曖昧さ回避
- 有機塩素系の殺虫剤、農薬・・・Dichloro-Diphenyl-Trichloroethane
- プロレスで相手の頭をマットなどに打ち付ける技で、1.に着想。Danger(ous)-Driver-(of)Tenryuは頭文字からの語呂合わせ。
- DDTプロレスリング(日本のプロレス団体で、DramaticDreamTeam)の略称
- 発火、燃焼、爆轟への転移現象。・・・Deflagration to Detonation Transition
- 8ビットパソコン用の主流OSだったCP/Mに同梱されていたデバッガ・・・Dynamic Debugging Tool
- 大阪府大阪市にある「でんでんタウン」の略称・・・Den Den Town
pixiv内投稿イラストの傾向としてはプロレス関連(ネタ含む)イラストがほぼ全てと言っても言いほど多くを占めている。
1.のDDT
ジクロロジフェニルトリクロロエタンという有機塩素系殺虫剤である。
日本では衛生状況の悪い時代にシラミなどの防疫対策として一般児童の頭髪に粉状の薬剤を浴びせる防除風景が有名。
しかし、後に環境下への残留と食物連鎖によって取り込まれ濃縮されることにより神経毒として作用するため、後に第一種特定化学物質に指定され製造と輸入が禁止された。
2.のDDT
正対する相手の頭を片脇に捕らえ、後ろに倒れこんで相手の頭部をマットに叩きつける技である。米プロレスラーのジェイク“ザ・スネーク”ロバーツがそれまでに存在した同種の技を改良して考案した技。技名の由来はロバーツ自身が殺虫剤のDDTから取ったと証言している。が、実はWWF在籍時に相棒としていたニシキヘビのダミアンに因んだ「ダミアンズ・ディナー・タイム(Damien's Dinner Time)」にも掛けている。なお「デンジャラス・ドライバー・オブ・テンリュー」の略とするのは天龍源一郎のインタビューでの発言が元になった誤解である。
3.のDDT
高木三四郎らによって設立されたプロレス団体で、2.の意味も含める。
近年は両国国技館に進出するなど発展著しい。
所属レスラーは「HARASHIMA、飯伏幸太、男色ディーノ、ヨシヒコ(プロレスラー)など
→DDTプロレスリングも参照
4.のDDT
本来火気に触れても爆発しないはずであるTNT(トリニトロトルエン)やRDX(トリメチレントリニトロアミン)などの火薬・爆薬が火気を原因とする爆発事故を起こす原因となる現象。開放環境下ではこれらは火気に触れても燃えていくだけで爆轟にいたらないが、砲弾などの密閉容器内では燃焼による圧力上昇に応じて燃焼速度が指数乗に比例して上がっていくため爆燃に至り、その後衝撃波が発生し最終的に爆轟にいたる。そのため近年は爆弾内部には防爆弁となる部品が装着されており、この現象による爆発事故を防いでいる。
注:ここでいう「爆発事故」とは火薬類や爆薬類が爆轟を起こす事故を指す。
用語
5.のDDT
1970年代に8ビットパソコン用OSとして主流だったCP/M(Control Program for Microcomputer)のデバッガ。DDT⇒殺虫剤⇒虫(バグ)を殺す⇒バグを退治するということで殺虫剤のDDTとひっかけた名称。正式名称はDynamic Debugging Toolであり、ファイル名はDDT.COMとそのままな名称となっている。
6.のDDT
英字表記にして頭文字をとった略称。読んで字のごとくである。