MOVIE大戦 超レベルアップ
概要
正式名称は、
『仮面ライダー平成ジェネレーションズ Dr.パックマン対エグゼイド&ゴーストwithレジェンドライダー』。
『仮面ライダーエグゼイド』と『仮面ライダーゴースト』のコラボ作品にして、「MOVIE大戦」シリーズ第8作目。『エグゼイド』としては初めて、『ゴースト』としては3本目にあたる劇場版作品。
今回は「withレジェンドライダー」、と言うだけあってゴーストより前のドライブ・鎧武・ウィザードの3人を含めた5人が主役となる。
ストーリー
正体不明のゲームウイルス生命体である「パックマン」が襲来したことで人類は未曽有の危機を迎えていた。
急激に勢力を拡大するパックマンの脅威は留まる事を知らず、何と天空寺タケル/仮面ライダーゴーストまでもがウイルスに感染、彼は変身能力を喪失してしまう。
その一方で宝生永夢/仮面ライダーエグゼイドは敵の正体と感染源を突き止める事に成功するが、それは彼自身の運命を左右する、ある重大な秘密へと繋がっていたのだった。
登場キャラクター
『仮面ライダーエグゼイド』より
- 宝生永夢/仮面ライダーエグゼイド…演:飯島寛騎
- 鏡飛彩/仮面ライダーブレイブ…演:瀬戸利樹
- 花家大我/仮面ライダースナイプ…演:松本享恭
- 仮野明日那/ポッピーピポパポ…演:松田るか
- 九条貴利矢/仮面ライダーレーザー…演:小野塚勇人
- 檀黎斗…演:岩永徹也
- パラド…演:甲斐翔真
- 鏡灰馬…演:博多華丸
- 日向恭太郎…演:野村宏伸
『仮面ライダーゴースト』より
- 天空寺タケル/仮面ライダーゴースト…演:西銘駿
- 深海マコト/仮面ライダースペクター…演:山本涼介
- アラン/仮面ライダーネクロム…演:磯村勇斗
- 月村アカリ…演:大沢ひかる
- 御成…演:柳喬之
- シブヤ…演:溝口琢矢
- ナリタ…演:勧修寺玲旺
- 深海カノン…演:工藤美桜
『仮面ライダードライブ』より
刑事・仮面ライダーとしてロイミュードと戦い、数々の事件を解決した。
以前、タケルに助けてもらった事から捜査に協力する。ベルトさんがいない今は仮面ライダーに変身できないのだが…
『仮面ライダー鎧武』より
数多くのライダー達とともにインベスと世界の脅威に立ち向かったオレンジ・武者の仮面ライダー。
戦いの果てで自ら神となって脅威を救うと同時に地球から離れるが…
『仮面ライダーウィザード』より
指輪の魔法使い。自らを「最後の希望」と称して、人々を絶望させようとするファントムと戦った仮面ライダー。
しかし今作では何故か敵である財前らに協力している…?
敵怪人
清宮東吾から生まれたバグスター怪人。元になったゲームはパズルゲーム。
パズルのブロックを模した爆弾を次々と落下させる攻撃を得意とする。
ネクストゲノム研究所
遺伝子医療の権威で「ネクストゲノム研究所」の所長を務めていた人物であり、敵のリーダー。
Dr.パックマンの仲間であり敵サイドの人物。
その他
現役男子高校生。天才プログラマーと言う一面を持ち、大人気ゲーム「ハテサテパズル」を開発した。
新種のバグスターウイルスに感染してしまい、ハテナバグスターを生み出す事に。
今作限定フォーム
仮面ライダーゴーストがエグゼイドゴーストアイコンを用いて変身する。
仮面ライダーゴーストがテンカトウイツゴーストアイコンを用いて変身する。
ゴーストゲーマー(レベル1&2)
仮面ライダーエグゼイドがカイガンゴーストガシャットを用いて変身する。
関連音楽
主題歌
「hikari」
作詞/作曲:Ryota Fukuoka 編曲:B.EYES
劇中歌
「B.A.T.T.L.E G.A.M.E」
CD化
上記の2曲を収録した「『仮面ライダー 平成ジェネレーションズ Dr.パックマン対エグゼイド&ゴースト with レジェンドライダー』サウンドトラック」はエイベックスより2017年3月15日に発売。初回限定盤には「プロトギリギリチャンバラガシャット」が付属する。
後日談
今作の後日談に当たるスピンオフネットムービー『【裏技】仮面ライダーゲンム』Part.1&2がYoutubeで配信中。Part.3は現在発売中の「DX太鼓の達人ガシャット&仮面ライダーゲンムDVDセット」に収録されている。
