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「ハンバーガーのいい匂いがしたんだガー」

データ編集

身長220.0cm
体重131.4kg
特色/力食材型ウェポンの射出
感染者小星作
CV小山剛志
初登場話第17話「規格外のBURGSTER?」

概要編集

仮面ライダーエグゼイド』第17話に登場したバグスター怪人。

幻夢コーポレーション開発部男性社員・小星作が完成にこぎつけたアクションゲームジュージューバーガー』より発生したバグスターウイルスが彼に感染して誕生した。外見の特徴も作がデザインしたゲームキャラ・バガモンを模した物。


他のバグスター怪人の目的である「患者のストレスを高めてゲーム病を進行させ、患者を死に追いやり自分が完全態となる」意思を持たず、むしろ自分を実の息子の様に扱ってくれる作の身を案じて彼の看病をする等、バグスターにあるまじき心優しい気性の持ち主。


左腕のバガコンベアーからハンバーガーの具材や、材料を模したウェポンを射出する攻撃こそ可能だが、本人の非好戦的な気質も相まって戦闘能力はあまり高くない。ただし、レベル4の高レベルガシャットの元になったゲームから誕生したおかげか、バグスターユニオンを経由せずにいきなり人型で実体化した。


ちなみに、モデルとなったバガモンと同様にハンバーガーが大好物。


劇中での動向編集

小星作と外出中、作が買い物に行っている間にハンバーガーの匂いに釣られて車から出てしまい、運悪く宝生永夢花家大我に見つかって危うく討伐されかかるも、作が彼を擁護する発言をしたり「彼を倒すと作のストレスが増幅しかねない」と気付いた永夢の判断により一命を取り留める。


その後は入院した作に付き添って電脳救命センター(=CR)に出向き、共にドクター達に事情を説明したりポッピーピポパポとゲーム機の中でハンバーガーを作ったりしていたが、鏡飛彩の「バグスターは人類の敵だ!」発言を受け、バガモンは「自分は敵キャラでありいずれは倒される運命にある」「自分が生きている=作がゲーム病を患っている=作を命の危機に晒し続けている」現実を突き付けられ、置き手紙ならぬ置きピクルスを残してCRを脱走。


「今まさに、残酷なケチャップが!あ、いや違う……残酷な血が流れるガ~!!」


その後はまるで人が変わったかの様に人を襲い始め、それを見た大我/仮面ライダースナイプに倒されかかるも、彼の「わざと悪役を演じて仮面ライダーに自分を倒させ、作をゲーム病から解放する」真の狙いに気付いた永夢によって再び救われる。


更に永夢/エグゼイドバーガーアクションゲーマーレベル4は、バガモンが飛ばす食材をキャッチし『ジュージュークリティカルストライク』でハンバーガーを作り、彼に提供。


エグゼイド「お待たせ致しました! お客さま、ご注文の特製ジュージューバーガーです! 召し上がれ。」

バガモン「ガー……はぐっ! ゴクン……ん! ああ……ああ……デリ~シャス スマ~イル!」


そのハンバーガーを食したバガモンは、美味しさのあまり涙を流し宇宙まで飛び上がって大喜び

「バガモンの注文通りにハンバーガーを作って、彼を笑顔にする」して『ジュージューバーガー』のクリア条件を満たしてゲームクリア。


作のゲーム病は完治し『エグゼイド』初の「バグスターが倒されずに患者が救われる」展開に至り、作とバガモンの2人とも救われる締めくくりを迎えられたかのように思われたが……


















黎斗「不正なゲームは回収する」

パラド「永夢、俺と遊ぼうぜ!」


そんな心情など一切意に介さないゲンムパラドクスが襲撃。


作を守る為にゲンムの『クリティカルデッド』に立ち向かったバガモンは必死に抵抗するものの力及ばず、ゾンビゲーマーが放ったゾンビの幻影に捕食されるかのごとく攻撃を受けて致命傷を負い、最期まで作の身を案じる言葉を残して爆散してしまった。


黎斗が会社から失踪した後に開発されたガシャットのバグスターであるため、「ゲームマスターの許可なくゲームを作る事は許されない」のを理由にガシャコンバグヴァイザーによるデータ回収すら行われなかったため、最後まで復活することはなかった。


エグゼイドさん#17話

「作……これからも、夢いっぱいのゲームを作るガ……」



しかし、本来「倒す必要のなかったバグスター」であるバガモンを身勝手な理由で殺害したのが原因で、パラドは黎斗に対して不信感を抱くようになり、最終的に裏切りまでに至ることとなる。



余談編集

劇中での描写から分かる様に、バガモンのみバグヴァイザーにデータを回収されていない。その為、第24話でパラドがこれまで登場したバグスター怪人を一気に復活させた際にも、バガモンの姿は無かった。


仮にも "敵キャラを模したバグスター" であるバガモンが温厚な気性を獲得したのは、 "バガモンが倒される必要の無い敵キャラ" であるのに加え、 "自分に混じりけの無い愛情を注いでくれる人間が傍にいてくれた" 環境も関係あるのかもしれない(バグスターの多くはRPGハンティングアクションなど戦闘を前提としたゲームの敵であり、またパラド曰く、バグスターは人間のストレス発散の道具としての役割を持っている為、基本的に人間から向けられる感情は敵意や憎しみばかりである)。


スーツの大部分はコラボスバグスターの素体の改造である。そしてそのバカモンのスーツは後にバーニアバグスターへと改造された。


ちなみに、ハンバーガーモチーフの特撮怪人の先輩にベーダー一族ハンバラーがおり、こちら側はハンバーガーを食わせたデンジブルーをハンバーガーに掛けたのか、半バカに変えてしまい、五感をおかしくした挙句に性格を粗暴にさせてしまうと、バガモンよりも病原菌らしい悪行をやってのけた。ご丁寧にエグゼイドレベル4と同じく、身体にはケチャップマスタードが備え付けられている。

ハンバラー


ファイナルステージでは、新たにダブルチーズバガモンバグスターが登場している。


声を演じた小山氏は『仮面ライダー龍騎』の13ライダーと仮面ライダーアビスの召喚機音声及び仮面ライダーオーディン役としても知られており、『仮面ライダー電王』のライノイマジン役から約9年ぶりの仮面ライダーシリーズへの出演となった。


完全な余談だが、ポッピーピポパポ役の松田るか女史は本作から3年後、ハンバーガーを扱ったグルメドラマに出演している。


また、これも余談だがバガモンは『ジュージュークリティカルストライク』で作られたハンバーガーを食した際に「デリ~シャス スマ~イル!」と発言しているが、奇しくも6年後に「食」がテーマであるプリキュアの常套句の1つにデリシャスマイル〜!が出る事態になったのだった。



関連タグ編集

仮面ライダーエグゼイド バグスター ジュージューバーガーガシャット 小星作 善玉怪人


関連・類似項目編集


外部リンク編集

バガモンバクスター 仮面ライダー図鑑

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