概要
ゲネシスドライバー用であり、戦極ドライバー単体では装填しても外れてしまう為、使用不可能。
フェイスプレートを取り外した部分にゲネシスコアを装着、そこへ装填することで運用可能になる(玩具版では戦極ドライバー単体でも遊べる)。
劇中ではレモンエナジーロックシードを入手した紘汰が戦極ドライバー単体で試すも、解錠とロックを高速で繰り返した結果スパークして外れてしまい、その後ライオンインベス戦で再度試すも、やはり使用出来なかった。
前世代と同じくアルファベットと数字で「E.L.S.-○○」と識別番号らしきナンバーが振られているが、解錠スイッチはシーソースイッチに統一され、展開方法が異なる。
ゲネシスドライバー同様耐久性に優れており、劇中で破損したのはロシュオの念動力を受け続けたシドが使用していた2個目のチェリーエナジーロックシードのみである。
また、前世代ロックシードに搭載されていた個別のアームズウェポンを召喚する仕様が黒影・真を除き共通武器のソニックアローが召喚されるシステムに変更されている(マロンエナジーは単体の使用描写がないため不明)。
ちなみにロックシードの時には採用されていた変身音声(「花道オンステージ」など)がエナジーロックシードではオミットされ、音楽だけになっている。
しかし、開発者である凌馬が気に入っていたためか、彼の使用を前提としたレモンエナジーロックシードのみに変身音声が残されている(何故か劇場版に登場するマツボックリエナジーロックシードにも音声が残されていたりするが、あれは掛け声に近い)。
一覧
- レモンエナジーロックシード
ナンバー:E.L.S.-01
ランク:S
展開方法:上下2方向に展開
レモンエナジーアームズやジンバーレモンアームズに変身する際に用いられる。
使用者は仮面ライダーデューク、仮面ライダー鎧武、仮面ライダーバロン。
- チェリーエナジーロックシード
ナンバー:E.L.S.-02
ランク:S
展開方法:下部が開く
チェリーエナジーアームズやジンバーチェリーアームズに変身する際に用いられる。
使用者は仮面ライダーシグルド、仮面ライダー鎧武。
- ピーチエナジーロックシード
ナンバー:E.L.S.-03
ランク:S
展開方法:上部が開く
ピーチエナジーアームズやジンバーピーチアームズに変身する際に用いられる。
使用者は仮面ライダーマリカ、仮面ライダー鎧武。
- メロンエナジーロックシード
ナンバー:E.L.S.-04
ランク:S
展開方法:3方向に展開
メロンエナジーアームズやジンバーメロンアームズに変身する際に用いられる。
使用者は仮面ライダー斬月・真、仮面ライダー斬月。
- マツボックリエナジーロックシード
ナンバー:E.L.S.-05
ランク:S
展開方法:上部が開く
劇場版「サッカー大決戦!黄金の果実争奪杯!」に登場。
マツボックリエナジーアームズに変身する際に用いられる。
ペコがゲネシスドライバーと共に所持していたが、入手経路は不明。
使用者は仮面ライダー黒影・真。
- マロンエナジーロックシード
ナンバー:E.L.S.-06
ランク:S
展開方法:上部が開く
「鎧武外伝」ナックル編に登場。
ジンバーマロンアームズへの変身に用いられる。
マロンエナジーアームズへの変身も可能だと思われるが、ゲネシスドライバーがほぼ全て失われていた時期だったこともあり、単独では使用されることは無かった。
使用者は仮面ライダーナックル。
- ブラックレモンエナジーロックシード
ナンバー:E.L.S.-01
ランク:S
展開方法:上下2方向に展開
「サッカー大決戦!黄金の果実争奪杯」に登場。
コウガネに邪悪の種を植え付けられた葛葉紘汰が持っていたレモンエナジーロックシードが変化して誕生した。
使用者は仮面ライダー鎧武・闇。
- ドラゴンフルーツエナジーロックシード
ナンバー:E.L.S.-HEX
ランク:恐らくS
展開方法:上部が開く
「MOVIE大戦フルスロットル」に登場。
ドラゴンエナジーアームズやジンバードラゴンフルーツアームズに変身する際に用いられる。
他のエナジーロックシードと違い、赤い色をしている。
使用者は仮面ライダーデューク、仮面ライダー龍玄。
- ドラゴンフルーツエナジーロックシード(プロトタイプ)
ナンバー:E.L.S.-PROTO
ランク:恐らくS
展開方法:上部が開く
「鎧武外伝」バロン編に登場。
戦極凌馬が製作したドラゴンフルーツエナジーロックシードの試作品で、メカ戦極凌馬が使用したものとは別物。
完成版同様ドラゴンエナジーアームズに変身するが、アームズの形状が一部異なっている。
使用者は仮面ライダータイラント。
余談
- エナジーロックシードのナンバー
エナジーのナンバーの順番は開発者である戦極凌馬のビジネスパートナー順になっているという説がある。
- ライダー情報の登録場所
劇中では光実が貴虎のゲネシスドライバーを使用して変身すると、メロンエナジーアームズを纏った龍玄ではなく斬月・真そのままの姿になる。
また、湊耀子が凌馬のドライバーを使用したにもかかわらずデュークではなくマリカに変身していた。
そして、「MOVIE大戦フルスロットル」にて、貴虎がメカ戦極凌馬が残したドライバーを使用し斬月・真へと変身している。この事から、ゲネティックライドウェア(ライダーの基盤スーツ)などのデータはエナジーロックシードの方に登録されていると思われる。
ただし、小説版で呉島光実と対峙した狗道供界が作り出した仮面ライダーデュークがレモンエナジーアームズからドラゴンエナジーアームズへと直接アームズチェンジしている事から、ライドウェアのデータはドライバー側に登録されているという説も存在する。
とはいえ、供界は「呉島光実が勝てない相手」として「アーマードライダーデューク」を創造していた為、このデュークには他のアーマードライダーに変身する仕組みが無かったとしてもおかしくはない。
関連タグ
仮面ライダー鎧武 ゲネシスドライバー ゲネシスコア ソニックアロー ロックシード
ラビットタンクスパークリング:同じく炭酸飲料を模した強化形態に変身させるアイテム。