概要
第13話で登場した宝生永夢がマイティブラザーズXXガシャットを使用して変身したエグゼイドの強化形態。
第23話にて、この姿の原形は永夢が小さい頃に考えたヒーローのアイデアから生まれた事が判明した(同話に登場する絵を幼少期の永夢が描いているシーンが第12話に挿入されている)。
やや特殊なフォームである為、合計3名のスーツアクターが担当している。(詳細は各項目を参照)
能力
各部機能の強化により耐久力と体力が上昇しており、胸部のライダーゲージが3本に増加している。
また、スーツに「ウイルスプログラムを検知・解析してワクチンプログラムを作成、仲間のライダーと共有する」機能も追加されている。
これによりゲンムゾンビゲーマーの各種妨害機能を無力化しており、不正なガシャットという存在以上にゲンムの計画の妨害に一役買っている。
レベルX
マイティ!ブラザーズ!2人で1人!マイティ!ブラザーズ!2人でビクトリー!X!
「ノーコンティニューで・・・クリアしてやる」
スーツアクター:藤田慧
スペック
パンチ力 | 22.2t |
---|---|
キック力 | 28.7t |
ジャンプ力 | 54m(ひと跳び) |
走力 | 2.2秒(100m) |
変身直後の形態。変身時にはレベル1とは別のパネルを選択する。
初変身時は今まで「?」となり隠されていたパネルを選択・パネルが解放されており、レベル1同様にバグスターユニオンの分離機能も持つが、作中では使用されていない(使用すべき場面もあったのだが、41話での描写を見るとそもそもあの状況では変身できなかった可能性もある)。
同レベルの仮面ライダーゲンムゾンビゲーマーレベルXと互角の戦いを見せた。
レベルXX
「だーーーーーい変身!」
ダブルアップ!俺がお前で!お前が俺で!マイティ!マイティ!ブラザーズXX!
「「超キョウリョクプレーでクリアしてやるぜ!」」
スペック
パンチ力 | 32.3t |
---|---|
キック力 | 40.6t |
ジャンプ力 | 66.6m(ひと跳び) |
走力 | 2秒(100m) |
レベルXからダブルアップした形態。永夢と「M」の人格を持ったLとRの二人に分裂する。
レベルX時の頭部は分割されて双方の肩に装着され、バリア発生装置となっている。
連携強化装置「スマッシュリンカー」により、LとRの同時攻撃が成功すると数秒間だけ全能力が通常時の2倍にまで上昇する。
黎斗の解析したデータによるとそれぞれがレベルX相当の能力を持っており、パラドは2人の協力プレイによってレベルXXとしての真価を発揮すると分析している。
同話でちらりと見える二体のエグゼイドのパラメータによると、攻撃・防御・クリティカルはRの方が高く、素早さと器用さはLの方が上の様だ。
本編初変身時は人格の分裂による混乱と意見の相違により同一人物なのに喧嘩を始めるという事態になった。この作品の協力プレーの難しさはケタが違うようである。
しかし、2人が『俺はお前で 僕はあなた』と双方の人格を肯定した事で混乱が解けた。
レベルXX R
スーツアクター:高岩成二
エグゼイドから見て右側で、メインカラーはオレンジ。
人格は「M」で一人称は「俺」。主に戦闘を担当する。
ガシャットスロットホルダーに挿しているのは「シャカリキスポーツ」「爆走バイク」の二つ。
第29話以降は体内のパラドが分離する形で変身する。 その性質を利用して強制的に分離する事も可能。
また、第41話ではパラドクスへのフォームチェンジもした。
レベルXX L
スーツアクター:渡辺淳
エグゼイドから見て左側で、メインカラーは緑。
人格は「永夢」で一人称は「僕」。患者の救助やRのサポートなどを行う。
XX Rとは遺伝子・記憶を共有している。
ガシャットスロットホルダーに挿しているのは「マイティアクションX」「ゲキトツロボッツ」の二つ。
武器
ガシャコンキースラッシャー
専用武器。それぞれに対応したボタンを押すことでブレード(緑)・アックス(オレンジ)・ガン(黄色)の3モードを使用できる。
後述の「マイティブラザーズクリティカルフィニッシュ」発動時以外は1本しか存在しないため、ガシャコンブレイカーを使わないときは2人が交代で使用している。
ガシャコンブレイカー
マイティアクションXガシャットのガシャコンウェポン。
XX Lの通常武器として何度か使用した。
必殺技
- マイティダブルクリティカルストライク
ゲーマドライバーのレバーを開閉して発動する。
