『ラビットタンクスパークリング!』
『Are you ready?』
「変身!」
『シュワッと弾ける! ラビットタンクスパークリング!』
『イエイ! イエーイ!』
概要
仮面ライダービルドの強化形態。初登場は第14話。
ビルドドライバーにラビットタンクスパークリングを装填することで変身する。
炭酸のようなエフェクトで相手を吹き飛ばす・高速移動など、基本形態のラビットタンクフォームから大きく進化を遂げている。
スペック
パンチ力 | 14.9t(右腕)/25.5t(左腕) |
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キック力 | 35.6t(右足)/26.7t(左足) |
ジャンプ力 | ひと跳び66m |
走力 | 100mを2秒 |
ジャンプ力以外は、ラビットタンクフォームの約1.5倍の力を持つ。
(右腕は元の数値が低かったため、他の部分との差がより大きくなってしまった)
能力の最大の特徴は「泡」であり、これによりラビットタンクフォームの各種能力をさらに引き上げている。
右肩「BLDバブルラピッドショルダー」と左脚「クイックフロッセイレッグ」は「ラピッドバブル」を発生させ、泡の破裂を活かした高速移動を可能にする。
左肩「BLDバブルインパクトショルダー」と右脚「ヘビーサイダーレッグ」は攻撃時に「インパクトバブル」を発生させ、破裂時に衝撃波を発生させる。
胸部「カルボニックチェストアーマー」は必殺技発動時に「ディメンションバブル」を発生させ、自在に空間を歪めることで予測不可能な攻撃を可能にする。
両腕には各3本の鋭い刃が装着され、右腕「クイックフロッセイアーム」の「Rスパークリングブレード」は切断力、左腕「ヘビーサイダーアーム」の「Tスパークリングブレード」は刺突力に優れる。
一つ一つに大型のエネルギー刃を発生させることで高速斬撃を繰り出すことができる(『仮面ライダー平成ジェネレーションズFINAL』より)。
武器はドリルクラッシャーのほか、特定のハーフボディ時に召喚されるベストマッチウェポンも単独で使用可能。最終回にてタンクタンクフォームから変身する形で久々に登場した際にこの能力を存分に生かしてエボルトにダメージを与えていった。
容姿
新たに白がメインカラーに追加されトリコロールになった。
装甲は炭酸の刺激のイメージかギザギザになり、上半身の一部には泡のような白いドットが表れている。
変身の際に現れる「スナップライドビルダー」はビルドのライダーズクレスト型のフレームに変化し、内部にパンドラボックスの残留物質をもとにした発泡増強剤「ベストマッチリキッド」が加わることでこの姿となる。
必殺技
- スパークリングフィニッシュ
ワームホールの様な図形を出現させてその中に敵を拘束、無数の泡と共にライダーキックを叩き込む。
一撃で2体のコブラを倒し、このキックの余波でこれまで他のベストマッチフォームの必殺技を受けても耐えたブラッドスタークを変身解除に追い込んだ。
その他、通常の跳び蹴りや後ろ蹴りのパターンもある。
また、ドリルクラッシャーをはじめとするベストマッチウェポンの「ボルテックブレイク」と同時発動することも可能で、第22話ではカブトムシフルボトルで発動したボルテックブレイクに泡のエネルギーを付与した。
『ガンバライジング』でも同名の必殺技を使用。こちらはX軸で敵を拘束したあとラビットタンクフォームの「ボルテックフィニッシュ」の放物線が管状に変化し、その中を炭酸とともにウォータースライダーのごとく滑り降りてキックを決める技となっている。
ライドウォッチ
ハンドルの力で弾けるパワー!ビルド ラビットタンクスパークリング!
ラビットタンク!スパークリーング!
「GPライドウォッチ05」の一つとして発売。
必殺技は「ボルテック」……なのだが、本当は「スパークリング」である(恐らく音声ミスだと思われる)。
さらにこのライドウォッチ自体は登場していないが、ディケイドアーマーの状態でビルドライドウォッチを装填すると「ディケイドアーマービルドフォーム」に変身でき、ラビットタンクスパークリングフォームの能力を駆使する事が可能。
余談
メインカラーのトリコロールは美容院の前に置かれるサインポールと同じ色である。
劇中では惣一行きつけの理髪店として「バーバー桐生」という店があるらしきことが分かっており、そこから「桐生」という苗字がつけられた。そして「戦兎」という名前はラビットタンクから取られているため、色から「桐生」・名から「戦兎」を見出せるこのフォームは「桐生戦兎そのものであるフォーム」と見ることもできる。
実際、惣一の計画で戦兎に求められていたのは20本のフルボトルの生成と「スクラッシュ」の完成のため、そのどちらでもない発明品になるこのフォームは真の意味で戦兎自身の手によって誕生したフォームと言える。
冬映画『仮面ライダー平成ジェネレーションズFINAL』に先行登場している。映画の公開日が第14話放送日の前日であったこと、劇場版の時系列が第14話と第15話の間であるなどの理由からあまり目立たないが。
強化フォームが多い場合、次のフォームにすぐに出番を食われることが多い仮面ライダーだが、このフォームの場合次の強化フォームの問題点ゆえ、ハザード登場後も出番には恵まれ、ファウスト編ラストから西都との代表戦まで長く使われることとなった(先述の通り最終回にも登場した)。
客演
西遊記でグランドジオウが召喚する形で登場する。
関連イラスト
関連動画
関連タグ
仮面ライダービルド ビルド(仮面ライダー) ラビットタンクフォーム 炭酸飲料 中間フォーム 強化フォーム
ファングジョーカー:ビルドと変身システムが似ている仮面ライダーダブルの強化フォーム。全身が鋭利なものになる、冬映画で先行登場する、特殊な形状の変身アイテムを使うなど共通点が多い。
サイクロンジョーカーエクストリーム、スーパータトバコンボ:基本形態の要素を持つ強化形態。
ダブルアクションゲーマー←ラビットタンクスパークリングフォーム→ディケイドアーマー
ビルドの中間フォーム
ラビットタンクスパークリングフォーム→ラビットタンクハザードフォーム