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タイガーマスクW

たいがーますくだぶる

タイガーマスクWとは、漫画「タイガーマスク」の派生作品であるアニメ。
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「最強の虎は 俺かお前か」

概要編集

2016年10月から放送されたTVアニメ番組で東映アニメーション制作による「タイガーマスク」のオリジナルアニメ派生作品。

プロデューサーはギャルマト・ボグダン、シリーズディレクターは小村敏明

シリーズ構成千葉克彦、キャラクターデザインは香川久、アクション作画監督に羽山淳一。主題歌を湘南乃風が担当。

新日本プロレスの協力により実在のプロレスラー達もキャラとして登場する(但しCVは真壁刀義飯伏幸太以外は本人ではなく本職の声優である)。


タイガーマスクは原作とアニメで初代タイガーマスクに関する結末が異なる。前者の続編がタイガーマスク二世で、本作は後者から半世紀近く経過した続編という扱いになっている。


本作では史上初めて、主人公となる「タイガー」が二人存在するという、ダブル主人公制を採用。

一人はかつてのタイガーの意志を継ぐ「光の虎」として、一人は虎の穴を内側から破らんとする「闇の虎」として、2つの視点を行き来するドラマが展開された。この2人がそれぞれのタイガーになる際に誘いをかけた人物は新旧の「イエローデビル」と言う共通点があった(一方は昔のタイガーをよく知る、かつてイエローデビルだった人物が、もう一方は現役のイエローデビルからそれぞれ直接誘いを受けている)。


作風としては、虎の穴との壮絶な死闘を描く傍ら、ときにはコメディタッチなエピソードも含めて、女子プロや路上プロレスなど様々な側面からプロレスを描くサブシナリオを展開。全盛期の巻き返しを図るプロレスの魅力を、改めて視聴者にアピールする内容になっている。


放送局はテレビ朝日系列(24)局。テレビ朝日での放送枠はワールドプロレスリングの1個前の枠(土曜深夜2時45分~)となり、タイガーマスクWの後にリアルのプロレスを楽しめると言うプログラム編成となっている。なお、放送する系列局の大部分でも、テレビ朝日と同じ編成か、ワールドプロレスリングと放送順を差し替える(先にワールドプロレスリングを放送)編成を取っている。

余談だが、(キー局・テレビ朝日含めた)ネット局数24は、テレ朝深夜アニメ史上最多である。そしてこの数字は2020年秋の改編でネット局を増加させたNUMAnimationや、同じ時期に設定されたANiMAZiNG!!! にも引き継がれている。


また、現実の新日本プロレスのリングには、本作とのコラボレスラーとしてのタイガーマスクWが登場。番組内の対戦カードを再現する他、オカダ・カズチカとも対戦するなどして、存在感をアピールした。

このタイガーは至上初めて、アニメ本編と同じデザインのマスクを着用していることをウリにしていたのだが……後に鼻先の突き出た形状が、安定性を欠いているという欠点が発覚

特にタイガー・ザ・ダークとの試合では、敵味方共に鼻ポジを直しながら戦い続けるという、シュールな光景が展開されることになった。後のタイガーマスク(4代目)とのタッグマッチ以降は、従来の口元が開いた形状に変更されている。

なお、ネットでの乳首照合により速攻で中の人がバレてしまったそうである。


あらすじ編集

かつて猛威を振るった悪役レスラー養成機関「虎の穴」はアメリカのプロレス団体「GWM」を隠れ蓑に密かに復活していた。

GWM=虎の穴の魔の手が日本に伸び、レスラーやプロレス団体が潰され始めた最中、二人の「タイガーマスク」が運命の渦に立ち向かう。


メインキャラクター編集

二人の「虎」


ナオト・タクマの関係者


GWM(グローバル・レスリング・モノポリー)


男性レスラー


四天王

新生虎の穴出身のレスラー中、虎のマスクをかぶり(フルネームに)「タイガー」の名を有する4名.

