Finaly…The Rock has come back to pixiv encyclopedia!!
(遂に…ロック様がピクシブ百科事典に帰ってきた!!)
曖昧さ回避
- アメリカのプロレスラー、ドゥエイン・ダグラス・ジョンソンのリングネーム。
- アメリカ・カリフォルニア州のサンフランシスコ湾に浮かぶアルカトラズ島の別名。
- ニコラス・ケイジとショーン・コネリー主演のアメリカの映画。上記のアルカトラズ島を舞台にした作品。→ザ・ロック(映画)
人物
プロレス入り前
ドウェイン・ジョンソン項目を参照。
プロレス入り
プロレス入り後は、父と同じトレーナーのもとで修業を積み、往年の名選手パット・パターソンの推薦を得て、WWE(当時WWF)入団を果たす。
1995年は下部組織でプロデビュー。ちなみにこの頃のギャラは一晩40ドルほど。
1996年にトップ昇格を果たし、祖父と父の名にあやかり「ロッキー・メイヴィア」を名乗っていた。
この頃のキャラは極めて平凡な好青年キャラであったが、あまりにもステレオタイプすぎて、登竜門とも言われるインターコンチネンタル王座のタイトルを戴冠したくらいで、鳴かず飛ばずの状況が続き、上層部よりキャラ変更を打診される。
ちなみに観客から「Rocky Sucks!(ロッキー最低!)」コールを浴びるほどのハズレっぷりに、社長ビンスが「どうしてこうなった」とつぶやいたらしい。
The Rock誕生、そしてスターダムへ
副社長のジム・ロスの提案で「The Rock」(以下ロック様)と改名し、黒人至上主義のユニットチーム「ネイション・オブ・ドミネーション」へ参加。一転ヒール(悪役)として歩みだす。
この頃にリングコスチュームが長年使うことになる黒一色のショートタイツになる。
また試合以外での衣装も悪趣味とも言えるド派手な柄シャツ(ちなみに前全開)に細身のサングラス、エナメルの靴と一歩間違えれば…と言うより紛うコト無きDQN。
口調も俺様キャラ全開&放送コードギリギリのスラング連発と、初期の地味さが嘘のような変貌を遂げた。
だが、このギミックが大ヒットし、当時最年少記録で世界ヘビー級王者を戴冠。
以後、ライバルの"ストーン・コールド"スティーブ・オースチンと共に、口の悪いベビーフェイス(善玉)という全く新しいスタイルを確立。
また、シャープな肉体と端正な顔立ちから、プロレス以外のジャンルでも人気を博し、遂にはハリウッドに進出。映画「ハムナプトラ」シリーズのスピンオフ作品で主演という大役を果たした。
この後長きに渡り俳優業が続き、ゲスト登場は数回あったもののリングから姿を消していたが、2011年に完全復帰を果たす。
正式な試合こそ2011年のPPVサバイバーシリーズでのザ・ミズ&Rトゥルース戦まで行わなかったものの、抜群のトーク力を武器にしたパフォーマンスを度々披露、試合でも健在ぶりを見せつけ、2013年のサバイバーシリーズでは何とCMパンクからWWE王座を奪取、11年ぶりにWWE王者に返り咲いた。
最後はジョン・シナを相手取ったWWE王座戦を最後にプロレス引退を宣言、以降は俳優として活躍する傍ら、散発的にWWEに登場してマイクパフォーマンスをしたり、2020年にはかつての上司ビンスが復活させようとしてコケたXFLをレッドバードキャピタルとともに買収して共同オーナーに就任するなど、ちょくちょくWWEと関わり続けている。
ロック様の妙技を味わえ!!
ロック様と言えば非常に個性的な言動と技の数々。ここにその名台詞と美技の数々を記載する。
名言集
- Finaly…The Rock has come bock to~!!(遂にロック様が~に帰って来た!!)
オードリーの春日で言うところの「トゥース!」に当たる、ロック様渾身の掴みの一発。
波線部分には興業が行われている土地の名前が入り、出身地フロリダでは地名ではなく「Home」と入る。
また2011年に復帰した際にもWWEを「HOME」と呼び、完全復帰を告げている。
- If you smell what The Rock is cookin'!(ロック様の妙技をたっぷりと味わうがよい!!)
マシンガンのようなトークのシメとして高確率で使用。実際に使用する場合にはここまであっさりでは無く、文字で表現するなら…
″If you smeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeellll!!
what The Rock!! Is!! ……………………………cookin'..."
…と壮絶な煽りとタメを挟み込む。ちなみにこのセリフは会場のピープル(アイマスで言うところの愚民に近い)との大合唱になるが、キメの「cookin'」の部分はあまりにもタメが長すぎて中々合わない。と言うか、ロック様が合わせない様にしている。
- Just bring it!!(さぁ、来い!)
2001年頃より愛用し始めたセリフ。前述がバックヤードでのシメならば、こちらはリング上でのマイクアピールのシメ。
この時に取る「右手の手のひらを上に向けて、人差し指から小指を上に向けて動かす」ポーズも印象的。
美技の数々
プロレスでは極めてメジャーすぎる技であるが、ロック様の場合はこの技を繰り出した後に素早くヘッドスプリングで起き上がるのが特徴。一連の動作が美技。
- シャープ・シューター(サソリ固め)
長州力のフェイバリットホールドであり、彼のと比べると腰の落とし方が甘いが、固めた時に浮き出るロック様の筋肉が美技。
- ロック・ボトム(裏投げ)
ロック様の代名詞的技。タックルに行く形で相手の腋下に体を挿し込み、同時に右手で肩と腕をロック、そのまま片手で持ち上げて宙に浮き、全体重を乗せて叩きつける技。
叩きつけるまでの一連の動作が美技。
- ピープルズ・エルボー
ロック様のロック様によるピープルの為のロック様渾身最大の美技。通称「スポーツエンターテイメント界一シビれる技」。
ダウンしている相手に対してロープ間を1往復して、相手の目の前に立ち止まってから肘を落とすのだが、肘打ちそのものよりもそこにいたるまでのプロセスが大切な技である。
ちなみに武藤敬司のフラッシングエルボーをモチーフにしており、この事実は本人も認めている。
余談
TV収録などで繰り広げられるマイクアピールは台本に沿って行っているのだが、ロック様の部分は全てロック様によるアドリブ。
と言うのも、ロック様が喋る部分には一切セリフが書かれていないからだったりする。
アドリブだけであのマシンガントーク・・・皆の王者はやはり格が違った。
関連動画
どの位人気があるかと言うと、上記動画の雄たけびで「If You Smell!!」の部分で大歓声が巻き上がるほど。
関連サイト
英語力に自信のある人は絡んで見ては?