概要
新型バグスターウイルスがパズルゲーム“ハテサテパズル”のデータを取り込んで誕生したバグスター怪人。
身長は210cm、体重は150kg(出典『てれびくんデラックス 愛蔵版 仮面ライダーエグゼイド 超全集』(小学館)P79より)。
“ハテサテパズル”の開発者である天才プログラマー高校生・清宮東吾に取り付いて実体化した。
パズルゲームのブロックをモチーフとした姿をしており、鎧甲冑を着た大柄な体の武将のようなシルエットの体格を持つ。
寡黙にして無骨な武人の様な性格で必要なこと以外は殆ど喋らず、誕生後は財前美智彦の命令に従順な右腕の様な存在として彼に付き従う。
戦闘能力
戦闘の際は自身のゲームエリアを展開して杖を掲げて異空間から『パズル爆弾』を召喚し次々に落下させて敵を追い込む戦法を得意としている。
また、たとえその攻撃に生き残ったとしてもその対象者をバグスターウイルスに感染させ“ゲーム病”を発症させる。なお、ハテナバグスターが発症させる“ゲーム病”は新種のバグスターウイルスによって引き起こされるため、電脳救命センターの検知機では検出できないという特徴を持つ。
また、パズルゲーム由来のバグスター怪人である為、『パズル爆弾』以外にも、遺伝子情報(DNA)を組みかえて全く別の生命体へと作り変える事や、ゲーム空間を展開して空間内に取り込んだ人物をそれぞれ別のゲームエリアへと転送する能力を持つ。
また、その大柄な体格通りのパワーファイターでもあり、怪力を用いて左手に持った杖で敵を粉砕し、右腕に備えた盾で敵の攻撃を弾き返す攻守ともに隙が無い強敵。また、この盾は相手の攻撃を受け流すだけではなく打撃用の武器としても使用できる。
最終決戦において、新型バグスターウイルスに感染したアカリと自分自身を救うためにアジトに乗り込んできた天空寺タケル=仮面ライダーゴーストと死闘を繰り広げる。
中間フォームのグレイトフル魂はおろか、最強フォームであるムゲン魂すらも瞬時に変身を解除させる程に凄まじい戦闘力を誇っていたが、タケルに力を貸すべくノブナガゴーストが完成させた眼魂を使いタケルがテンカトウイツ魂に変身したことで形勢が逆転。その高い戦闘力に徐々に圧倒されるようになり、最期はサングラスラッシャー&ディープスラッシャーによる二刀流と蹴りを叩き込む必殺技「オメガドライブ テンカトウイツ」を喰らい爆散した。
その後檀黎斗にデータを回収され、別のゲームに利用されたとみられる。
『仮面戦隊ゴライダー』では、黒幕が開発したゲームの影響で復活を果たしたバグスターの一体として登場。
いくら倒しても復活を繰り返し、他のバグスターと共にブレイブとスナイプを追い詰めていくが、根源であるゲームの世界が消滅した事で復活出来なくなり、消滅した。
【裏技】仮面ライダーパラドクス
檀黎斗が開発した新作ゲーム、「ナゾトキラビリンス」のボスキャラとして登場した。こちらでは体中に数字が書かれており、弱点である数字を攻撃しなければ倒せない。
迷宮の二つの暗号を解いた永夢とパラドの前に立ちはだかり、二人で変身したダブルファイターゲーマーレベル39を苦戦させるが、弱点の数字が「3と9」であるということを見破った二人に弱点を破壊され倒された。
仮面ライダーエグゼイドVS仮面戦隊ゴライダー(仮面ライダーエグゼイドスペシャルイベント)
ヒーローのあり方に悩むアオライダーがゲーム病に感染し、実体化した(元になったゲームは不明)。
自分の身が傷つこうとも患者を救おうとするエグゼイドに心打たれたアオが悩みを吹っ切ったことで弱体化し、アカライダーとアオライダーのレッドビーム&ブルービーム、エグゼイドのマイティクリティカルフィニッシュを立て続けに浴びて倒れた。
余談
- 劇場版の個体を演じた中氏は仮面ライダードライブにてスクーパー・ロイミュードの役で出演した。
- 【裏技】の個体を演じた小西氏は本作が仮面ライダーシリーズの初出演作であり、後に『風都探偵』で立川蓮司を、更に仮面ライダーガッチャードにてナレーション及び一部のケミーを演じる。
関連タグ
仮面ライダー平成ジェネレーションズ バグスター ネクストゲノム研究所