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ジョン・シナ

じょんしな

ジョン・シナはアメリカ合衆国の団体「WWE」に所属するトッププロレスラーで俳優。
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You Can't See Me!

概要編集

本名「ジョン・フェリックス・アンソニー・シナJr.」 、マサチューセッツ州ウエスト・ニューベリー出身。

父親はイタリアアメリカ人で、インディー団体MWFでレスラーのマネージャー役をしているジョン・シナ・シニア。


リムジン会社のドライバーやスポーツ用品メーカーなどに勤めながらボディビルを行っていたが、1999年にUPW(アルティメット・プロレスリング)に所属しザ・プロトタイプのリングネームでサイボーグキャラとしてプロレスデビュー。翌年、その名前とキャラのままWWEのダークマッチにも上がっている。


2001年、WWEの下部組織OVWで経験を積んだ後、2002年6月、Smackdownでカート・アングルのオープンチャレンジに応募したとしてWWEデビュー。その年の11月にワル学博士を自称するラッパーキャラとしてヒールターンすると、ラップで対戦相手をコキおろすマイクパフォーマンスが好評を博して人気となり、翌年にはベビーにフェイスターンし一躍、団体のトップに躍り出る。


当時のシナ人気はすさまじく、特に子供や女性からの人気が高かった。

そのため上層部が子供への悪影響を懸念したものか、一番の売りであったラップによるコキおろしは何時しかしなくなり、コスチュームこそ変わらないもののラッパーキャラは鳴りを潜めていく。何より当人が問題を一切起こさない優等生であるため、上層部に気に入られてプッシュされ続けた上に圧倒的なキッズ層によるグッズ売り上げの都合上ヒールターンすることもなかった。

その状況にコアなプロレスファンは不満を抱くようになる。試合では度々、相手のヒールレスラーが声援されてシナにはブーイングが飛ぶようなことが起こり、また、女性や子供の観客が「Let's Go Cena」と応援する反面、コアなプロレスファンは「Cena Suck!」と声援に続けて罵声を飛ばすようにもなった。それでもヒールターンすること無くトップレスラーとしてプッシュされ続けたことから、罵声の割合は益々大きくなっていった。更には入場曲の「The Time is Now」に合わせて「John Cena Suck~♪」と歌われるようにまでなる。

しかし一方で、その生真面目さゆえにWWEに於けるトップレスラーの地位を絶対的なものにしていったのも事実である。

また、このコアな男性ファンによる罵声も人気を博していたワル学博士時代、いうなればヒールターンを望む声の裏返しでもあり、ごくまれに相手を徹底的にこき下ろしまくるワル学博士キャラを行う際は彼らも圧倒的な声援を送るのが恒例となっている。


2016年1月、肩を負傷し長期欠場、5月に復帰するも、俳優として映画撮影に参加し長期休業することが増えたことから、この頃からRAWにもSmackdown LIVEにも所属しないフリーエージェント扱いとされ試合数も激減している。

ただしトップレスラーとしての集客力は不動であり、重要な大会には未だ欠かせない存在である。

その後『スーサイド・スクワット』のピースメーカーや『ワイルド・スピード』シリーズの主人公ドミニクの弟ジェイコブなど当たり役を手に入れて俳優としても成功。体力的な問題や映画の契約で負傷できないというもあってかプロレスの試合は記念大会やビッグマッチのみになっている。


週刊プロレスでは「ジョンシーナ」になっている。


人物編集

センシティブな作品

日本のアニメが好きで特に北斗の拳のファンだという。また、来日した際にコーヒー牛乳を飲んで好きになり、来日大会中に「コーヒー牛乳、大好き!」と叫んだことがあり、2005年2月のさいたまスーパーアリーナ大会ではDDT高木三四郎「大社長」がサインボードに取り入れた。日本公演時に来た際にはプロレスラーがよく訪れる事で知られる東京の目黒にある『ステーキハウスリベラ』に食べに来た際にオーナーが認めた一流レスラーに送ると言われるリベラのジャンパーを貰って大喜びし、ハウスショーなどで着用していたと言われる。


現在はWWEのスタッフであるレスラーのFUNAKIと仲が良い。

WWEレスラーはマテル社からフィギュアが販売されているが、自身のフィギュアが売られることが決定した際に「団体への貢献を考えれば、FUNAKIのフィギュアも売られて当然」WWEに長年在籍しながらそれまで販売されていなかったFUNAKIのフィギュアを出すようマテル社に頼んだのはシナである。


慈善活動も行っており、メイク・ア・ウィッシュ財団を通じて難病の子供たちの希望を叶える活動をしている。2009年には財団より表彰された。


ラッパーキャラだった時代は野球やバスケなどのユニフォームとキャップを着用し入場してきていた。ヒール時代には地元のボストンの大会時に人気チームボストン・レッドソックスのライバルであるニューヨーク・ヤンキースのユニフォームで現れ大ブーイングを浴びていた。日本での東京ドーム公演時には読売ジャイアンツの王貞治のユニフォームを着てきている。


2010年ウェイド・バレット率いるネクサスと抗争し、ストーリーライン上でWWEを解雇になったことがあるが、解雇中はシナのメキシコの従兄弟ファン・シナ(Juan Cena)を名乗り、普段のコスチュームにレスラーマスクを被ったバレバレの姿でハウスショーに登場していた。


2009年7月に一般女性と結婚したものの、2012年に離婚。

その後、同じWWE所属の双子女性レスラーベラ・ツインズの一人ニッキー・ベラと婚約し、WWEのリアリティー番組「TOTAL DIVAS」で私生活での二人の様子が度々放送されていた。しかし、2018年4月頃に破局したらしい。

ちなみに、ニッキーの姉妹であるブリー・ベラはWWEレスラーダニエル・ブライアンの妻である。


2016年、WWEが中国のPPTVで番組の放送を開始すると記者会見した際、シナは中国語で流暢にスピーチしてみせた。


2017年、WWEアーカイブで「サウスポー・リージョナル・レスリング」という団体の80年代前半のビデオカセットが発見されたという体のパロディー番組で、シナは団体のアナウンサー「ランス・カタマラン」役を演じている。

関連動画編集

「Word Life」 初期の入場曲。


「The Time is Now」 現在の入場曲。

得意技編集

アティテュード・アジャストメント

フィニッシュホールドの一つ。相手を肩に担ぎあげて、ボディスラムのように叩き落す技。以前は「FU(Fuck Youの意)」と呼んだが、放送コードの関係で改名。


STF

フィニッシュホールドの一つ。日本では蝶野正洋の得意技として有名。相手の片足を自らの片足でロックして相手のアゴと首を締め上げる関節技。以前は「STF-U(Shut the Fuck Upの意)」と呼んだが、こちらも放送コードの関係で改名。


ファイブ・ナックル・シャッフル

倒れている相手の顔に自分の顔を近づけて、「You Can't See Me(見えっこねぇ)」として自分の顔の前で掌を左右に振ってから、肩のホコリを払うような仕草の後で、相手の肩に拳を叩き落す技。

ロープに振られてダイビングショルダータックルを2、3発出してプロト・ボム(変型旋回式のバックドロップのような技)でダウンさせこれを放つのがシナの試合のお約束。


余談編集

WWEのレスラーの中でも飛び抜けた怪力の持ち主であり、公式記録体重200kgを誇るビッグ・ショー(並のレスラーではビッグ・ショーを持ち上げることなどほぼ不可能)に加え、109kgのエッジ纏めて担ぎ上げたことがある。

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プロレスラー WWE

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