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解説編集

詳しい説明は頭突きの項を参照していただくとして、ここではプロレス技としてのそれに限定して記述する。


頭突き攻撃をルールで禁止している格闘技も多いがプロレスでは認められており(一時期のUWFのように反則としていた団体もあったが)、多くの選手がこの技を何らかの形で使う。

石頭な人間の方が有利、ということなのか、まだ会社員時代(=新日本プロレス入門前)の藤原喜明のように自らパイプ椅子などで頭をガンガンと殴りプロレスラーになるための鍛錬に励んでいた例もある(良いコは絶対マネしないように!)


主な攻撃法としては、以下のパターンがある。

  • スタンディング式:もっともよくある形。正面から向かい合った形での我慢比べ的な展開で、水平チョップエルボーバットなどと並びこれのお互い連発シバキ合い勝負が様式美化したりする。アントニオ猪木は異種格闘技戦等でこれを有効活用していたことで有名。自分の身を屈めて相手の下腹部(胃袋)へブチ込む場合もある(ストマックヘッドバット)。
  • 一本足頭突き(フラミンゴヘッドバット):片足を振り上げ反動をつけて強く放つ。「原爆頭突き」とも呼ばれた大木金太郎の代名詞技。頭の固さ如何にもよるが、大抵の場合相手はこれ一発でふっ飛んだ。
  • ジャンピングヘッドバット:両者スタンディング状態から自分がジャンプしてこれを放つとこう呼ばれる。これだと頭部の急所である脳天を狙いやすい。ボボ・ブラジルのココバット(椰子の実割り頭突き)が有名。
  • ダイビングヘッドバット:こちらはダウンしている相手に、自分がコーナーポスト最上段から飛び降りるなどして落差をつけてお見舞いする。ハーリー・レイス大熊元司本間朋晃の「こけし」など。かつてのダイナマイト・キッドや(それを真似た)初代タイガーマスクなどは「そこまで距離とらなくてもいいんじゃ?」という長さを華麗に飛んでいた。
  • フライングヘッドバット:自分がロケットのように横方向へ飛んで突っ込むパターン。これまた本間の「こけしロケット」など。ルチャリブレ等でお馴染みトペ・スイシーダ藤波辰爾のドラゴンロケット)も、広義ではこれに類する(頭からマトモに飛び込んでいる姿はほとんど見ないが、本来はそれが正しい形とされる。和訳通りの自殺に等しい危険行為だが)。
  • 凶器ヘッドバット:マスクマンが自分の覆面の中に金属物などの凶器を仕込み、それで相手を攻撃する。昭和期の外人悪役覆面レスラーのお約束行為だったが、勿論明らかなる反則。

但し(「頭突き」の項で解説されている通り)威力も強いが自分に返ってくるダメージも相当なもので、晩年の大木のように現役時代のこの技の乱発が原因で深刻な障害が残り悲惨なことになった例もある。よって、


くれぐれも警告!編集


素人はお遊びでも絶対に真似をしてはいけません!!


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頭突き プロレス技 諸刃の剣

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