映像ソフト化
2017年5月10日(水)よりDVD&Blu-rayで発売中。コレクターズパックも同時発売。
余談
今作の分類について
厳密にはMOVIE大戦シリーズから改題された『仮面ライダー平成ジェネレーションズ』シリーズの第1弾。
形式としては、お祭り映画である春映画に近い。
テレビシリーズとの関係について
情報が解禁されたのは『エグゼイド』TV本編第2話の放送日である2016年10月9日(日)17時。
『エグゼイド』TV本編と今作はリンク要素が強く、宝生永夢の隠された謎がTVに先駆け明らかになるとされていた。
そしていざ公開されると、宝生永夢がバグスターウイルスの最初の感染者である事が明確に開示され、公開時点では公式からのネタバレ規制がかかっていた(参考ツイート)。更にこの時点でパラドとの関係性も匂わされ、劇中のとある人影をパラド役の甲斐氏が演じていたことがDVD&Blu-ray発売日に公表された。
レジェンドライダーについて
ライダーの変身者以外だと、ドライブドライバー/ベルトさんことクリス・ペプラー氏が声のみで出演する。
ただし葛葉紘汰/仮面ライダー鎧武こと佐野岳氏はスケジュールの都合で変身後のライブラリ出演のみ。それ以外のレジェンドライダーもスケジュール合わせの都合上、同時変身シーン等の重要シーンに役者全員のスケジュールを合わせるため、それ以外の場面は坂本監督がパワーレンジャーシリーズで培った代役技術を使いフォローしている(よく見ると顔が映っていないシーンがよくあるのはこのためとのこと)。
ウィザード~ドライブのサブライダー達は登場しない。
その他
今作において、各仮面ライダー達が変身したフォームの合計は合計50以上にも登り、これは歴代ライダー映画史上最多との事。
またニュースキャスター役で特捜戦隊の桃役の人も出演していたりする(今後の作品展開の前置きかどうかはさておき)。
公式動画
予告動画
特報
予告
アクションシーン特別映像
関連項目
仮面ライダーエグゼイド 仮面ライダーゴースト 仮面ライダードライブ 仮面ライダー鎧武 仮面ライダーウィザード
100の眼魂とゴースト運命の瞬間→仮面ライダー平成ジェネレーションズ→超スーパーヒーロー大戦
超MOVIE大戦ジェネシス→仮面ライダー平成ジェネレーションズ→仮面ライダー平成ジェネレーションズFINAL
※EDに関するネタバレ注意
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終盤ネタバレと時系列考察
『ゴースト』の時系列はファイナルステージのその後で、本編から8ヶ月後。
『ドライブ』の時系列は、今作のEDにて泊英志がもうすぐ産まれる事が判明しており、両親である進ノ介や泊霧子(今回は出産間近のため産休に入り顔出し無し)は、警察の同僚達から沢山の誕生祝いのプレゼントをフライングで渡されていた。
このことから、少なくとも小説『仮面ライダードライブ』よりも前だということが分かる。
『エグゼイド』の時系列については、全ライダーがレベル3を獲得している事・プロトドラゴナイトハンターZガシャットが幻夢コーポレーションに戻ってきている事・グラファイトが登場しない事・檀黎斗が幻夢コーポレーションにオフィスで仕事をしていた事等から、本編第10話と第11話の間と思われる。また、映画のラストにパーフェクトパズルの存在を示唆するシーンがある。
『鎧武』と『ウィザード』に関しては、ウィザードが鎧武のことを知っており、インフィニティーウィザードリングを所持している事から、『ウィザード特別編』、『天下分け目の戦国MOVIE大合戦』の出来事が示唆されている。(パンフレットでも、"現在、晴人が持っているインフィニティーリングは「戦極の世界」を訪れた際、武将イエヤスから「武神ウィザード」の形見として譲り受けたものである。"と書かれている。)また、進ノ介が鎧武を神様であると知っている為、『MOVIE大戦フルスロットル』での出来事も示唆されており、歴代の冬映画シリーズの要素が大きく関わっている。