「まだ増殖が足りないようだな」
「レベル1のお前など、取るに足らん!」
スペック
概要
『仮面ライダーエグゼイド』第1話に登場したバグスター。
アクションゲーム「マイティアクションX」のデータを取り込んでおり、そのゲームに登場するボスキャラクター「ソルティ(正確には「ソルティはくしゃく」)」の姿をモチーフとしている。
全身が青く、黒いハットとマントを着用しており、左腕には打撃攻撃や電撃を繰り出す「ソルティナックル」を武装している。戦闘スタイルは、格闘攻撃を主体としている。
バグスターユニオン時の姿は頭部のない巨人で、巨体から繰り出される攻撃で標的を破壊し、拳にバグスターウイルスを収束させる事で巨大な拳に変化させることが可能。
後に登場する進化態にも言えることだが、「はくしゃく(伯爵)」の名を持つだけあって、偉そうな口調で喋る。
本編での活動
グラファイトによって散布され、宝生永夢の担当する患者・須山颯太に感染。徐々に颯太の体を蝕んでいき、「発症」させることに成功する。そして、颯太の体を乗っ取り、巨大なバグスターユニオンの姿となって暴れまわる。
しかし、永夢が変身した仮面ライダーエグゼイド・アクションゲーマーレベル1によって颯太から分離させられてしまい、「ソルティはくしゃく」を模した姿に実体化。戦闘員・バグスターウイルスと共にエグセイドと対決に襲いかかる。
しかし、アクションゲーマーレベル2にレベルアップしたエグゼイドによって、バグスターウイルスは全滅、自身も圧倒されてしまう。最期は、エグゼイドの「マイティクリティカルストライク」によって粉砕、爆破した。
Lv3
「レベルアップした私の力で、今度こそお前を塩漬けにしてやる!」
「しょっぱい、しょっぱいぞ!!」
CV | 前田剛 |
---|---|
身長 | 219.0cm |
体重 | 128.5kg |
特色/力 | 格闘攻撃 |
第11-12話に登場。第1話で倒されたソルティバグスターがレベルアップし、永夢の担当患者・山中周平に感染して強化復活した姿。帽子が白くなり体重も少し増えた以外は、外見は以前とほとんど大差はない。
レベルアップした個体であるためか、バグスターユニオン形態をスキップしていきなり実体化した姿で登場している。
岩塩を素材に作られた帽子の特殊効果により、耐久力と格闘能力が高められている。戦闘時は左腕に武装された「ソルティナックルⅢ」を駆使し、強力な電撃パンチを繰りだす。
第11話でゲーム病患者の少年・周平に感染した後、周平の体を乗っ取って病院から逃走し、逃走先で彼の体から分離してエグゼイドと交戦。ロボットアクションゲーマーレベル3の力を手に入れていたエグゼイドに圧倒されたが、ゲンムの介入によりハンターアクションゲーマーレベル5(フルドラゴン)になったエグゼイドが暴走したため撤退する。
第12話で活動を再開。周平の母親を人質に取る事で周平のストレスを増幅させ、完全な存在に覚醒しようと画策するも、期間限定のレアエナジーアイテム・クリスマスメダルの力を得たエグゼイド・アクションゲーマーレベル1、ブレイブ・ビートクエストゲーマーレベル3、ポッピーピポパポによって圧倒され、最後はクリスマスソングの終わりと共に、周囲でポーズを決める手下のバグスターウイルスを巻き込んで爆散した。
爆散後、パラドが所持していたガシャコンバグヴァイザーにデータとして吸収されており、「ここから出せ!」と怒っている。
その後しばらく出番がなかったが、パラドの手によって他のバグスター逹と共に再度復活を遂げており、『仮面ライダークロニクル』のプレイヤーとしてエントリーした。
Lv10
「当然だ。バグスターは倒されれば倒されるほど、進化する!今の私はレベル10!」
外見上はLv3と全く変わっていないが、戦闘能力が大幅にパワーアップしている。
第25話では多数の部下たちを率いてエグゼイドを始め、他のライドプレイヤーたちに対してその猛威を振るう。
第26話でもパラドクスやアランブラと共に多数のライドプレイヤー逹を追い詰めるが、駆けつけた仮面ライダー達と戦闘になり、自身はブレイブハンタークエストゲーマーレベル5と対決。『ドラゴナイトクリティカルストライク』でまたしても撃破されてしまった。
しかし第25話での上述の台詞から、今後もまた復活すると思われていた。案の定、第28話ではアランブラと共に再度復活した事がニコのスマホの情報から判明した…が、とうとう画面に映る前に倒されてしまったらしく、彼を倒したクリアの証しであるガシャットロフィーをニコが入手している。
その後も再び復活しており、第33話ではラヴリカバグスターのお悔やみと称してやって来た檀正宗に対して「貴様、何の真似だ!私達に塩を送るつもりか‼」と憤慨していたが、正宗が持つ仮面ライダークロニクルガシャットのマスター版によるコントロールで強制的に消滅させられ、「仮面ライダークロニクル」のプレイヤー枠から外されてしまった(この時、ソルティに感染していたプレイヤーもゲーム病が完治した)。
正宗曰く「攻略するのも再生するのも、私の判断一つ」との事。
本編以外での登場
『仮面戦隊ゴライダー』では、黒幕が開発したゲームの影響で復活を果たしたバグスターの一体として登場。
いくら倒しても復活を繰り返し、他のバグスターと共にブレイブとスナイプを追い詰めていくが、ゲームの世界が消滅した事で復活出来なくなり、消滅した。
余談
名前は「しょっぱい」を意味する「solty」で、全体のモチーフはナメクジと思われる。(このためか、上記のように塩に関係する言葉を言うことがある。)
ナメクジは塩(=しょっぱい)に弱いことや、「マイティアクションX」のプレイキャラ・マイティは、アイテムであるお菓子を食べることで強くなるため、「お菓子=甘い」と逆の「しょっぱい」などを意識したのではと予想される。
第11・12話に周平の母親・美奈子役で三輪ひとみ氏(忍風戦隊ハリケンジャーの御前様役、仮面ライダーカブトの間宮麗奈/ウカワーム役、ウルトラマンコスモスのレニ黒崎役)がゲスト出演した。
関連タグ
仮面ライダーエグゼイド バグスター マイティアクションXガシャット
関連・類似項目
- アクションゲーマーレベル1:同じくマイティアクションXガシャットで変身するエグゼイドの形態。
刀眼魔/槍眼魔 → ソルティバグスター → ニードルスマッシュ/ストロングスマッシュ