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天龍源一郎

てんりゅうげんいちろう

天龍源一郎(1950年2月2日~)とは日本の元プロレスラー、元大相撲力士(最高位・西前頭筆頭)で現在はタレント(MILLENNIUM PRO所属、エクセリングと業務提携)。本名は嶋田源一郎(しまだ げんいちろう)。
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概要編集

大相撲で活躍後、全日本プロレスに入団。

ジャイアント馬場ジャンボ鶴田に次ぐ「第3の男」として台頭し、鶴田や長州力リック・フレアーといった名選手たちと名勝負を繰り広げる。

その後SWSWWEWAR新日本プロレスWJハッスルと渡り歩きメジャー・インディー問わず数多くのレスラーと対戦。

日本プロレス界に常に風を起こし続け、60を過ぎてもトップレスラーとして闘い続けた生ける伝説である。


別名「ミスター・プロレス」、「風雲昇り龍」など。

得意技はパワーボム、逆水平チョップ、DDT。他に、50代になってから編み出した「53歳(変形垂直落下式ブレーンバスター)」や、やはり50代になってから使い始めた雪崩式フランケンシュタイナーなど。

試合巧者としても知られ「パンチとキックとパワーボムだけで試合を組み立てられる」「ストンピング1発で会場を沸かす」と評価されている。

一方で、WAR時代にはルー・テーズのライバルとして活躍していたルー・キムの必殺技「満州固め(マンチュリアン・クラッチ)」を「WARスペシャル」として使用、隠し技として「裏WARスペシャル」(変形の羽根折り固め)も持っていた。

金本浩二佐藤耕平本間朋晃と並ぶガラガラ声で有名。

声優としてアニメに出た際は台詞のテロップが出るという対処がされていた。

また、“ミスター女子プロレス”として名高い神取忍とガチのシングルマッチをしたこともある。


マット界随一の酒豪としても知られ、様々な酒をアイスペールに注いだ「天龍カクテル」が有名(自分は飲まずに記者などに次々飲ませて潰してしまう)。

藤原喜明との「酒宴」では、果てしなく飲んだ後にヘッドバット合戦を始めたと言う逸話まである。


長らく第一線で活躍し続けていたが、2015年(平成27年)11月15日に現役を引退。

引退試合の対戦相手はオカダ・カズチカ

また、この試合の際に自身の入場曲『サンダーストーム』の作曲者である高中正義がリング上から入場曲を生演奏しているが、天龍と高中はこの日が初対面だったという。


病気編集

現役中の2011年(平成23年)12月に腰部脊柱管狭窄症の為手術を行い、初の長期欠場となった。2度の手術及びリハビリを行い、1年後の2012年(平成24年)12月29日に復帰している。


引退後の2019年(平成31年)4月には小脳梗塞2021年(令和3年)3月19日には鬱血性心不全の為それぞれ入院。


2022年(令和4年)9月2日には現役時代からの影響で広範囲の頸髄損傷により突然死のリスクが高まった事から入院した事をホームページで明らかにした。一時帰宅が認められる等回復傾向にあったものの、翌2023年(令和5年)2月11日敗血症性ショックの為緊急手術を行った。6月22日に退院。


余談編集

身近な人々の死編集

2022年6月24日に現役時代にフロントやマネージャーを務め、長年連れ添った妻がの為死去した。

更に9月30日には墨田区立両国中学校時代の同級生で、大のプロレスファンとして知られた親友の落語家6代目三遊亭円楽が肺癌の為死去。その翌日の10月1日にはプロレスの大先輩で何度も対戦経験があったアントニオ猪木が心不全の為死去した。

身近な人を次々と失った天龍は後に「ショックだった」とインタビューで語っている。特に円楽と猪木の死は2022年からの闘病生活中の出来事だった為、自身の病状も相まって自分が死の淵にある事を感じていたという。但し猪木がYouTubeで最後の最後まで病と闘う姿を公開しているのを見て、「支えになった」「自分も何かしなければ、と感じた」と別のインタビューで語っている。



艦これ編集

最近のpixivでは、名前繋がりとある艦娘の耳当て?を付けているイラストがちらほら見られる。

天龍


ポケモン編集

何故かポケモンを特集する番組『ポケモンゲットTV』に少しだけ出演して以来、彼の名前がやたらと上げられる。


龍が如く編集

セガの代表作『龍が如く』シリーズの『龍が如く極2』に声優として出演。同シリーズの主要な舞台である東京・神室町(モデルは新宿歌舞伎町)で主人公達と敵対する勢力のボス役(本人役)を務めた。同作では「レジェンドレスラー」として長州、藤波辰爾武藤敬司蝶野正洋も出演している。

なお長州や藤波と共に滑舌の悪さで有名でありそれを逆手に取った会話イベントが用意されているが、イベント開始前には会話の難易度選択が可能であり、イベントの内容も相まってプレイヤーを爆笑と混乱の渦に巻き込んだ。

しかし付人によると、収録時の天龍は年に数日ある滑舌が絶好調の日であり、本人も練習して臨んだ為意外と聞き取りやすかったりする。


外部リンク編集

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