選ばない。
- ステイシーザー:何かと共通点が多い。
ネガライダー
アークゼロ/アークゼロワン → カリバー → クリムゾンベイル/ブラッドベイド
女性ライダー
ゼロツー/バルキリー/アークゼロワン/アバドン → 剣斬/カリバー/サーベラ → ジャンヌ/アギレラ/ダークアギレラ