本間朋晃
ほんまともあき
アニマル浜口ジムを経て1997年に大日本プロレスでプロレスデビュー。その後全日本プロレスを経て現在は新日本プロレス所属。フリーランスとなっていた時期もあった。
得意技は、コーナーポストの頂点に立ち、直立姿勢で首を少し傾げた体勢から、相手を威嚇しつつ放つダイビングヘッドバット「こけし」。他にも、リング上で助走をつけて放つダウン追撃技の「小こけし」、場外の相手に向かって放つ大技の「大こけし」、その名の通りリング上でロケットのように突撃する「こけしロケット」といった派生技もある。
ちなみに、この『こけし』の由来は、観覧していた子供に『こけしみたい』と言われたことと、それを聞いた真壁刀義の『山形出身だから、こけしでいいんじゃない?』という発言を受けて生まれたもの。現在は彼自身を表す代名詞となっており、彼を応援するコールも『本間』ではなく『こけし』である程に浸透している。TVのプロレス番組で紹介されるときの二つ名も『みんなのこけし』。
声帯が潰れてしまった為、普通の会話を聞き取ることすら困難なほどのハスキーボイス。この『聞き取りにくい声』に関しては、明るく優しく人懐っこく礼儀正しい彼の性格も相まって、みんなからイジられ、愛されている。TVなどのメディアでもネタにされており、たびたびTV出演する機会がある。
2017年3月に試合中の事故で「中心性頚椎損傷」の重症を負い、一時は四肢麻痺状態となったが手術を受け回復。8月の退院を機に2016年より交際し始め、彼の入院中も献身的なサポートをし続けていた一般女性と結婚した。ちなみに、プロポーズは彼が復帰を宣言したリングの上で公開プロポーズという形で行われ、リングの上で号泣しながら抱きしめ合う2人に対して、会場が感動の拍手に包まれた。
真壁刀義とは、かつて存在したヒールユニット「GBH」以来の付き合い。
当初頼りない後輩と見なされていた本間は、真壁には厳しく叱責されることも多かったとのことだが、「彼のおかげで新日本に自分の居場所がある」という思いも強く持っており、以来何があっても真壁のパートナーとして寄り添い続けている。
このため、真壁も上記の欠場期間中には、「忘れられないようにするには、俺達が本間の居場所を作ってやらなければならない」と発言し、長らく本間について言及を続けていた。