「変身!」
レモンエナジー!
ロックオン!
ソーダ!
レモンエナジーアームズ!
ファイトパワー!ファイトパワー!ファイファイファイファイファファファファファイッ!
概要
仮面ライダーデュークの基本形態及び仮面ライダーバロンの最強形態。
レモンエナジーロックシードを用いることで変身し、他のエナジーアームズとは異なり上記の変身音声が鳴るのが特徴。
複眼やアーマーの色は名前の通りレモンイエロー。
頭部はヘッドホンを思わせる兜、背中にはマントが装着され、武器は他の新世代ライダーと同様にソニックアローを使用する。
データ
デュークver
身長 | 206cm |
---|---|
体重 | 119kg |
パンチ力 | 15.7t |
キック力 | 19.5t |
ジャンプ力 | ひと跳び22m |
走力 | 100mを6.4秒 |
初登場は第14話。
開発者である戦極凌馬が自身専用にチューニングしたゲネシスドライバーで変身したこと、自らの発明品の特徴や性能を知り尽くしていることから同じレモンエナジーロックシードを使った鎧武のジンバーレモンアームズを圧倒し、バロンバナナアームズを瞬殺。オーバーロードインベスであるシンムグルンにも単独で優位に立ち回るほどの戦闘能力を持つ。
また、彼のソニックアローのみ捻りながら放つことでエネルギーを増幅できるかのような描写が存在する(直後に凌馬自身「ちょっとだけズルいとは私も思う」と冗談混じりに発言していた)。
更に今までのアーマードライダー達の戦いから得たデータによってシステムにアップデートが施されており、立体映像の投影機能に光学迷彩、データ解析機能、強化型ソニックアロー等の追加搭載された機能がある他、単純なスペックも大幅に底上げされている。
このため、ロード・バロンに敗北するまでは苦戦らしい苦戦や強制変身解除シーンはなく、性能面だけなら『鎧武』の中でも最上位に君臨する。
ゲネシスドライバーの開発者たる凌馬の手によって更なるアップチューンが施されていくのが特徴だが、その性能は初期段階からかなり高かった様子。
Vシネマ『鎧武外伝2』では「完成したばかりの性能テスト」と称して実質オーバーロードインベス状態になっていた狗道供界の変身する仮面ライダーセイヴァーを追い詰め、最終的に彼の戦極ドライバーをソニックボレーで破壊して再び亡き者にした。
バロンver
身長 | 208cm |
---|---|
体重 | 111kg |
パンチ力 | 15.1t |
キック力 | 18.3t |
ジャンプ力 | ひと跳び25m |
走力 | 100mを5.9秒 |
第26話にて初登場。
ユグドラシルと組んだ駆紋戒斗が湊耀子経由で凌馬から渡されたゲネシスドライバーとレモンエナジーロックシードで変身する。
斬月・真と異なりスーツの形状は変わらず、エンブレムがバロンの物に代わっている以外はデュークの物と同じ。
ライドウェアの形状変更がないため変身を解除しなくてもドライバーを切り替えればそのままエナジーアームズに移行することも可能。
公式では別ライダーとしてカウントされており、どちらかと言えば後継機にモデルチェンジしたという方が正しいが事実上バロンの強化形態として扱われている。
今まで戦績がいまいち……どころか初期5人の中ではグリドンに次いで散々で視聴者から「勝ったことあったっけ?」と言われる有り様だったバロンにとって大幅な強化となり、オーバーロードインベスとも互角以上に戦うことが出来るようになった。
必殺技
ソニックボレー
ソニックアローにレモンエナジーロックシードをセットし矢を放つ。
バロンverは命中した敵を捕縛する事もできる。
デュークverは弓が巨大化し、二十螺旋構造の矢を放つ。
立体映像
デュークが使用。「レモンエナジースカッシュ」で発動。
額の赤いシグナルを光らせ、自分の分身を創りだす。
「トリックベント」や「ディケイドイリュージョン」とは違い、実体のないホログラムである。
エクスペリメントタイム
デュークがガンバライジングで使用。ソニックアローからの狙撃を徐々に威力を上げるようにして三連続で放つ。
ソニックアロー(スカッシュ)
バロンが使用。「レモンエナジースカッシュ」で発動。
エネルギーを貯めたソニックアローで敵を斬る。
直接斬りかかるのとレモン色の斬撃を飛ばす2パターンが存在する。
ソニックアロー(バナナチャージ)
バロンが使用。ソニックアローにバナナロックシードをセットして「バナナチャージ」で発動。
ソニックアローを地面に押し当ててバナナ型オーラを放ち、相手を捕縛する。
バロンが使用。「レモンエナジースパーキング」で発動。
輪切りのレモン型エネルギーを潜り抜けてジャンプキックを放つ。
余談
- 当初はバロンには強化形態を出す予定はなかったが、バロン(戒斗)の人気が上がったことに伴い「デュークのスーツを使い回す」という案から発展して登場が急遽決定。スーツはデュークの物が合わなかったことから頭部のみ新造されている(新世代ライダーはアームズチェンジすることを想定されていないため。設定画も存在しない)。
- 本来予定に無かった弊害からかボーイズトイの『ACシリーズ』や食玩の『アームズアクション鎧武』では再現不可能。放送終了後からそこまで間を空かずフィギュアーツも発売されたが、こちらは魂ネイションでの会場販売を経てプレミアムバンダイでの抽選販売という変則的な販売方法となり、欲しい人間に行き渡らないやり方にファンからは不満の声が相次いだ。これらの問題は一部の人間から『バロンレモンエナジー問題』と称された。
- あるライダーの基本形態がそのまま別のライダーの最強形態として運用される例は非常に珍しい。
- 他の例としては仮面ライダーギャーゴ/仮面ライダーナーゴのファンタジーフォームが挙げられる。
- 2号ライダーが強化形態となる際にベルトを変更する初の事例。他にはクローズチャージ、ローンウルフ、ライブマーベラス/エビルマーベラス、仮面ライダートワイライトマジェードなどが該当する。
関連タグ
仮面ライダー鎧武 エナジーロックシード 仮面ライダーデューク 仮面ライダーバロン ジンバーレモンアームズ レモンアームズ
ナイトサバイブ、レガシーゲーマーレベル100:騎士がモチーフの2号ライダーの最強形態。
エナジーロックシードナンバー(E.L.S.-XX)
レモンエナジーアームズ(01) → チェリーエナジーアームズ(02)
ビーストハイパー → レモンエナジーアームズ → デッドヒートマッハ
外部リンク
アーマードライダーデューク レモンエナジーアームズ | 仮面ライダー図鑑 | 東映