概要
プロレスの投げ技。前方から相手に跳び付き、相手の頭部を自身の両太腿ではさんだままバック宙をする要領で回転しマットに頭部を叩きつける。
考案者はアメリカのプロレスラースコット・スタイナー。
日本では獣神サンダー・ライガーが雪崩式フランケンシュタイナーを初披露して以来、ジュニアヘビー級の選手を中心に使い手が増えた他、CAPCOM発売の格闘ゲーム『ストリートファイター』シリーズの登場人物キャミィが使用することで有名。
pixivでは、前述のキャミィの影響か女性キャラクターが男性にこの技をかけているイラストが多い。
派生技
雪崩式フランケンシュタイナー…コーナートップに座らせた相手にフランケンシュタイナーを仕掛ける。原型よりも仕掛けやすいという特徴から、現実ではこちらの方が使い手が多い。
リバースフランケンシュタイナー…相手の後方からフランケンシュタイナーを仕掛ける。受け身が取りづらく危険。
関連イラスト
混同されやすい技
正面から相手の頭部を太腿で挟み後方に反転するところまでは同じだが、フランケンシュタイナーはそのまま相手の頭をマットに突き刺す「ドライバー系」の投げ技なのに対し、ウラカン・ラナは相手を前転させて丸め込み、エビ固めの体勢でフォールを狙う技である。
- ヘッドシザーズ・ホイップ
太腿で相手の頭部を挟むフランケンシュタイナーに対し、ふくらはぎ～足首付近で挟んで投げる。（フランケンシュタイナー自体が、ヘッドシザーズ・ホイップの中の1バリエーションと言うこともできる。）熟練のレスラーならば、投げた後に自らはマットに膝をつかず着地することも可能。
