「希望っていうのはタチの悪い病気だ」
メロンエナジー!
「それも人に伝染する。紘汰さん、あなたはね……」
ロックオン!
「そうやって病原菌を撒き散らしてるんですよ!」
ソーダ!
メロンエナジーアームズ!
紘汰「ミッチ……お前だったのか!?じゃあ本物の貴虎はどうなった!?」
「死んだよ!アンタの病気が感染ったせいでね!!」
スーツアクター:渡辺淳(〜第36話)、佐藤太輔(第36話〜)
概要
呉島光実が呉島貴虎のゲネシスドライバーで変身した仮面ライダー斬月・真を指すファンによる別名。由来は「真」の逆から。あくまでも視聴者の仮称で公式名称は「斬月・真」のままであり、公式な名前ではない点にご注意を。
公式では「偽りの斬月」と帯などで称している。
光実が積極的に戦うよりも策をもって敵を潰すタイプである為か、戦闘技術は貴虎よりも劣り動きも明らかに雑になっている。
その結果、仮面ライダー鎧武や仮面ライダーバロンには返り討ちになっている事が多い。
だが吹っ切れた後は貴虎同様に極めて高い戦闘能力を発揮するようになる。
活躍
初変身の際には貴虎と逆の左手でソニックアローを引いていたが、後話では少々ぎこちないながらも右手で弓を引いている。だが、第31話にて仮面ライダーシグルドと共闘してレデュエと交戦した時には左手に戻っており、身体が偽物に徹しきれていない部分が見られた。
紘汰は気付かず貴虎が急に襲ってくるようになったと思い混乱していたが、貴虎を慕う戦闘のプロである凰蓮・ピエール・アルフォンゾには「エレガンスが欠けてる」と偽物であること看破されてしまった。
その後もゲネシスドライバーの性能と貴虎の姿を使うために光実によって使用されるが、オーバーロードインベスと取引したことを舞に明かした際に、高司舞があくまでも葛葉紘汰を信じる姿勢を見せたことで、紘汰に自身の本性を明かして彼を亡き者にするべく襲い掛かったことで、貴虎ではないことが明かされる。
「もう、これ以上は見過ごせない!紘汰さん……舞さんを救うために、あなたには犠牲になってもらいます!」
紘汰「光実ェ!!」
その後、実は生存していた貴虎が現れたことで、彼の変身した仮面ライダー斬月と斬月・真の姿で戦うことになる。
兄弟対決は激闘の末に光実が勝利するが、実の兄を手にかけたことで光実は覚醒することになり、その後は鎧武・極アームズやバロン・レモンエナジーアームズを同時に相手にして圧倒する姿を見せる。
最終的に戦極凌馬が「キルプロセス」を発動させたことによってゲネシスドライバーが破壊されたため、変身不能となった。
ガンバライジング
ガンバライジングでは仮面ライダー斬月・真 メロンエナジーアームズ(光実)として5弾より参戦。
シリーズ初の変身者違いカードで、必殺技も貴虎版とは異なる。
ミスなのか仕様なのかは不明だが、チームボーナスやアビリティ条件などは斬月(斬月・真)扱いで、相性値だけは龍玄扱いとなっている。
なお貴虎の仮面ライダー斬月・真とデッキを組む事は不可能。
スーツアクターについて
登場してからしばらくは貴虎が変身する斬月・真(および斬月)を担当した渡辺淳氏が引き続き演じていたが、第36話の貴虎との決闘シーン以降は龍玄を担当した佐藤太輔氏が担当している。