「マックランダ～！」
概要
『キミとアイドルプリキュア♪』に登場するチョッキリ団が使役する所謂「今週の怪物」枠。鋏のような紫色のサングラスと、リーゼントヘアが特徴。
チョッキリ団の団員がキラキラを奪われた対象者を水晶のような物に閉じ込め、それを核に生み出される。出現時には辺りの空が暗くなり、プリルンが身震いすることで存在を感知する。
「マックランダ～！」としか鳴かず、チョッキリ団の指示に従い、破顔の限りを尽くす。
核となった人間を閉じ込めた水晶はマックランダーの体内の奥深くに取り込まれる。体内は外からの光が一切届かない暗黒の空間として表現される。
しかしプリキュアの打撃技を受け続けると、体内の水晶核に外からの光が届くようになる（体のあちこちに細かいヒビが入るのだろうか）
その状態になると、体内にいる人間に対して歌を聞かせることができるようになり、浄化技をぶつけることが可能になる。
浄化のプロセスはマックランダーを亜空間のライブステージに閉じ込め、最高のパフォーマンスをマックランダーとその体内に閉じ込められた人間に聞かせるというもの。
歌の最後にファンサを決めると光の柱がマックランダーを包み込む。マックランダーは体内の人間と共に「キラッキラッタ～…」と言葉を発して消滅、体内にいた人間は水晶核から解放される（当然ながら破壊されたビルや道路、インフラが整った公共物は前作や前々作と同様元に戻る）。
なお、現時点ではチョッキリ団がマックランダーを使役する意図がはっきりしていない。
この怪物はプリキュアと戦うことを目的に召喚されるわけではない一方で、マックランダーが暴れると世界に闇が広まるみたいな説明も作中ではされていない。
また、マックランダーを召喚したチョッキリ団の団員は、プリキュアが現れるまではマックランダーに何か具体的な指示を出す事は少なく、ただ漠然と暴れ回らせて破壊を無差別に引き起こしている。
ただし、プリキュアが現場に現れてからはその排除のために的確な指示を出し、マックランダーも指示を正確に理解して動く。
各話のマックランダー
| 登場話 | 素体 | モチーフ | 外見 | 召喚者 | 概要 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 小宮絵真 | 漫画本/筆 |  | カッティー | 筆を振り回したり、筆の根本からペン先型のミサイルを打ち出して攻撃する。 | 最初のマックランダー。キュアアイドルの初陣の相手。 |
| 2 | 東中みこと | 推しうちわ |  | 〃 | ペンライトから強力なビームを射出する。 | |
| 3 | 咲良はもり | ピアノ(アップライトピアノ) |  | ザックリー | 音符で敵を攻撃する。#のマークを複数出現させ、檻のように使うことも可能。 | キュアウインクの初陣の相手 |
| 4 | 喫茶店の客 | クリームソーダ | カッティー | 溶解液やチェリー型の爆弾を放つ。溶解液は強力で、金属や通常の酸が効かないガラスさえ一瞬で溶かしてしまう。 |
余談
名前の由来は「真っ暗だ」と「(目が)眩んだ」だと思われるが、アイドルテーマということもあり、「枕営業」とも掛かっているのでは？という声もある。
人間を素体とする怪物は『ヒーリングっど♥プリキュア』のギガビョーゲン以来5年ぶりだが、第1話から登場する怪物に限定した場合は『HUGっと!プリキュア』のオシマイダー以来7年ぶりとなる。
演者について
矢野正明氏はプリキュアシリーズ初出演で、ニチアサ全体では『魔進戦隊キラメイジャー』のキョウリョクセッチャクザイ邪面以来5年ぶりの出演となる。
関連タグ
デザトリアン、ジコチュー、サイアーク、ゼツボーグ、オシマイダー、ノットリガー、ギガビョーゲン：マックランダーと同じく人間を媒体にして生み出すプリキュアシリーズの敵。なおデザトリアンは素体にされた人間が水晶の中に閉じ込められる点が共通しており、サイアークはバイザーのデザインがよく似ている。
歴代プリキュアの怪物枠