レベルXXでは二人で連続攻撃を行い、レベルXに戻って相手を空中に打ち上げた後、再び分裂してダブルライダーキックを食らわせる。本人たちも認めるオーバーキル。
『平成ジェネレーションズ』ではシンプルにLとRが交互にライダーキックを発する技となっており、口上もそのまんま「ライダーキック」。
レベルXでもライダーキックとして発動したが、玩具では再現不可能である。
- マイティブラザーズクリティカルフィニッシュ
マイティブラザーズXXガシャットをガシャコンキースラッシャーにセットし、二本に増えた・ブレードモードでLとRが斬撃を二度飛ばし敵を切り裂く。ライダーレボリューションではガンモードとアックスモードで連続攻撃を繰り出し、すれ違いざまにX字に切り裂く必殺技となっている。
- アクションロボッツクリティカルフィニッシュ
マイティアクションXガシャットとゲキトツロボッツガシャットをスロットにガシャコンキースラッシャーにセットして発動。強力なビームを繰り出す。
- マキシマムマイティクリティカルフィニッシュ
マキシマムマイティXガシャットをガシャコンキースラッシャースロットにセットしてL(永夢)が発動。R(パラド)にリプログラミングを炸裂させた。
活躍
第13話で初登場し、それまで圧倒的だった仮面ライダーゲンムゾンビゲーマーレベルX相手に互角以上に戦った。
続く第14話では協力プレイによってゲンムとアランブラバグスターを同時に倒すなど、以降は味方陣営の最高戦力として活躍することになる。
だが元々のガシャットが危険なこともあってか、永夢は当初変身解除後に猛烈な頭痛に襲われた後、気絶してしまっていた。
第29話では、パラドが永夢の体に憑依した状態でこの形態に変身。R(パラド)とL(永夢)が戦うという異様なバトルが勃発した。この戦いでパラドをリプログラミングした事で天才ゲーマー「M」の力を失ったため、それ以降はしばらく登場しなかった。
第40話では、再感染したパラドを分離し復活させるために使用。同話ラストで檀正宗が発動したリセットで消失した天才ゲーマー「M」の力を取り戻す為、第41話ではパラドを再吸収した永夢が変身しダブルアップ、共にクロノスに挑んだ。
上記からも分かる通り、上位の形態が登場してからもストーリー各所でその存在が大きな意味を持っており、これまでの平成ライダーの中でも珍しく非常に重要なポジションの中間フォームであると言える。
先行登場
『仮面ライダー平成ジェネレーションズ』で本編に先駆け登場。
財前美智彦/ゲノムスが永夢をゲームの世界へと追放するため、ゲーマドライバーにマイティアクションXガシャットとプロトマイティアクションXガシャットを同時挿入。
その時、永夢の中の何かが目覚めると同時に2つのガシャットが合体、エグゼイドをレベル2から半分に分割してダブルアクションゲーマーレベルXXに変身させた。
ライドウォッチ
XXL
俺がお前で!お前が俺で!2人に分身したエグゼイド ダブルアクションゲーマーXXL!
ダブルアップ!ダブールアクショーン!
XXR
俺がお前で!お前が俺で!2人に分身したエグゼイド ダブルアクションゲーマーXXR!
ダブルアップ!ダブールアクショーン!
XXLはプレバン限定「GPライドウォッチセット01」、XXRはプレバン限定「GPライドウォッチセット02」の一つとして発売。
必殺技はどちらも「ダブルクリティカル」。
さらにこれらのライドウォッチ自体は登場していないが、ディケイドアーマーの状態でエグゼイドライドウォッチを装填すると「ディケイドアーマーエグゼイドフォーム」に変身でき、ダブルアクションゲーマーの能力を駆使する事が可能。
関連動画
関連タグ
サイクロンサイクロン&ジョーカージョーカー(仮面ライダーW):同じく一人のライダー(正確には二人で一人の仮面ライダー)が二つに分裂した形態。
カチドキアームズ:製作者も予想外のフォーム繋がり。
仮面ライダー電王:「ダブルアクション」繋がり(こちらは挿入歌のタイトル)。一人称が「僕」と「俺」という共通点も。
仮面ライダーリバイス:一人で二人の仮面ライダー繋がり
スーパーマリオブラザーズ:モチーフの一つと思われる。
キッタリハッタリ:ピンク色のキャラクターが分裂してオレンジと青緑、という点ではこちらもモチーフにしていると思われる。
中間フォーム(1つ目)
闘魂ブースト魂←ダブルアクションゲーマー→ラビットタンクスパークリングフォーム