概要
瞬く間にプロレス界は勿論、アニメやゲームにまで伝播する人気技となった。
片膝立ちした相手の脚などを踏み台にして仕掛ける、飛び膝蹴りの一種。
相手を踏み台にして攻撃を仕掛けるという今までにない独創性豊かな技であるため、多くのレスラーによって使われている。
また、派生技も多く誕生し、片膝立ちの相手を踏み台にしての技をシャイニング式、シャイニング系と呼ぶようになるまでになった。
名前が似ているからといって指輪の魔法使いの必殺技ではない。
なお武藤が開発した初期のシャイニングウィザードは、正面から膝頭で相手の顔面をカチ上げにいくフォームだったが、相手(及び自分の膝)の怪我やプロレス的な見栄えの良さを考慮した末、現在ポピュラーである外側から膝横~膝裏で顔面を捉えるフォームに遷移している。
主な使用者
- 武藤敬司
- 生みの親。フィニッシング・ホールドとして愛用。
- 蝶野正洋
- 「シャイニング・ケンカキック」の開発者にして第一人者。様々なバリエーションが開発されている。
- 清宮海斗
- 武藤敬司から初勝利を挙げた後に本人から正式に継承。その後相手の頭部を掴んで横から蹴り上げるオリジナルの「変形シャイニング・ウィザード」を開発した。
- 毛利蘭 (名探偵コナン)
- とある事件で、コナンを助けるために殺人犯である現役プロレスラーに対して使用。
- ミッシェル・K・デイヴス (テラフォーマーズ)
- 沢近愛理 (スクールランブル)
- 播磨拳児に対して制裁時に使用。
- キング (鉄拳)
- 一定距離走るか素早いコマンド操作を必要とするが、強力な起き攻めを展開できる優秀な投げ技。
- アーマーキング (鉄拳)
- 「シャイニングケンカキック」を使用。投げっぱなし系かつ自分もダウンしてしまうため起き攻めに繋がらない欠点が目立つが、後の調整でダメージが上がった
- クラーク・スティル (KOF)
- しゃがみ状態の相手にヒットする移動投げ。
- ウルフ・ホークフィールド (バーチャファイター)
- 返し技「ローパンチ・カット」からの派生技。
- ビルドバーニングガンダム (ガンダムビルドファイターズトライ)
- 第7話にて、デスティニーガンダムを相手に「閃光魔術蹴り」という名称で使用。
- ミート君(キン肉マンⅡ世)
- キン肉万太郎への制裁に初期型シャイニングウィザードを使用したことがある。
- ネメシス(キン肉マン)
- ファナティックに使用した。
関連イラスト
余談
関連性は不明だが、jubeatにコレを曲名にした楽曲が収録されている。
作曲者は96