初代アニメに登場した虎の穴のボスでもあった「タイガー・ザ・グレート」と幹部レスラー「虎の穴の三人の支配者」の同名レスラーのリメイクレスラー。(内二名はその親族。)

※3年前に姿を眩ましたイエローデビルが正体。真の出自は、初代タイガー最後の刺客として登場し当時の虎の穴のボスでもあったタイガー・ザ・グレートの孫。

※フルネームは「ビッグタイガー・ザ・セカンド」で、「虎の穴の三人の支配者」の一人・ビッグタイガーの息子。


ディーバ(女子レスラー)



新日本プロレスの実在選手達


その他のレスラー


編集者・アナウンサー・レフリー

  • 来間ヒカリ CV:橘田いずみ ※月刊プロレスニュース編集者、最終話では解説も務めている。
  • 日本アナウンサー CV:島田敏 ※新日の試合を中心に登場。
  • 米国アナウンサー CV:乃村健次 ※GWMの試合を中心に登場。GWMニュースのアナウンサーも務めている。
  • アカプルコ市アナウンサー CV:今井浩平
  • オクラホマ州アナウンサー CV:服部想之介
  • レフリー(日本)CV:平井啓二 ※新日の試合を中心に登場。
  • レフリー(米国)CV:落合福嗣 ※GWMの試合を中心に登場。


タグに関する注意編集

タイガーマスクWであり、決してタイガーマスクwではない。大文字と小文字は区別されない仕様となっている為、どちらでも大百科としてはこちらにつながるので変わりはないのだが……。


余談編集

前述の通りほぼ全国の系列局で放送されているのだが、ABCテレビの日曜深夜枠はスポーツ中継などで非常に枠が潰されやすく、3クールアニメでありながら大都市圏である関西だけが3ヶ月遅れで丸一年かけて放送している。

これは2017年2月~3月にかけて1ヶ月放送がなかったことに起因しており、このために7月中旬から始まる高校野球などの影響を受けてそこから9月中旬までに1度しか放送機会がなかったためこのようなことになっている。

枠の食い合いになるため2話連続放送も滅多にできないほか、スポーツ中継で土曜深夜の枠を潰されたRe:CREATORSが飛んできて潰すといったことまで起きている。

ちなみにワールドプロレスリングの前番組はタモリ倶楽部なのだが、長寿番組であるにもかかわらずこちらも5ヶ月遅れと相当に遅れており、いかにこの枠が恵まれていないかが窺える。


この作品が放送終了した後、テレビ朝日と東映アニメーションのタッグによるアニメ作品は3年半に渡り途絶えている。本作自体も前回の『ワールドトリガー』から半年開けての放送であり、それ以前にも何回かブランクはあったが、本作終了後は『ワールドトリガー』の第2期が2021年1月放送開始が決定するまで、2社始まって以来最長のブランクとなる。ブランク期間中の2019年5月1日に元号が令和になったため、この2社制作による平成最後のテレビアニメになった。


また、オカダと森田の様に出演者にプロレスラー・格闘家と接点のある人物が多い。


  • 山口勝平

平直行(OVA版『グラップラー刃牙』で共演。平はプロレスにも参戦経験のある総合格闘家で範馬刃牙のモデル。)

  • 乃村健次、高塚正也

橋本真也(故人、元新日。1作目のTV版『グラップラー刃牙』で共演。)

  • 池澤春菜

武藤敬司(元新日。池澤が武藤の大ファンでラジオで共演も果たした。

  • 落合福嗣

ジャイアント落合(故人、従兄弟でプロレスにも参戦経験のある総合格闘家。)

因みに父・落合博満の高校の同級生に、国際プロレス出身で新日にも上がったことがあるアポロ菅原がいる。

  • 柴田秀勝

菊タロー(新日にも上がったことのあるフリーの選手。柴田が代表取締役会長を務める「RME株式会社」所属声優でもある。)


また声優兼プロレスラーも実在するが…流石に出演は実現しなかった。なお、テレビ朝日は、女子プロレスを題材としたドラマ『豆腐プロレス』を放送していただけに、こちらであれば・・・実写だから無理か。


第6話「アイドルxヒール」では生ハムと焼うどん(本人)が登場している。これは別番組での企画で「タイガーマスクWのキャラクターになれる権」の獲得により実現したもの。しかも、その回の演出を手掛けたのは初代他及び二世でもスタッフとして参加した勝間田具治だったりする。


関連動画編集


関連タグ編集

タイガーマスク プロレス


仮面ライダーW 宇崎ちゃんは遊びたい!ω…「W」の名の付く作品繋がり、仮面ライダーは東映つながりもある。


外部リンク編集

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